2014年10月01日
県立歴史博物館では、現在開催中の秋季企画展「日本人類学の黎明-小金井良精資料を中心に-」にともない、長岡市内の観光ボランティアを対象とした見学会を開催いたします。
小金井良精は長岡藩出身ではありますが、長岡に住んでいたのは13才までであり、明治3年に上京してからは生涯東京で過ごしたため、長岡市内での知名度も高いとは言えません。本展覧会では、小金井良精という人物とその業績について多くの長岡市民の方々に知っていただくことを目的の一つとしていますが、今回、長岡市内で活動されている観光ボランティアの皆さんに向けて特別見学会を開催することで、その周知の広がりをはかりたいと考えています。
◆日時 平成26年10月3日(金)13:30~15:00
◆場所 新潟県立歴史博物館 企画展示室
◆対象者 長岡市内11地区の観光ボランティアガイドより参加希望された会員の方
本件に関するお問い合わせ:新潟県立歴史博物館 経営企画課 石田・井上
TEL: 0258-47-6135 FAX: 0258-47-6136
2014年09月28日
ホネの定食始まる・・・。
館内にあるレストラン 縄文 では、現在開催中の企画展「日本人類学の黎明」にちなんで、
特別メニューを販売しています。
鶏手羽元と野菜を酢醤油で煮込んだ、その名も「ボーンプレート」です。
サラダとスープがついて750円です。ぜひご賞味ください。
なお、レストラン 縄文 は企画展開催中は毎日営業しています。
レストラン縄文のご案内はこちら
2014年09月26日
当館では、明日 9月27日(土)より、秋季企画展「日本人類学の黎明-小金井良精資料を中心-」を開催します。本日はその開場式、および内覧会が行われました。
開場式の様子 内覧会の様子
開場式には、岡本洋子様をはじめとする出品者の皆様や、長岡市立中央図書館長・金垣孝二様らにご臨席いただきました。その後行われた内覧会では、当館の西田研究員の解説に大勢の皆様が熱心に耳を傾けておられました。
秋季企画展「日本人類学の黎明-小金井良精資料を中心に-」は11月9日(日)まで開催します。この機会にぜひ新潟県立歴史博物館にお越しください。
秋季企画展「日本人類学の黎明-小金井良精資料を中心に-」のご案内はこちら
2014年09月02日
開催期間 : 平成26年9月27日(土)~平成26年11月9日(日)
明治時代後半に約20年にもわたり、日本の先住民を巡る論争が繰り広げられたことがありました。その当事者の一人が東京大学の解剖学教授であった小金井良精(こがねい よしきよ)でした。小金井は長岡藩出身で、小林虎三郎の甥であり、幼少時に戊辰戦争後の逃避行を経験し、やがてドイツ留学を経て、東京大学医学部教授となりました。妻は森鴎外の妹であり、ショートショートの開拓者、星新一は孫にあたります。
この展覧会では、残された書簡類を中心に、日本の骨人類学の始まり、日本人起源論、そして明治・大正期の学者の姿を紹介します。
◆ 会 期 平成26年9月27日(土)~平成26年11月9日(日)
◆ 時 間 9:30~17:00 (観覧券の販売は16:30まで)
◆ 休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
◆ 料金
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 720円 | 570円 |
高校・大学生 | 500円 | 400円 |
中学生以下 | 無料 | 無料 |
◆ 展示総数 約200点
◆ 展示品解説 日程
◆ 見どころ案内
◆ 関連イベント
・記念講演会「韓半島から見た縄文人・弥生人」(終了しました)
日時:10月5日(日)13:30~15:00 会場:当館講堂
講師:藤田 尚 氏(新潟県立看護大学准教授)
・記念講演会「日本列島に最初にやってきた人々」(終了しました)
日時:10月18日(土)13:30~15:00 会場:当館講堂
講師:海部陽介 氏(国立科学博物館研究主幹)
日時:9月27日(土)13:30~15:00 会場:当館研修室
講師:山本哲也(当館研究員)
・講座「「良精(よしきよ)とドイツ」を逍遙する」(終了しました)
日時:11月3日(月・祝)13:30~15:00 会場:当館研修室
講師:青栁正俊(当館副館長)
・体験コーナー「まが玉づくり」(終了しました)
期日:9月27日(土)~10月26日(日)の土日・祝日
時間:13:30~16:00(受付15:30まで)
会場:当館常設展示室内「体験コーナー」
2014年08月26日
当館で現在開催中の夏季企画展「黄金期の浮世絵 歌麿のその時代」では、浮世絵の他に、お歯黒用具一式、キセル、柄鏡(えかがみ)、房楊枝(ふさようじ)など、浮世絵に描かれている生活用具の実物も展示しています。
2014年08月19日
当館で現在開催中の夏季企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」では、浮世絵に描かれた髪型の例を「かづら」で紹介しています。この企画は伝統的な髪結いの技法の継承と普及に励む「全国かづら十日会 新潟支部」のご協力のもとに実現しました。
貴婦人・官女などがハレの時などに結んだ髪型である「下げ髪」や、花魁(おいらん)の代表的な髪型である「伊達兵庫(立兵庫)」(だてひょうご)など4点を展示しています。展示期間は会期終了の9月7日(日)までです。ぜひこの機会に県立歴史博物館にお越しください。
「下げ髪」 左から「丸髷(まるまげ)」「つぶし島田」「伊達兵庫」
夏季企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」のご案内はこちら
2014年08月12日
当館で現在開催中の夏季企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」では、日本アニメ・マンガ専門学校の学生の皆さんの作品も40点展示しています。江戸時代のポップカルチャーである浮世絵と、現代のポップカルチャーであるマンガやアニメとの共演はできないか、という視点から、新潟市内にある日本アニメ・マンガ専門学校に働きかけ、同校とのコラボレーションが実現しました。
日本アニメ・マンガ専門学校では以前から浮世絵をマンガの教材として使用していたそうですが、今回この企画展開催にあわせて、浮世絵を現代表現でアレンジして新たに制作してくれました。時代を越えたポップカルチャー共演が楽しめるのも、この企画展の見どころの一つとなっています。
当館はお盆中ももちろん開館していいます。マンガやアニメに興味のある人もぜひご来館ください。
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