2007年10月01日
開催期間 : 2007年10月6日(土)~11月25日(日)
(終了しました)
遠い昔に越後佐渡に暮らした人々はどんな顔つきでいたのか? 人物をモチーフにした様々な出土品から、各時代のヒトの表現の相違や当時の人々の表情、人物を描くことに込められた想いなどを読み取っていく。
さらに、多くの人々に親しまれてきた郷土玩具に表現された人々の姿や、現代のマスコットキャラクターへとこの流れを追っていきます。
展示構成
土偶
県内出土の土偶約230点を集めて展示しています。
古墳時代、古代、中世の遺物に描かれた人物像
土器や石、木製品に描かれた人物像を展示しています。
県内郷土玩具に表現された人物像
土人形、三角だるまなど、県内で長く愛され続けている人物像を展示しています。
県内生まれのマスコットキャラクター
県内のイベント等のマスコットとして生み出されたマスコットキャラクターの紹介です。
「身近な人」をテーマにした小中学生公募絵画作品展
小中学生から応募のあった絵画作品の展示です。
展示品リスト(PDF20.5KB)
絵画作品募集
テーマ/「身近な人」を題材とした絵画。
応募資格/新潟県内在住の小学生、中学生。
締め切り/9月15日
講演会
「縄文土偶の世界」
石川智紀氏((財)新潟県埋蔵文化財調査事業団)
2007年11月3日(祝)13:30~15:00
「土器の顔が語るもの―人面墨書土器の用途をめぐって―」
荒井秀規氏(藤沢市教育委員会)
2007年10月14日(日)13:30~15:00
トッキッキがやってきた
新潟国体マスコットのトッキッキが博物館にやってきて、
握手会、撮影会等を行います。
10月6、7、8日、11月23、24、25日 午前11時~午後1時
ワークショップ
「昔の人を描いてみよう」
10月28日(日)13:00~16:00
ジオラマ、模型、展示資料など博物館内にある様々な展示に登場する人物像を題材に絵を描きます。
2007年08月04日
開催期間 : 2007年8月11日(土)~9月24日(月・休)
(終了しました)
武田信玄の軍師といわれる山本勘助の正体は謎めいています。この展覧会では、武田家・上杉家、山本勘助ゆかりの品や、室町から安土桃山文化へとつながっていく時代の美術品・工芸品から、戦国時代とその時代に生きた武将達を様々な角度から展観します
観覧料
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 700円 | 560円 |
高校・大学 | 500円 | 400円 |
小学・中学 | 300円 | 240円 |
土・日・祝休日は小・中学生無料、
常設展も観覧できます。
みどころ
武田信玄書状(個人所蔵) | 「山本菅助」の実在が証明できる唯一の書状。本邦初公開。 |
上杉謙信画像(林泉寺) | 林泉寺外で公開されるのは初となる。 |
武田晴信画像(高野山持明院所蔵) | 青年期の武田信玄を描いたといわれる画像。 |
はぐま毛陣羽織(上杉神社)小学・中学 | ヤクの毛を用いて製作された陣羽織。謙信所用 と伝えられる。 |
米沢本川中島合戦図屏風 (米沢市上杉博物館) | 信玄と謙信が川の中に入って 一騎打ちする、永禄4年合戦の場面を描く。 |
武田二十四将図、上杉九将図(医王寺) | 武田・上杉それぞれの家臣団集合図。 |
講演会
8月12日(日)13:30~15:00
「「風林火山」の時代―謙信・信玄をめぐる人間模様―」
山田邦明氏(愛知大学文学部教授)
9月9日(日)13:30~15:00
「『甲陽軍艦』と戦国史」
黒田日出男氏(東京大学名誉教授)
9月23日(日)13:30~15:00
「上杉氏の川中島合戦」
福原圭一氏(上越市公文書館準備室学芸員)
会場:講堂(定員150名)
※要申し込み
お問い合わせ:交流普及課(tel.0258-47-6135)
NHK公開セミナー
9月2日(日)14:00~16:00
「戦国の激流を泳ぎぬく―風林火山・山本勘助―」
講師:童門冬二氏(作家)
お問い合わせ:NHK新潟放送局
(tel.025-230-1622 、平日10:00~18:30)
※要事前申し込み
特別展示解説
8月19日(日)・9月17日(祝)14:00~14:30
企画委員による特別展示解説です。
長谷川伸氏(新潟市歴史博物館学芸員)
展示解説
毎週土曜日 14:00~14:30
当館学芸員
体験コーナー
展覧会期間中の土・日・祝日 13:30~16:00
「上杉謙信を体験しよう」―兜の折り紙、花押のはんこ作りなど―
※申し込み不要、体験コーナーは常設展示室内にあります。
2007年06月16日
開催期間 : 2007年6月23日(土)~7月29日(日)
(終了しました)
歴史博物館は新潟県の歴史・文化に関する資料の収集に努め、それらを注意深く保存しています。この展覧会では「佐渡金銀山絵巻」を中心とした一部の資料を公開し、江戸時代の新潟にまつわる歴史的エピソードを紹介します。
主な展示資料
堀直竒公寿象 寛永13年(1636)
江戸初期の傑出した大名である堀直竒の晩年の姿が描かれています。長岡譲渡その城下町建設、新潟町や湊の整備を手がけ、後に村上藩10万石の領主となりました。堀家の御子孫から寄託されている収蔵品です。
帰山雲涯画 信川之鮭魚 明治前期
絹本彩色。明治11年(1878)から18年(1885)まで新潟県令を務めた永山盛輝の御子孫から寄贈されたもので、岩船郡三面郷や明訓学校などの風景画や小千谷縮など名産の図などを所蔵しています。帰山雲涯は幕末から明治初期にかけて三条を中心に活躍した画家です。
佐渡国金銀山敷岡稼方図 江戸後期
佐渡金銀山絵巻は、坑内の採鉱の様子からはじまり、様々な製錬の過程を経て小判に鋳造されるまでを描いたものです。本絵巻は全長20数メートルの長大なものです。そのすべてをご覧いただける展示は初めてとなります。
越後全図 文化14年(1817)
今町(見附市)の地理学者小泉其明が描き、新潟で出版された地図。越後佐渡の詳細が描かれています。名所旧跡、温泉など現代の地図でも欠かせない情報も盛り込まれています。
北越雪譜 天保8年(1837)・同12年(1841)
魚沼郡塩沢の縮商人鈴木牧之が書いた本。雪深い魚沼地方を中心とした越後の自然・習俗・産業・民具・伝承などを絵入りで紹介しています。江戸で出版され、ベストセラーとなりました。
観覧料
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 400円 | 320円 |
高校・大学 | 200円 | 160円 |
小学・中学 | 100円 | 80円 |
土・日・祝休日は小・中学生無料、
常設展も観覧できます。
主催/新潟県立歴史博物館
後援/新潟県教育委員会・佐渡市教育委員会・長岡郷土史研究会・新潟史学会・新潟日報社・朝日新聞新潟総局・
毎日新聞新潟支局・読売新聞新潟支局・日本経済新聞社新潟支局・NHK新潟放送局・BSN新潟放送・
NST新潟総合テレビ・TeNYテレビ新潟・UX新潟テレビ21・FMながおか
(1)展示解説
毎週 土曜日・日曜日11:00~11:30
*各回の担当者・解説内容が異なります。
(2)ワークショップ「収蔵品の取り扱い 資料に触れる」
毎週 土曜日・日曜日15:00~15:30
(3)ミュージアムツアー
「収蔵品の整理・保管 博物館のすべて見せます」
6月27日 水曜日14:00~15:00
7月11日 水曜日14:00~15:00
7月25日 水曜日14:00~15:00
(4)講演会
7月15日(日)13:30~15:00
「越後の庶民文芸と草莽の学問」
井上慶隆氏(元新潟大学教授)
6月30日(土)13:30~15:00
「佐渡金銀山絵巻の世界」
渡部浩二(当館主任研究員)
*(1)~(3)事前申し込み不要・集合場所企画展示室(参加には観覧券が必要です)
*(4)事前申し込み(電話・ファックス メール 葉書)
2007年04月22日
春季企画展「かやぶき民家展―早津絵画から広がる世界―」が始まりました。オープニングセレモニーでは旧山古志村の大久保神楽の実演もあるなど、華やかな雰囲気の中でテープカットが行なわれました。その後引き続き早津剛先生によるギャラリートークなどが行なわれました。
2007年04月20日
開催期間 : 2007年4月21日(土)~6月10日(日)
(終了しました)
現在、失われつつある古民家を再生し活用する動きがあります。私たちが伝えていかなければならない何かを教えてくれる空間が、そこにあるからです。
今回の展覧会は、失われ行くかやぶき民家を描き続ける早津剛氏の作品を中心として、古民家で活かされている生活道具などを紹介し、さまざまな視点から古民家を見つめます。
また、子どもたちのための古民家再生委員会による刈羽村油田で修復した古民家を部隊に行なう田んぼの作業や各種イベント、さらに国営越後丘陵公園で移築再生された古民家での様々な取り組みなど、各地の再生活動の意義を知ってもらうきっかけとなるでしょう。
いろいろなものが失われつつある現代だからこそ、ただ古いと思われがちな、かやぶき民家やそこでの暮らしを見つめ直してみませんか。
早津 剛(はやつつよし)
1938年、六日町(現・南魚沼市)生まれ。
雪国の民家や大和古寺などを、油絵、水墨画で描く活動を展開。
《展示作品》
・朝日 高根の家1982 ・大島 牛ヶ鼻の家1995
・松之山 中立山の家 1999 ・羽茂 滝平の家 1986
ほか40点ほどを展示
観覧料
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 400円 | 320円 |
高校・大学 | 200円 | 160円 |
小学・中学 | 100円 | 80円 |
土・日・祝休日は小・中学生無料、
常設展も観覧できます。
《関連イベント情報》
新潟県立歴史博物館で開催
5月6日(日)・6月2日(土)
早津剛氏ギャラリートーク
14:00~15:00 企画展示室・申込不要
5月13日(日)
シンポジウム
「今、かやぶき民家とその暮らしから学ぶこととは」
13:30~16:00 講堂 定員150名・申込不要
平成19年度春季企画展 「かやぶき民家展――早津絵画から広がる世界――」
関連イベント
シンポジウム「今、かやぶき民家とその暮らしから学ぶこととは」
1 趣 旨
今回の「かやぶき民家展」は、忘れ去られつつあるかやぶき民家を描き残してきた早津剛氏の絵画作品と近年盛んになりつつある地域おこしの一つである古民家再生の活動に注目したものであり、昔の生活道具を体験教材とする社会的ニーズに対応したテーマとなっています。本シンポジウムは、こうした問題意識のもと、現場で活動に直接携わる方々からの報告や事例を紹介しながら、今、現代社会のわれわれにとって、かやぶき民家とその暮らしから何を学ぶことができるのか、そして何を自省しなければならないのか、問題意識を広く共有していくことを目的とします。
2 日 程 平成19年5月13日(日) 13:30~16:30
3 場 所 県立歴史博物館 講堂 定員150名、申込不要
4 パネリスト
早津 剛氏 (雪国の民家を中心に描きつづけてきた画家)
高橋 実氏 (長岡民話の会 顧問)
佐藤 茂氏 (子どもたちの古民家再生委員会)
斉藤文夫氏 (NPO法人福井旧庄屋佐藤家保存会)
石垣 悟氏 (文化庁文化財部伝統文化課 文部科学技官)
司会:戸根与八郎(県立歴史博物館 学芸課長)
6 内容
13:30~13:35開会の挨拶(館長 中島太郎)
報告
13:35~13:55「なぜ雪国の民家の絵画活動なのか」 早津 剛氏
13:55~14:15「今なぜ 民話の語り活動か―コミュニケーションの問題」 高橋 実氏
14:15~14:35 「なぜ古民家再生活動なのか?」 佐藤 茂氏
14:35~14:55「佐藤家の「保存修復」「活用」などの活動について」 斉藤文夫氏
14:55~15:15「なぜ『民具』を活用するのか?」 石垣 悟氏
15:15~15:25 休憩
パネルディスカッション
15:25~16:25 石垣悟氏の進行により、かやぶき民家とその暮らしの現代的な意義について見つめ直す。
16:25~16:30閉会の挨拶(学芸課長 戸根与八郎)
[展覧会開催中の体験コーナー]
※土・日・祝休日の13:30~16:00 申込不要
※体験コーナーは常設展示室内にあります。
ちょっと昔を体験しよう
Part1 4月21日(土)~5月13日(日)
仕事着で変身
Part2 5月19日(土)~6月10日(日)
かんたんさき織り
《体験コーナー特別企画》
4月28日(土)・29日(祝)・30日(休)
わらで縄作りに挑戦!
5月3日(木・祝)13:30~15:00
あったてんがの―昔話を聞こう―
熊倉幸子氏「おさんぎつね」(15分)、「ばくろうときつね」(13分)
安部昌江氏「おけさの話」(7分)、「人生の一生」(5分)、「話買い」(7分)
番場仙司氏「みょうが」(5分)、「それはうそだろう」(7分)
国営越後丘陵公園で開催
4月28日(土) 早津剛と一緒に古民具写生会
10:00~15:00 定員50名 参加費300円
5月4日(金・祝) 屋根ふき実演 10:30~12:00
5月13日(日)古民家見学会 10:00~12:00
5月19日(土)昔のあそび体験(竹とんぼやわら細工とその遊び)
10:30~12:00、13:00~15:00 定員30名 参加費200円
5月20日(日)昔のくらし体験(脱穀、もみすり、精米体験)
10:30~15:00 随時受付
■丘陵公園のイベントは丘陵公園にお問い合わせ・
お申し込みをお願い致します。
〒940-2082 新潟県長岡市宮本東方町大字中山1921
TEL0258-47-8001 FAX0258-47-8002
4月28日(土)~5月27日(日)
早津剛水墨画展
かやぶき民家生活展
~ちょっと昔がそこにある~
<会場>国営越後丘陵公園 檀の館・花と緑の館
刈羽村油田の古民家で開催
4月22日(日)早津剛と一緒に古民家写生会 ★1
10:00~15:00 定員50名 参加費300円
5月12日(土)いろりばたで昔話を ★2
13:30~15:00
5月20日(日)しろかき(田に水を入れ土を細かくする作業)
10:00~11:30、13:30~15:00
5月27日(日)田植え 10:00~15:00
※しろかき、田植えは御自由にご覧ください。
6月3日(日)笹だんごを作ってみよう ★1
13:00~16:00 定員20名 材料費要
■上の★のイベントは、新潟県立歴史博物館で申し
込みを受け付けます。
〒940-2035 新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2
新潟県立歴史博物館講座係
TEL2058-47-6135 FAX0258-47-6136 koryu@nbz.or.jp
★1は往復はがき、★2は電話・FAX、またはメールでお申し込みください。
2007年03月13日
開催期間 : 2007年3月20日(木・祝)~4月6日(日)
(終了しました)
同時開催
「越後長岡ひなものがたり」
春の特別企画
「早津剛 かやぶき民家絵画展」
「文化財を守る-震災からのレスキューと文化財保存」
(終了しました)
2007年01月21日
開催期間 : 2007年1月28日(日)~2月25日(日)
(終了しました)
昨年も日本中で数多くの遺跡の発掘調査がありました。みなさんの町でも行なわれていませんでしたか?
列島に暮らした私たちの祖先の足跡を、この機会に振り返ってみませんか。
地域展
「古代越後佐渡の玉」
新潟県域では縄文時代から古墳時代にかけて特産のヒスイや赤玉を利用し、石製アクセサリーの製作が盛んに行なわれていました。地域展ではその歴史をたどります。
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 600円 | 480円 |
高校・大学 | 400円 | 320円 |
小学・中学 | 200円 | 160円 |
※団体料金は20名様以上
※土日・祝日は小中学生無料
特別講演会
「出土品に語らせる展示」
坪井清足氏(元奈良文化財研究所所長)
日時:2月4日(日)13:30~15:00
会場:歴史博物館 講堂(定員150名)
※葉書またはFAXによる事前申し込みが必要です。
(聴講無料)
体験教室
「作ってみよう本格まが玉作り」
日時:2月10日(土)13:30~15:30
会場:歴史博物館 研修室(定員20名)
※往復葉書による事前申し込みが必要です。
(参加無料)
ギャラリートーク
各週末、祝日は研究員による展示解説があります。
※事前申込不要です。
講演会、体験教室の申し込み先
〒940-2035
新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2
県立歴史博物館 講座係
FAX番号 0258-47-6136 電話番号0258-47-6135
E-mail : koryu@nbz.or.jp