2002年05月25日
開催期間 : 2002年6月2日(日)~7月114日(日)
(終了しました)
日本において長い伝統をもつ陶磁器は実用品の範疇を越え、日本文化の一端を示す歴史資料でもあります。この企画展では愛知県陶磁資料館の所蔵品124点により縄文土器から現代陶芸にいたる焼物の歴史をたどります。
場所:新潟県立歴史博物館(tel.0258-47-6130)
観覧料
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 600円 | 480円 |
高校・大学 | 400円 | 320円 |
小学・中学 | 200円 | 160円 |
( )内団体料金、団体は20名様以上
講演会
「日本陶磁と国際交流」
浅田員由氏(愛知県陶磁資料館学芸部長)
6月30日(日)13:30~15:30
講堂
2002年04月05日
開催期間 : 2002年4月12日(金)~5月12日(日)
1 イベント名
ダグラス・ブルックス氏製作 たらい舟の進水式
2 目 的
・「復活!! たらい舟」展でダグラス・ブルックス氏が製作した「たらい舟」 を進水させる。
・マスコミを通して、たらい舟の技術継承について、県民への啓発を図る。
3 日 時
平成14年4月21日(日)9:00~9:40ころ
4 場 所
長岡市 信濃川右岸長生橋下流200m付近(太田川河口付近)
*駐車場 吉原建設駐車場 (信濃川工事事務所駐車場)
5 進水式 次第(進行 田中) 9:00~
・館長あいさつ
・ダグラス・ブルックスさんあいさつ
・簡単な儀式(内容検討中)
・進水(信濃川へ)
*進水式後、マスコミのインタビュー等有り
6 参加予定者
日本財団 ミュゼ マスコミ各社 友の会会員 館長小林達雄
ダグラス・ブルックス氏 樋口隆氏 博物館職員
7 その他
・たらい舟進水の際には、浮き輪の準備等の安全を図る。
・進水場所は、たらい舟の着水・離水もしやすく、ぬかるんでいない。信濃川 への合流付近から80mほど上流にあり、水流は非常に弱い。
・進水式後、氏は当館で公開製作を行います。
2002年04月05日
開催期間 : 2002年4月12日(金)~5月12日(日)
(終了しました)
日本の和船製造技術は、伝統的に親方から弟子に受け継がれてきたものの、製造のためのマニュアルや図面はありません。近年、後継者難から和船製造の技術は急速に失われようとしており、新潟県佐渡地方で使用されている「たらい舟」もその例外ではありません。この企画展では、たらい舟の製造技術を後世に残すために調査活動をおこなっている米国のダグラス・ブルックス氏の活動や、地元小木町の後継者育成事業等をとりあげ、伝統技術が地元の自然条件に対応したものであることや、地元の素材の特性を生かしたものであることを紹介します。
観覧料
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 400円 | 320円 |
高校・大学 | 200円 | 160円 |
小学・中学 | 100円 | 80円 |
( )内団体料金、団体は20名様以上
実演
たらい舟製作
4月12日(金)~21日(日)
企画展示室特設コーナー
製作実演者:ダグラス・ブルックスさん
(船舶複製技師・海洋史家)
※ダグラス・ブルックスさんの公開製作事業については日本財団からの助成を受けています。
ダグラス・ブルックスさんによる「たらい舟」公開製作
1、日時
4月12日(金)~4月21日(日)
9:30~16:00(12:00~13:00休憩)
2、製作場所
新潟県立歴史博物館企画展示室
3、ダグラス・ブルックスさんの紹介
米国ウィリアム大学で海洋学を、オレゴン大学とトリニティ大学で哲学、文学、宗教学等を修めました。2000年、マサチューセッツ州ピボディーエセックス博物館世界船舶展でたらい舟を製造。1997年、ヴァーモント州シェルバーン博物館で1906年建造の大型外輪蒸気船をを修復。1994年から現在まで、マサチューセッツ州ケンダル捕鯨博物館の顧問研究員。これまで多くの博物館で古船の修復・復元に携わってきました。また、最近は和船建造の技術に関心を持たれ、日本各地の海洋博物館を訪ねています。ブルックスさんは、日本の船大工がこれまで親方から受け継いできた伝統技術が、今、消えようとしている現実に直面し、少しでも多く事例を記録にとどめようと努力しています。日本の場合、親方から弟子へは体を通して技術が受け継がれ、かつ、製作マニュアルなどもなく、多くは職人たちの勘によって製作されています。ブルックスさんは、米国フリーマン財団の支援も受け和船プロジェクトを立ち上げ、消えつつある伝統技術を細部にわたり記録し、後世において復元が可能となるようにしています。
4、ダグラス・ブルックスさんと藤井孝一さん
1996年10月に来日し、三週間、最後のたらい舟職人といわれた佐渡郡羽茂町の藤井孝一さん宅にホームステイしながら、たらい舟造りの技術の記録とたらい舟造りを学びました。しかし1999年藤井さんが不慮の事故により亡くなってしまいました。妻のキヨさんから、作りかけの二艘のたらい舟を見てほしい、という手紙をもらい、驚きと悔しさでいっぱいとなり、そしてお世話になったお礼をしたいと、2000年3月に佐渡に渡り、知人宅に下宿しながら、3年前のメモを頼りに藤井さんの作りかけのたらい舟をこしらえました。
5、アメリカでの製作
2000年4月、マサチューセッツ州ピボディーエセックス博物館における世界の古船を集めた船舶展でたらい舟を公開製作し、展覧会終了後、そのたらい舟を自宅のあるヴァーモント州で進水させました。
* アメリカ人のダグラス・ブルックスさんは、最後のたらい舟職人であった藤井孝一さんの技術を受け継いだ唯一の人物といえます。このイベントでは、たらい舟造りの技術を公開していきます。皆様、ぜひ県立歴史博物館に足を運んで下さい。
問い合わせ 県立歴史博物館 0258-47-6135
2001年10月13日
開催期間 : 2001年10月20日(土)~12月2日(日)
(終了しました)
上杉謙信は関東の出自をもつ長尾為景の子として享禄3年(1530)正月21日に生まれました。そして、春日山城に拠点を構え、越後を代表する人物として成長していきます。
この企画展では、上杉謙信の遺品などから謙信の事跡をたどり、戦国時代における周囲との関係を探っていきます。
場所:新潟県立歴史博物館(tel.0258-47-6130)
観覧料
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 700円 | 560円 |
高校・大学 | 500円 | 400円 |
小学・中学 | 300円 | 240円 |
( )内団体料金、団体は20名様以上
講演会
11月3日(土)13:30~15:30
「戦国時代の上杉氏」
矢田俊文氏
(新潟大学人文学部教授)
11月25日(日)13:30~15:30
「川中島合戦図屏風の世界
-出陳三作品の成立背景に迫る-」
高橋修氏
(茨城大学人文学部助教授)
当館講堂・聴講無料
2001年08月25日
開催期間 : 2001年9月1日(土)~9月30日(日)
(終了しました)
現在、京都御所の北に居を構える冷泉家は、平安時代後期から鎌倉時代に活躍した歌人、藤原俊成(1114~1204)と定家(1162~1241)を祖に八百年の長きにわたり、歌道をなりわいとしてその伝統を受け継いできました。
冷泉家には、俊成以来の歌集、歌論などの古典籍とともに、歌道の宗家としての年中行事にともなう装束、絵画、工芸品が数多く秘蔵されています。それらは、伝統を大切に守り続けてきた歴代冷泉家の人々の努力と叡知のたまものといえるでしょう。
本展は中世から現代へと連綿と流れる冷泉家の歴史の中でも、特に江戸時代に注目し、これまで武家や町人ほどには紹介される機会がなかった江戸時代の公家の生活と伝統文化を、冷泉家に伝わる門外不出の名品約100点によって再現しようとするものです。
場所:新潟県立歴史博物館(tel.0258-47-6130)
観覧料
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 700円 | 560円 |
高校・大学 | 500円 | 400円 |
小学・中学 | 300円 | 240円 |
( )内団体料金、団体は20名様以上
講演会
9月2日(日)13:30~15:30
「冷泉家の歴史と文化」
冷泉為人氏
(冷泉家第25代当主・池坊短期大学学長)
9月15日(土)13:30~15:30
「藤原定家と『明月記』」
尾上陽介氏
(東京大学史料編さん所助手)
当館講堂・聴講無料
1. 名称
「冷泉家展-近世公家の生活と伝統文化-」
(新潟県民文化祭2001参加協賛事業)
2. 期間
平成13年9月1日(土)~9月30日(日) 26日間
9:30~17:00(最終入館は16:30)
月曜日休館(ただし24日は開館、翌25日休館)
3. 会場
新潟県立歴史博物館 企画展示室
4. 主催
新潟県立歴史博物館、財団法人冷泉家時雨亭文庫、朝日新聞社、NT21新潟テレビ21 5. 後援 文化庁、新潟県教育委員会、長岡市教育委員会、新潟史学会、NHK新潟放送局、BSN新潟放送、NST新潟総合テレビ、 TeNYテレビ新潟、ケーブルネット新潟、NCT長岡ケーブルテレビ、エフエムラジオ新潟、FMながおか(以上順不同)
6. 協賛
大日本印刷株式会社
7. 料金
一般700円 大・高500円 中・小 300円 (団体は2割引)
8. 趣旨
現在、京都御所の北に居を構える冷泉家は、平安時代後期から鎌倉時代に活躍した歌人、藤原俊成(1114~1204)と定家(1162~1241)を祖に八百年の長きにわたり、歌道をなりわいとしてその伝統を受け継いできまし た。
冷泉家には、俊成以来の歌集、歌論などの古典籍とともに、歌道の宗家としての年中行事にともなう装束、絵画、工芸品が数多く秘蔵されています。それらは、伝統を大切に守り続けてきた歴代冷泉家の人々の努力と叡知のたまものといえるでしょう。
本展は中世から現代へと連綿と流れる 冷泉家の歴史の中でも、特に江戸時代に注目し、これまで武家や町人ほどには紹介される機会がなかった江戸時代の公家の生活と伝統文化を、冷泉家に伝わる門外不出の名品約100点によって再現しようとするものです。
9. 展示構成
1 遊び
カルタ、けまり蹴鞠、貝合わせ、行楽に使用した手提げ弁当ほか風雅な遊びの世 界を紹介。
2 うつわ
公家膳組、定家を祀る「こうもん黄門えいく影供」膳、多様な伊万里の器など。
3 筆の錦
「春、夏」「秋冬、恋」「雑」の全3巻からなり、幕末期の京都画壇の画家 たち(土佐、狩野、四条、岸、原派)の作品(90図)で構成される。
4 四季の綾-部屋の飾り
四季折々の床飾り、屏風、扇絵など。
5 最後の公卿-冷泉為理の静かな日々
幕末から明治へ変革の時代、多くの公家が東京へ居を移すなか、京都に残 り歌道の伝統を守り抜いた第20代当主、冷泉為理(1824~1885)に焦点 を当て、愛用の品々で当主の部屋を再現。
6 歴代の筆跡
冷泉家の歴代当主は、藤原定家が遺した特色ある書体を「定家様」として 尊び、その研究に励んだ。なかでも「中興の祖」と呼ばれる為村(1712~ 1774)は個性を加味した「冷泉流」を生み、後世に継承されている。
7 『明月記』
藤原定家の日記である『明月記』(国宝)を特別に展示する。(9月15日 ~30日のみ)
10. 関連イベント
(1) 記念講演会1
日時:9月2日(日)13:30~15:30
会場:新潟県立歴史博物館 講堂
講師:冷泉家第25代当主・池坊短期大学学長 冷泉為人氏
演題:「冷泉家の歴史と文化」
(2) 記念講演会2
日時:9月15日(土)13:30~15:30 会場:新潟県立歴史博物館 講堂
講師:東京大学史料編さん所助手 尾上陽介氏
演題:「藤原定家と『明月記』」
11.『明月記』展示
日時:2001年9月15日(土)~30日(日)
資料:『明月記』第五 正治二年正月二月記 1点(国宝)
内容:藤原定家が越後に所有する所領についての記載がある 「今日、越後小郷下向使者称脚力送少分物等云々」
※越後国刈羽郷
(参考)正治元年九月廿二日条
「今日自大臣殿越後少郷一加給、日来所給之苅羽郷之内、熱所之郷有 之、…」
2001年07月07日
開催期間 : 2001年7月14日(土)~8月19日(日)
(終了しました)
新潟県内における近年の発掘調査には、全国的に見ても貴重な成果があります。
発掘調査は地中深く眠る人類の活動痕跡を掘り起こし、大地に刻まれた記憶を呼び覚ます行為です。大地に刻まれた記憶は、文字によって記された歴史の正誤を確認する証拠の一つであり、文字記録のない歴史文化を探る重大な手がかりでもあります。
夏季企画展では、厳選した発掘出土品の一部を紹介しながら、新潟の歴史を概観します。
場所:新潟県立歴史博物館(tel.0258-47-6130)
観覧料
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 400円 | 320円 |
高校・大学 | 200円 | 160円 |
小学・中学 | 100円 | 80円 |
( )内団体料金、団体は20名様以上
講演会
7月20日(金)14:00~16:00
「発掘が語る新潟の縄文」
岡村道雄氏(文化庁記念物課主任調査官)
8月4日(土)14:00~16:00
「発掘が語る新潟の古代」
坂井秀弥氏(文化庁記念物課調査官)
※はがき、電話、ファックスでお申し込みください
展示解説
7月15日(日)、7月29日(日)、8月12日(日)、8月19日(日)
1日2回(11:00~、14:00~)