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浮世絵に描かれた生活用具を展示
2014年08月26日
当館で現在開催中の夏季企画展「黄金期の浮世絵 歌麿のその時代」では、浮世絵の他に、お歯黒用具一式、キセル、柄鏡(えかがみ)、房楊枝(ふさようじ)など、浮世絵に描かれている生活用具の実物も展示しています。
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お歯黒用具一式(日本歯科大学新潟生命歯学部 医の博物館所蔵)
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柄鏡・鏡箱(個人所蔵)
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房楊枝(再現品)制作:浮原忍氏(日本歯科大学新潟生命歯学部 医の博物館所蔵)
歯を黒くする風習は古墳時代から行われ、江戸時代中期以降、既婚夫人の風習として定着しました。房楊枝はヤナギ(楊)を材料とし、一端または両端を房状として、歯みがき、また女性はお歯黒用にも使用しました。この展覧会でも、歯みがきの様子を知ることができる浮世絵を2点展示しています。
鮮やかな浮世絵を楽しみつつ、この機会に江戸時代の人々の日常生活について学んでみてはいかがでしょうか。
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