2001年04月14日
開催期間 : 2001年4月21日(土)~6月3日(日)
(終了しました)
絵葉書は当時の風景や風俗の貴重な資料であるだけでなく、その題材の選択自体が世相や価値観を反映している。内容の豊富な笹川コレクションを用い、新潟県と日本の近代を見る。
場所:新潟県立歴史博物館(tel.0258-47-6130)
観覧料
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 500円 | 400円 |
高校・大学 | 300円 | 240円 |
小学・中学 | 200円 | 160円 |
( )内団体料金、団体は20名様以上
講演会
4月22日(日)
スライドトーク「絵葉書の中の風景~長岡~」
吉澤俊夫氏(長岡郷土史研究会顧問)
4月29日(日)
スライドトーク「絵葉書の中の風景~新潟~」
本井晴信氏(新潟県立文書館専門文書研究員)
5月13日(日)
講演「笹川勇吉 絵葉書コレクションの世界」
五百川清氏(近代地域史研究者)
2001年01月06日
開催期間 : 2001年1月13日(土)~2月18日(日)
期 日: 平成13年1月13日(土)から2月18日(日)
会 場: 新潟県立歴史博物館 企画展示室
内 容:
越後・佐渡の伝説と昔話を中心に展示紹介します。
越後の伝説は「酒呑童子」「弥三郎婆さん」「越後七不思議」「安寿と厨子王」を中心として、絵巻物などで紹介します。
昔話刊行物は、昭和6年岩倉市郎「加無波良夜譚」に始まり、新潟県民俗学会創始者小林 存『蒲原平野(越後)の「ムカシ」と「ハナシ」』山田 貢の週刊新聞「越後タイムス」及び『思出の夜話 あったとさ』、宮沢万平、鈴木棠三「佐渡昔話集」。戦後になると、丸山久子「佐渡国仲の昔話」、佐久間惇一「川東村昔話集」そして、水澤謙一、浜口嘉寿夫らの業績ともに日本民俗学創始者柳田國男と各氏の交流の様子を紹介します。
民話を題材に真島若桜の切り絵 漫画家 勝又 進 花輪 和一 高橋郁子 アーティスト安芸 早穂子 イラストレーター早川 和子 酒井 広子の作品さらに、村山雨景の染絵を紹介します。
昔話のおもちゃ作家 樋上 潔と人形作家の山本光子の作品を紹介します。
また、県内小・中学校及び高等学校の児童・生徒から民話を題材にした絵画作品を公募しており、会期中にその何点かを紹介します。
2001年01月06日
開催期間 : 2001年1月13日(土)~2月18日(日)
(終了しました)
越後に伝わる昔話は質・量ともに多様性に富むことで知られ、中にはイソップやグリムと共通性のある物語もある。かつての冬のくらしにうるおいを与えた昔話の世界を、挿絵イラストや語りのビデオ・実演などで紹介する。
場所:新潟県立歴史博物館(tel.0258-47-6130)
1月13日(土)
13:30~16:00 語り:高橋ハナさん(越路)
影絵「鶴女房」:樋上潔さん(昔話のおもちゃ作家)
1月14日(日)
11:00~11:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
13:30~14:30 語り:下田村立笹岡小学校の皆さん
14:30~14:40 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
15:00~15:30 紙芝居:中村栄美子さん・岡沢道子さん(糸魚川民話のおばさん)
1月20日(土)
11:00~11:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
13:30~13:40 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
14:00~16:00 公開シンポジウム「越後・佐渡の民話-癒しのボランティア-」
15:00~15:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
1月21日(日)
11:00~11:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
13:30~14:00 寸劇「御神酒天狗」:赤泊演劇研究会の皆さん
13:30~14:00 語り:外内かずさん(赤泊)
14:00~14:30 紙芝居:中村栄美子さん・岡沢道子さん
15:00~15:30 語り:安塚民話の会の皆さん
1月27日(土)
11:00~11:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
13:30~13:40 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
15:00~15:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
1月28日(日)
11:00~11:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
13:30~14:00 紙芝居:中村栄美子さん・岡沢道子さん
14:00~14:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
14:30~15:00 語り:高橋ハナさん
15:00~15:30 紙芝居:青山幸子さん(広神)
2月3日(土)
13:30~13:40 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
14:30~14:40 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
15:00~15:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
2月4日(日)
11:00~11:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
13:30~14:30 下田村立笹岡小学校の皆さん
14:30~15:30 語り:柏崎語り部の会の皆さん
15:30~16:00 紙芝居:中村栄美子さん・岡沢道子さん
2月10日(土)
13:30~13:40 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
14:00~14:30 紙芝居:「寺泊の民話」笹川良子さん
15:00~15:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
2月11日(日)
11:00~11:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
13:30~14:00 紙芝居:中村栄美子さん・岡沢道子さん
14:30~15:00 語り:安塚民話の会の皆さん
15:00~15:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
2月12日(月)
11:00~11:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
13:30~13:40 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
15:00~15:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
2月17日(土)
11:00~11:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
13:30~13:40 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
13:40~14:10 紙芝居:「寺泊の民話」笹川良子さん
15:00~15:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
2月18日(日)
11:00~11:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
13:30~14:00 語り:高橋ハナさん
15:00~15:10 影絵「鶴女房」:樋上潔さん
※事情により日程や演目が変更になることもあります。あらかじめご了承ください。
寸劇「御神酒天狗」:赤泊演劇研究会の皆さん
語り:外内かずさん
紙芝居:中村栄美子さん・岡沢道子さん
語り:安塚民話の会の皆さん
紙芝居:「寺泊の民話」笹川良子さん
影絵「鶴女房」:樋上潔さん
語り:高橋ハナさん
2000年10月01日
開催期間 : 2000年10月8日(日)~11月19日(日)
(終了しました)
東西文明の交錯する地であった古代ペルシアからは、シルクロードを経由し、はるかに日本まで伝えられた文物もあった。先史時代からイスラム期に至る遺品約700点を陳列し、古代の文化交流を探る。
場所:新潟県立歴史博物館(tel.0258-47-6130)
「古代ペルシア展」開催概要
1 事業名
新潟県立歴史博物館秋季企画展
「古代ペルシア展―シルクロードに栄えた工芸と王朝文化―」
2 期 日
平成12年10月8日(日)~11月19日(日)
(ただし、10月9日(月)は開館)
3 会 場
新潟県立歴史博物館 企画展示室
4 主 催
新潟県立歴史博物館
5 監 修
古代オリエント博物館
6 後 援
朝日新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、長岡新聞社、新潟日報社
日本経済新聞社、毎日新聞新潟支局、読売新聞新潟支局
NHK新潟放送局、BSN新潟放送、NST新潟総合テレビ、TeNYテレビ新潟、NT21新潟テレビ21、長岡ケーブルテレビ
FMラジオ新潟、FMながおか
新潟県教育委員会、長岡市教育委員会、長岡市
新潟県考古学会、新潟県民俗学会、新潟史学会
7 料 金
大人 700円、大・高生 500円、小・中生 300円
※前売券なし
8 開催趣旨
ペルシアとは、中近東のほぼ中央に位置する乾燥地帯、高原と砂漠からなるイランの古代名です。ペルシアと言えば、絨毯やイスラム教寺院のモスク、そしてバザールなどが連想されますが、この地はメソポタミア文明とインダス文明との間で早くから栄えた先進地でした。
なかでも、3世紀に興ったササン朝ペルシアの優れた文化は、東西文化の交流路であるシルクロードを経由して、中国の隋唐時代の国際文化を形成するのに役立ち、遠く我が国の正倉院宝物のなかにも伝えられています。
この企画展では、紀元前6,000年頃から始まる農耕牧畜時代から、都市国家が成立した華やかな王朝時代、さらに7世紀以降のイスラム時代にいたるまでの土器・陶器・青銅器・偶像・武器・装身具などの考古資料を通して、ペルシア文化の伝統と独自性を具体的に明らかにするとともに、工芸技術の高さや華やかさを紹介し、さらに往時からの文化交流についても認識を深めようとするものです。
9 展示構成
(1) Aゾーン:イラン文化の展開(紀元前4,000~前1,000年)
農耕牧畜が開始され、土器作りが始まった新石器時代から、青銅器を製造し、鉱物資源や貴石(ラピスラズリ・メノウなど)の交易が盛んであった青銅器時代、そして鉄生産が開始された初期鉄器時代。これら3つの時代の遺品である彩文土器、土偶、青銅製武器、純金製装身具などを展示・紹介する。なお当時、日本列島は縄文時代にあたり、常設展と合わせて観覧することで彼我の物質文化の違いを確認することができる。
(2) Bゾーン:ペルシア王朝の成立(紀元前550年~7世紀)
紀元前1,000年頃から続いた混乱の時代を、アケメネス朝を興したダレイオス1世が平定し、ペルシア王国が誕生する。その後、栄枯盛衰を繰り返しながら、3世紀初頭にはアルダシール1世が、西はメソポタミアから東はアフガニスタンまでを手中に収め、広大なササン王朝を創設した。
この時代は東西交易が盛んであり、シルクロードを経由して西アジアの優れた工芸品が中国へ伝えられた。ここでは、中国との関わりを示す陶器、我が国京都上賀茂神社出土品と同種のガラス製カット碗、王侯貴族が使った金銀の器など、優れた工芸品の数々を紹介する。
(3) Cゾーン:花開くイスラム文化(7世紀~)
ササン朝ペルシアの滅亡後、異民族の支配によりイランは急速にイスラム化した。しかし人々は、ペルシア文化の伝統を保ち続け、周辺文化の影響を吸収しながら独自の文化を築いていった。特に製陶技術はこの時代に大きな発展を遂げ、イスラム陶器と呼ばれる色彩豊かな陶器が盛んに製作された。このゾーンでは、それらイスラム陶器の優品を多数展示すると共に、金工・ガラス工芸・絨毯など、イランの地に長きにわたって続いている諸工芸品についても紹介する。
10 展示品
(1)先史時代からイスラム期にいたる遺品 約800点
主な展示品
赤色磨研彩文小鉢 鳥文壷 牛形土器
青銅製人物 動物偶像 金製ビーズ
ガラス製大型水瓶 ガラス製カット文碗 アレクサンドロス3世銀貨
緑釉刻文浅鉢 白釉藍彩鉢 漆喰製浅浮彫
石製動物闘争文浅浮彫 金製垂飾、首飾、額飾 ペルシア絨毯
(2)ペルセポリス彫刻柱のオブジェ
11 記念講演会
10月22日(日)午後1時30分から 講堂にて
「アケメネス朝ペルシアの栄光」 山内和也氏(古代オリエント博物館)
2000年09月17日
開催期間 : 2000年8月1日(火)~9月17日(日)
(終了しました)
縄文世界を彩った渦巻き・S字文様を中心とした考古遺物と現代アート作品、縄文的要素をもつ身の回りの品々を通して、現代日本人の心の源流を探る。
場所:新潟県立歴史博物館(tel.0258-47-6130)