2024年10月08日
新潟県立歴史博物館友の会は2005年に、新潟県中越大震災復興支援展覧会「震度7 それでもわが大地を愛す」を開催しました。その展覧会の開催に当たり、画家・原田泰治さんの「いつでも復興のために使えるように」という気持ちとともに、作品の高精細複製画(ピエゾグラフ)14点が諏訪市より新潟県に寄贈され、展示終了後もさまざまな機会に活用されてきました。
震災20年の節目に、これらの高精細複製画や、山古志を撮影し続けてきた写真家・片桐恒平さんの作品を改めて紹介し、これまでの歩みと未来について考えます。
期間中、同会場にて第5回kid’s 考古学新聞コンクールで入賞した子どもたちの作品を紹介する「kid’s 考古学新聞コンクール全国巡回展」および小・中学生の歴史に関する研究の成果を展示する「キッズ歴史研究作品展」を開催します。
【新潟県立歴史博物館友の会主催展覧会
「新潟県中越大震災20年―それでもわが大地を愛し続ける―」概要】
◆会 期 2024年12月3日(火)~2025年1月13日(月・祝)
◆主 催 新潟県立歴史博物館友の会
◆共 催 新潟県立歴史博物館
◆時 間 9:30~17:00
◆会 場 新潟県立歴史博物館 企画展示室
(新潟県長岡市関原町1-2247-2)
※同会場にて「kid’s 考古学新聞コンクール全国巡回展」も開催します
◆休館日 月曜日(ただし1/13は開館)、12/28~1/3
◆観覧料 無料
(常設展を観覧する場合は、観覧料が必要です。)
◆お問い合わせ
TEL:0258-47-6141 FAX:0258-47-6136
E-mail:rekitomo2014@yahoo.co.jp(友の会事務局)
2024年10月01日
新潟県民俗学会旧蔵民具コレクションは、県民俗学会二代会長の山口賢俊が中心となって収集整理したものです。山口は「生活の証拠品が民具である」と語り、民具の重要性を発信しつづけました。
『高志路』(現、新潟県民俗学会誌)が創刊90年となる本年に、山口の調査ノート・スケッチとともに民具コレクションを紹介し、それらが博物館に収蔵される意義を考えます。
◆ 会 期 2025年2月8日(土)〜3月23日(日)
◆ 時 間 9:30~17:00(券売は16:30まで)
◆ 場 所 新潟県立歴史博物館 企画展示室
新潟県長岡市関原町1-2247-2
TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136
◆ 休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日)
◆ 観覧料 常設展観覧料でご覧いただけます(一般520円、高校・大学生200円、中学生以下無料)
◆ 協 力 新潟市北区郷土博物館、新潟県民俗学会、新潟県民具学会
◆ 関連講座「山口賢俊と民具コレクション」
日時:2025年3月8日(土)13:30~15:00
講師:三国 信一(当館研究員)
会場:当館研修室(定員50名)
聴講無料、要事前申込(0258‐47‐6135)
2024年06月10日
新潟県には、縄文時代~古墳時代に広域で珍重されたアクセサリー素材であるヒスイが糸魚川に、碧玉が佐渡に、その産地が存在します。本展は令和4年に新潟県の石に指定された翡翠(ヒスイ)のみならず碧玉を加え、珠玉の国と言える新潟県の遺跡出土品を紹介します。
また、縄文時代から全国各地へと広がっていた新潟県の産品のルーツと広がりを知ってもらう試みとして、中央日本4県令和6年度山の洲文化財交流事業の一環で静岡県、山梨県、長野県のようすを示し、先史時代の交流について考えます。
◆ 会 期 2024年9月14日(土)~11月10日(日)
◆ 時 間 9:30~17:00
(観覧券の販売は16:30まで)
◆ 場 所 新潟県立歴史博物館 企画展示室
(新潟県長岡市関原町1-2247-2)
TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136
◆ 休館日 月曜日(月曜が祝休日の場合は翌日)
◆ 観覧料 常設展観覧料でご覧いただけます。
〔一般520円(410円)、高校・大学生200円(160円)、中学生以下無料〕
※( )は20名様以上の団体料金
※ キャッシュレス決済も可能です
◆ 主 催 静岡県、山梨県、長野県、新潟県(中央日本4県)
【関連イベント】
〇シンポジウム「珠玉の国 新潟 ヒスイ,青玉,赤玉,」
日時:9月16日(月・祝)13:00~16:50 ※受付開始12:30
内容:
・基調講演「ヒスイから見た縄文世界と地域交流」栗島 義明 氏(明治大学黒耀石研究センター)
・静岡県、山梨県、長野県、新潟県による報告
・パネルディスカッション
場所:新潟日報メディアシップ2F日報ホール(新潟市中央区万代3-1-1)
定員:先着200名
聴講無料、要事前申込(電話・メール・FAXで歴史博物館講座係まで)
講師:橋詰 潤(当館研究員)
内容:新潟県には国石や県の石になっているヒスイ、日本三大銘石の1つともされる佐渡の赤玉石など美しい石があります。今回はこうした石でつくられたアクセサリーについて紹介します。
場所:当館研修室
定員:50名
聴講無料、要事前申込(電話・メール・FAXで歴史博物館講座係まで)
〇記念講演会「縄文社会における装身具」
日時:10月20日(日)13:30~15:00
講師:高橋 龍三郎 氏(早稲田大学名誉教授・山梨県立考古博物館長)
内容:縄文時代の数々の装身具を通して、それを身につけていた人
たちの社会的地位を考察し、複雑に発達した縄文社会につい
てお話します。
場所:当館講堂
定員:先着150名
聴講無料、要事前申込(電話・メール・FAXで歴史博物館講座係まで)
〔申し込み方法〕
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。
〔申し込み先〕
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2
TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp
日時:9月29日(日)13:00~13:30
講師:田中 真理 氏(見附市まちづくり課学芸員)
内容:県内最大のヒスイ大珠が見つかっている耳取遺跡。みんなに知られていない国史跡耳取遺跡のすごさを解説します。
場所:企画展示室
料金:常設展観覧料(一般520円、高校・大学生200円、中学生以下無料) ※「珠玉の国 新潟」展は常設展観覧料でご覧いただけます。
事前申込不要(ご希望の方は企画展示室前にお集まり下さい)
【体験プログラム】
〇「縄文時代の飾り―ヒスイの大珠(たいしゅ)―を作ろう」
ヒスイってどんな色?オーブン粘土をまぜながらヒスイの色を再現し、縄文時代の大きな飾りである大珠(たいしゅ)を作ります。
期日:9月15日(日)・9月22日(日)・9月29日(日)・10月6日(日)
時間:13:30~15:30(受付終了は15:00)
場所:常設展示室内体験コーナー
当日受付、参加無料(観覧券が必要)
混雑時はお待ちいただく場合があります
滑石(かっせき)というやわらかい石をけずってまが玉を作り、管玉(くだたま)に見たてたストローで飾ってネックレスを作ります。
※所要時間は60分程度です。
期日:10月13日(日)、20日(日)、27日(日)
時間:13:30~16:00(受付終了は15:00)
場所:常設展示室内体験コーナー
当日受付、参加無料(観覧券が必要)
混雑時はお待ちいただく場合があります
熱すると固くなるオーブン粘土で土器などのミニチュアを作り、専用の道具を転がして縄のもよう(縄文)をつけます。
※所要時間は40~50分程度です。
期日:11月3日(日)・11月10日(日)
時間:13:30~15:30(受付終了は15:00)
場所:常設展示室内体験コーナー
当日受付、参加無料(観覧券が必要)
混雑時はお待ちいただく場合があります
【「珠玉の国 新潟」展 関連企画】
「珠玉の国 新潟 ヒスイ,青玉,赤玉」展は写真撮影OKです!
撮影した写真に「#珠玉の国 新潟」または「#新潟県立歴史博物館」をつけてSNSに投稿して下さい。
投稿画面を受付スタッフ提示すると、オリジナルグッズをどれか1つプレゼントします。
「『S,,,TONES(ストーンズ)』推し石アワード」の自分のメッセージを撮って投稿してもOKです。
企画展示室出口に11枚の「S,,,TONES(ストーンズ)」の写真&プロフィールがあります。
その中から推し石を選び
A ハート形のふせん(ピンク)に「推しメッセージ」(ここが推せる!)を書いて貼る。
B 吹き出し形のふせん(黄色)に「推し石で一言」(言いそうな一言)を書いて貼る。
A かB(両方でも可)に参加してください。
当館の学芸員が選んだ「素敵なメッセージ」または「おもしろい一言」は、当館のSNSでも紹介させていただきます。
※「S,,,TONES(ストーンズ)」のプロフィールはちょっと擬人化が入っていますが、学芸員H&Mの妄想です。
【「珠玉の国 新潟」展 関連図書コーナー設置図書館】
山の洲文化財交流事業「珠玉の国 新潟 ヒスイ,青玉,赤玉,」展の開催にあわせ、県内の図書館様から関連書籍コーナーの設置にご協力をいただけることとなりました。このコーナー設置が皆様のお住まいの地域の図書館に足を運んでいただくきっかけとなれば幸いです。
2024年05月20日
待ち望まれていた「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録が、先日ついに決定しました。
佐渡は、離島として、かつては一島一国で独特の歴史を紡いできました。同じ新潟県といっても、本州側とは異なる文化を持っています。
本展では、佐渡の歴史や人々の暮らしについて、考古学、歴史学、民俗学など多様な視点から紹介します。
◆ 会 期 2024年7月13日(土)~8月25日(日)
◆ 時 間 9:30~17:00
(観覧券の販売は16:30まで)
◆ 場 所 新潟県立歴史博物館 企画展示室
(新潟県長岡市関原町1-2247-2)
TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136
◆ 休館日 月曜日(ただし7/15・8/12は開館)、7/16(火)
◆ 観覧料 一般840円(670円)、高校・大学生600円(480円)、中学生以下無料
※( )は20名様以上の団体料金
※ キャッシュレス決済可
※ 企画展観覧料で常設展示も観覧可(企画展観覧日当日のみ)
【展示構成】
第一章 先史時代の佐渡島
第二章 佐渡島のあゆみ
第三章 佐渡島に流された人びと
第四章 佐渡島の金山
第五章 佐渡島と日本海交流
第六章 佐渡島の磯漁とイカ漁
第七章 佐渡島の芸能
第八章 佐渡島の美術工芸
※期間中展示替えがあります
【学芸員によるギャラリートーク(見どころ解説)】
展覧会全体ではなく、各章の解説を中心としたワンポイント的な解説です。
7月13日(土)、7月14日(日)、8月4日(日)、8月17日(土)、8月24日(土)、8月25日(日)
1回目 11:00~ 2回目14:00~(各回30分程度です)
事前申し込み不要、ご希望の方は企画展示室入口にお集まり下さい。
※変更がある場合もありますので、随時HPにて確認してください。
「大・佐渡島」佐渡の歴史や人々の暮らしについて、考古学、歴史学、民俗学など多様な視点から紹介。(125ページ)
発行:2024年7月12日
定価:1,100円
当館受付またはミュージアムショップicoroにて販売中。
郵送での販売でも購入できます(郵送での販売についてはこちら)。
【新潟中央高校 鈴かけ新聞部作成「鈴かけ特報」】
新潟中央高校の鈴かけ新聞部の皆さんが、7月12日に行われた「大・佐渡島」展の開場式&内覧会を取材し、新聞「鈴かけ特報」を作成してくれました。
企画展示室出口にありますので、ご自由にお取り下さい。高校生の素敵な感性で、「大・佐渡島」展や新潟県立歴史博物館を紹介してくれています。
鈴かけ特報「大・佐渡島」展特集号はこちらからもご覧いただけます
【関連イベント】
〇佐渡文弥人形上演会
期日 2024年7月21日(日)
時間・演目
第一部 10:30~12:00「盛久(もりひさ) 一段目」
第二部 13:30~15:00「曾我会稽山(そがかいけいさん) 四段目 仇討ち/三人戦の場」
(開場は30分前)
出演 真明座(佐渡市真野地区)
会場 新潟県立歴史博物館 講堂
定員 各回先着150名(要事前申込・自由席)
料金 無料
第一部(午前の部)と第二部(午後の部)では内容が異なりますので、それぞれお申し込み下さい。
過去の上演会の様子
期日 2024年8月10日(土)
時間 13:30~15:00
講師 浅井 勝利(当館研究員)
会場 新潟県立歴史博物館 研修室
定員 50名(要事前申込)
料金 無料
令和6年度 新潟県立歴史博物館 前期講座(5月~9月)詳細&申し込み書(PDF)
〇記念講演会「『佐渡島(さど)の金山』の 世界遺産登録」
期日 2024年8月18日(日)
時間 13:30~15:00
講師 澤田 敦 氏
(新潟県観光文化スポーツ部文化課世界遺産登録推進室長)
会場 新潟県立歴史博物館 講堂
定員 150名(要事前申込)
料金 無料
〔申し込み方法〕
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。
〔申し込み先〕
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2
TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp
【体験プログラム】
〇「小判を作ろう」
熱すると固くなるオーブン粘土をシリコンの型に入れて小判の形を作り、一部当時の技法を取り入れて模様をつけます。小判づくりの疑似体験をしてみませんか?
期日:7月14日(日)、21日(日)、28日(日)
時間:13:30~15:30(受付終了は15:00)
場所:常設展示室内体験コーナー
当日受付、参加無料(観覧券が必要)
「こがねの山―佐渡 相川佐渡金銀山発見伝―」などの紙芝居の読み聞かせをします。
期日:8月4日(日)・11日(日)
時間:13:30~15:30(随時)
場所:常設展示室内体験コーナー
当日受付、参加無料(観覧券が必要)
佐渡で伝統的に行われていた裂いた古い布で新しい布を織る「さき織」を簡単な道具で体験し、コースターを作ります。
期日:8月18日(日)・25日(日)
時間:13:30~15:30(受付終了は15:00)
場所:常設展示室内体験コーナー
当日受付、参加無料(観覧券が必要)
【「大・佐渡島」関連商品 販売中】
おすすめの商品はこちら→歴博に来たらこれを買え!ミュージアムショップオススメ商品リスト 2024夏 – icoro
【「大・佐渡島」展 関連図書コーナー設置図書館】
夏季企画展「大・佐渡島」の開催にあわせ、県内の図書館様から関連書籍コーナーの設置にご協力をいただけることとなりました。このコーナー設置が皆様のお住まいの地域の図書館に足を運んでいただくきっかけとなれば幸いです。
2024年03月30日
江戸時代の庶民に親しまれた浮世絵には、しばしば動物たちが登場します。江戸の三大ペット、猫、犬、金魚をはじめ、人と共にはたらく馬、猿、舶来の象、孔雀、オウム、そして空想上の珍獣や化け物など、彼らはさまざまな姿で描かれます。
当展覧会では、歌麿、広重、国芳、国貞ら人気絵師たちによって描かれた動物たちの姿を楽しむとともに、江戸時代の動物と人との関わりに触れてみてください。
◆ 会 期 2024年4月20日(土)~6月9日(日)
◆ 時 間 9:30~17:00(観覧券の販売は16:30まで)
(新潟県長岡市関原町1-2247-2)
TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136
◆ 休館日 月曜日(月曜が祝休日の場合は翌平日)
◆ 観覧料 一般840円(670円)、高校・大学生600円(480円)、中学生以下無料
※( )は20名様以上の団体料金
※ キャッシュレス決済も可能です
【展示構成】
第1章 暮らしの動物たち 浮世絵百年の変遷 江戸中期から明治初期まで
第2章 働く動物たち 人のパートナーとして
第3章 空想の動物たち 戯画、風刺画、妖怪絵、擬人化
第4章 舶来の動物たち
第5章 肉筆画
合計約140点を展示
【関連イベント】
〇関連講座「浮世絵の楽しみ方」
日時:2024年5月11日(土)13:30~15:00
講師:田邊 幹(当館研究員)
場所:当館講堂(定員150名)
聴講無料、要事前申込み
【体験プログラム】
〇「動物絵缶バッジを作ろう」
「動物たちの浮世絵」展に展示されている、浮世絵の中の動物たちの画像を用いて、缶バッジを作ります。
期日:4月21日(日)、28日(日)、5月5日(日)、12日(日)
時間:13:30~15:30(受付終了15:15)
会場:当館常設展示室内体験コーナー
体験無料(ただし常設展観覧券が必要)、申込み不要
屏風の構造を学びながら、「動物たちの浮世絵」展に展示されている浮世絵の中の動物たちの画像を用いて屏風を作ります。
期日:5月19日(日)、26日(日)、6月2日(日)、9日(日)
時間:13:30~15:30(受付終了15:00)
会場:当館常設展示室内体験コーナー
体験無料(ただし常設展観覧券が必要)、申込み不要
〔講座お申込み先、お問い合わせ先〕
新潟県立歴史博物館 経営企画課 交流普及担当
TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 メール:koryu@nbz.or.jp
【「動物たちの浮世絵」展の図録・関連商品 販売中】
【「動物たちの浮世絵」展×新潟市美術館「もしも猫展」コラボキャンペーン】
※当館分は終了しました
【「動物たちの浮世絵」展 関連図書コーナー設置図書館】
春季企画展「動物たちの浮世絵」の開催にあわせ、県内の図書館様から関連書籍コーナーの設置にご協力をいただけることとなりました。このコーナー設置が皆様のお住まいの地域の図書館に足を運んでいただくきっかけとなれば幸いです。
【企画展示室入口フォトスポット】
企画展示室入口には写真撮影可能なフォトスポットがあります。浮世絵の中に入り込めるバナーや、顔はめパネルも!ぜひご利用ください。
2024年01月20日
新潟県立歴史博物館友の会会員だけでなく、広く一般のコレクターが収集したコレクションの展覧会。平成16年に始まって、今回でついに20回目をむかえます。多様なコレクションの内容はもちろん、多様な人生にまで触れることのできる展覧会です。
今回はウルトラ怪獣フィギュアコレクションなど、計16ジャンルのコレクションや友の会会員の作品を展示予定です。
期間中、同会場にて第4回Kid’s 考古学新聞コンクールで入賞した子どもたちの作品を紹介する「Kid’s 考古学新聞コンクール全国巡回展」も開催します。
Kid’s考古学研究所主催の第4回Kid’s 考古学新聞コンクールには、全国から計156点の応募がありました。そのうち入賞した27作品を展示します。新潟県からは長岡市の小学3年生の作品がチャレンジの部の最優秀賞に選ばれています。全国の子どもたちの研究成果をぜひご覧ください。
【第20回マイ・コレクション・ワールド概要】
◆会 期 2024年3月9日(土)~3月31日(日)
◆時 間 9:30~17:00
◆会 場 新潟県立歴史博物館 企画展示室
(新潟県長岡市関原町1-2247-2)
※同会場にて「Kid’s 考古学新聞コンクール全国巡回展」も開催します
◆観覧料 無料
(常設展を観覧する場合は、観覧料が必要です。)
◆お問い合わせ
TEL:0258-47-6141 FAX:0258-47-6136
E-mail:rekitomo2014@yahoo.co.jp(友の会事務局)
【第20回マイ・コレクション・ワールド出品内容】仮タイトル50音順
・AKIRAコレクション
・いろんな空き缶コレクション
・ウルトラ怪獣フィギュア
・古地図
・震災関連新聞
・ちいかわグッズ
・ちぐらいろいろ
・長岡土器造り同好会作品
・ニャンコ先生グッズ
・猫グッズ
・博物館がデザインされた宝くじ
・花火フレーム切手
・復興記念館
・マイコレチラシ20回
・身近な考古学
・ミュシャ(複製)コレクション
2023年12月23日
暖かく加工しやすい木綿は、江戸時代以降、布団や綿入れ・仕事着に広く用いられ、各地で特徴のある衣生活が生み出されました。また、江戸時代後期以降、自家用だけでなく、各地に綿織物の産地が形成され、東北地方や北海道にも販路が広げられていきました。
本展示では、綿織物の見本帳や仕事着など、県内各地の資料館や博物館が所蔵する資料から、木綿と越後の人びととのかかわりを紹介します。また、近年、越後の綿織物の再評価に取り組む人々の活動を紹介します。
◆ 会 期 2024年1月13日(土)〜2月25日(日)
◆ 時 間 9:30~17:00
◆ 場 所 新潟県立歴史博物館 企画展示室
(新潟県長岡市関原町1-2247-2)
TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136
◆ 休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日)
◆ 観覧料 常設展観覧料でご覧いただけます。
一般520円(410円)、高校・大学生200円(160円)、中学生以下無料
※( )は20名様以上の団体料金
【展示解説】
解説は当展覧会担当の学芸員、陳 玲 です。
事前申し込み不要、常設展観覧料が必要です。
◆ 日 時
1月20日(土)11:00~12:00
1月27日(土)11:00~12:00
2月10日(土)11:00~12:00
2月17日(土)11:00~12:00
◆ 会 場 新潟県立歴史博物館 企画展示室
【関連イベント】 聴講無料 ※要事前申込み
〇関連講座「木綿のカタチ・ワザ・地コトバ ~越後・佐渡の仕事着を読み解く~」
越後・佐渡では、綿織物が仕事着に用いられる中、関連する独自の技術や衣生活が地域ごとに異なって生み出されてきました。ここでは、具体的な資料や事例を通して解説します。
日時:2月3日(土)13:30~15:00
講師:陳 玲(当館研究員)
会場:当館研修室(定員50名)
〇トークセッション「再考・越後の綿織物」
地域の資料館・博物館には、越後の綿織物の見本帳などが保管されていますが、これまでは地域ごとに検討されるのみで、越後全体の中で位置づけられることはありませんでした。本展の準備をきっかけとして、各館の学芸員が互いの資料や情報について共有し、研究を進めてきました。このトークセッションでは、研究の課題を整理し、特に原料の入手、流通、衣生活などをテーマに、越後の綿織物を捉え直したいと思います。
日時:2月24日(土)13:30~15:00
会場:当館講堂(定員150名)
●コーディネーター
陳 玲(当館専門研究員)
三国 信一(当館専門研究員)
●パネラー
藍野 かおり 氏(新潟市歴史博物館 学芸員)
加藤 穂乃佳 氏(長岡市立科学博物館 学芸員)
田中 真理 氏(見附市まちづくり課 文化係 学芸員)
伊藤 秀和 氏(加茂市教育委員会 社会教育課 課長補佐)
●コメンテーター
三井田 忠明 氏(新潟県民具学会 会長)
【体験プログラム】
「さき織でコースター作りに挑戦」
裂いた古い布で新しい布を織る伝統的な「さき織」を簡単な道具で体験します。「さき織」でコースターを作ってみませんか?
期日:1月21日(日)、28日(日)、2月4日(日)
時間:13:30~15:30(受付終了15:00)
会場:当館常設展示室内体験コーナー
体験無料(ただし常設展観覧券が必要)、申込み不要
中営機業有限会社さんが提供して下さった亀田縞の布を使って、専用の道具でくるみボタンを作ります。完成したボタンはヘアゴムの飾りとしてアレンジもできます。
※お1人様、1個作ることができます。所要時間は20分程度です。
期日:2月11日(日)、18日(日)、25日(日)
時間:13:30~15:30(受付終了15:15)
会場:当館常設展示室内体験コーナー
体験無料(ただし常設展観覧券が必要)、申込み不要
〔講座・トークセッションお申し込み先、お問い合わせ先〕
新潟県立歴史博物館 経営企画課 交流普及担当
TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 メール:koryu@nbz.or.jp
【関連図書コーナー設置図書館】
冬季テーマ展示「越後の木綿 いま むかし」の開催にあわせ、県内の図書館様から関連書籍コーナーの設置にご協力をいただけることとなりました。このコーナー設置が皆様のお住まいの地域の図書館に足を運んでいただくきっかけとなれば幸いです。また、お近くの図書館で関連図書に触れていただいた後は、ぜひ当館へご来場ください。
施 設 名 | 設置期間 | 住 所
電話番号 |
主な設置図書 |
長岡市立中央図書館 | R6.1.10(水)
~R6.2.25(日) |
長岡市学校町1-2-2
電話:0258-32-0658 |
●『新潟県立歴史博物館収蔵資料目録 山崎光子民俗服飾コレクション』 ●『越後の伝統織物』土田邦彦/著 ●『栃尾と織物』栃尾織物工業協同組合/発行 ●『日本の伝統的織りもの、染めもの』三宅和歌子/著 ●『縞事典 日本の縞名百相』外山美艸/著 他 |
新潟県立図書館 | R6.1.30(火)
~R6.2.25(日) |
新潟市中央区
女池南3-1-2 電話:025-284-6001 |
●『日本綿業史』阿部武司/著 名古屋大学出版会 2022年
●『棉』森和彦/ほか著 農山漁村文化協会 2019年 ●『コットンをめぐる世界の旅』エリック オルセナ/著,吉田恒緒/訳 作品社 2012年 他 |
※設置期間や設置図書については変更となる場合があります。詳細は各図書館に直接お問い合わせください。