「新潟県のあゆみ」展示室では、古い時代から新しい時代へと時間に沿う各コーナーごとに、よりよい未来をめざして努力した新潟県の先人たちの姿を紹介します。
世界有数の豪雪地・高田(現上越市)の雁木通りと、軒を連ねる商店を再現しました。高田は雁木通り発祥の地と言われます。近年は暖冬が進み、以前のような大雪が降らなくなりましたので、この再現は貴重です。
新潟県を全国一の米どころに育てたのは、江戸時代に始まる幾多の先人たちの、新田開発という努力でした。当時の新潟県の平野部には、広大な低湿地が広がっていました。
温暖な気候に恵まれ、四季の移り変わりがはっきりとした日本列島では、約15,000年前から約2,500年前までの間、狩猟・採集と定住生活に特徴づけられる縄文時代が続きました。
「どのような方法によって発掘が行われ、年代をどうやって知るのか」「最新の考古学研究では、縄文人の暮らしのどこまでがわかっているのか」など、見学者の疑問に答えます。
新潟県立歴史博物館では、毎週土日に研究員による常設展示ワンポイント解説を行っています。最新の研究成果から、わかりやすく面白い話題を提供します。