トップページ>活動情報>トピックス>高校生アカデミック・インターンシップ研修の成果を展示中(10/14まで)

活動情報

高校生アカデミック・インターンシップ研修の成果を展示中(10/14まで)

2021年09月17日

8月10日・11日に、高校生アカデミック・インターンシップ研修が行われ、6人の高校生たちが参加しました。
学芸員とは何か、博物館の意義とは何かを理解してもらうことを目的に、どのように資料が守られているか学んだり、展示の意義について学んだりしました。

最終的には長野県出身の画家、原田泰治先生のピエゾグラフ(高精細複製画)の中から、高校生たちが話し合って決めた「山景」というテーマにそって6点を選び、どのように展示するか展示計画をたて、実際に展示作業も行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【展示テーマ「山景」】

日本人の生活に深く関わってきた山と四季。

 

山は身近な存在であり、時には信仰の対象になっていた。

それは様々な表情を見せ、人々に恵みを与えてきた。

しかし、現代に暮らす人々はメディアに目が行きがちなため、

その魅力に気付いていないのではないだろうか。

本展示を通して、気候や時間帯によって異なった表情を見せる山々を

味わっていただきたい。

 

 

好評につき、当館の企画展示室前ロビーにて10月14日まで展示しています。

原田泰治先生の世界と合わせて、高校生たちが学び、話し合い、考えた成果を感じていただければ幸いです。またこの展示から、高校生6人が届けたかったメッセージが、皆さんに少しでも伝われば嬉しいです。ぜひご覧ください。

 

 

【高校生アカデミック・インターンシップとは】
大学進学希望の生徒に「大学の向こうにある社会」を意識させ、大学研究室や研究機関等と連携し、将来進む可能性のある学問分野に関係した研究活動等を体験し、大学等への視野を広げ、学習意欲や進路意識を高め、探求する力・課題解決能力等を身につけることを目的としています。
新潟県教育委員会が主催で平成30年度から始まった事業です。当館では令和元年度から受け入れを開始しました。