2018年07月23日
新潟県立歴史博物館では、にいがた文化遺産活用推進プロジェクトを実施しています。その関連イベントとして、9月16日(日)に「三味線と語りを楽しむ」を佐渡市にて開催します。
江戸時代に生まれて人気を博し、現代まで伝えられてきた文弥節。本講演では佐渡文弥節のレパートリーや節付け、上演形態などを、近世中期、近松門左衛門が活躍した頃の浄瑠璃などと絵画資料や
古典籍を用いて比較します。そして、日本演劇史上、佐渡文弥節がどのような位置を占めるのか、その特異で貴重な伝承について考えたいと思います。
三味線の調べと太夫が語る文弥節、それに合わせた人形遣いの動きなど、その様子を実際に鑑賞しながら理解を深める企画です。佐渡に伝わる語り芸として「ちょぼくり」の特別上演(解説付き)も
行います。ぜひご参加ください。
◆期日 平成30年9月16日(日)
◆会場 あいぽーと佐渡 多目的ホール(佐渡市両津夷384-11)
◆時間 13:30~15:30(受付13:00から)
◆内容
【講演】
「日本演劇史の中の『佐渡文弥節』―その位置付けと役割―」
講師:田草川みずき さん(千葉大学国際未来教育基幹 准教授)
【文弥節実演】
久保 宗香 さん(太夫) 川野名孝雄 さん(人形遣い)
【特別出演】 ちょぼくり
本間 敞詮 さん(地方) 広嶋 源一 さん(踊り)
解説:池田 哲夫 さん(新潟大学名誉教授)
◆定員 150名(要申込・先着順)
◆料金 無料
◆申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
氏名、住所、電話番号を明記してください。
◆申し込み先
佐渡市教育委員会 社会教育課 佐渡学センター
〒952-1311 佐渡市八幡2041番地
電話・FAX:0259-52-2447 E-mail:sg-center@city.sado.niigata.jp
「三味線と語りを楽しむ」チラシはこちら(pdf)