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当館所蔵の古文書が新潟県文化財の指定について答申されました

2025年02月22日

令和7年2月6日に新潟県文化財保護審議会が開催され、当館所蔵の古文書「越後国石井庄寄人庄子解  1通」を含む2件の有形文化財の新潟県文化財指定及び、新潟県選定保存技術の技術保持者を追加認定するよう、新潟県知事へ答申されました。なお、県文化財の指定は、県報告示(3月下旬予定)をもって正式決定となります。

 

詳細は→ 令和6年度県文化財の指定及び選定保存技術の追加認定について答申されました – 新潟県ホームページ

 

 

【越後国石井庄寄人庄子解(えちごのくに いわいのしょう よりうど しょうし げ)】当館所蔵

 

 

元々は奈良東大寺に保管されていた巻子装された古文書です。康平2(1059)年に東大寺領荘園である越後国石井庄の人々が、荘園の管理者である良真の不正を東大寺に訴え、別の者を管理者にするよう要望したものです。石井庄は頸城郡にあったことは知られていましたが、近年の発掘調査で「石井庄」「石庄」と書かれた墨書土器が発見された岩ノ原遺跡(上越市向橋)近辺がこの荘園にあたるということがわかりました。

11世紀の地域社会及び荘園経営の実態を知ることができる貴重な史料です。