2013年03月22日
職名 専門研究員(シニアリサーチャー)
学位 文学修士
略歴
1959年生まれ
昭和58年11月 東京大学大学院博士課程中退
平成9年4月 新潟県採用
平成12年8月~ 新潟県立歴史博物館
専門分野 考古学
所属学会 日本考古学協会、日本文化財科学会、第四紀学会、日本ガラス工芸学会、Society for American Archaeology
主要研究課題
個別研究「日本人類学・考古学史の研究」(H27)、総合研究「火炎土器の用途」(H21~23)、総合研究「火炎土器様式圏の食」(H18~20)
科学研究費「先史時代における儀礼食の研究」(H23~25)
AHRC “Early pottery in East Asia”(2014-2017)
著書・論文等 著作リスト
担当企画展
日本人類学の黎明(H26)、にいがたの弥生時代(H25)、古代オリエントの世界(H24)、金のお金・紙のお金(H23)、シャルジャ―砂漠と海の文明交流(H22)、火焔土器の国(H21)、アイヌの工芸(H20)、発掘された日本列島2006(H18)、水辺と森と縄文人(H17)、唐三彩(H16)
研究ページ
2013年03月22日
所属 学芸課
職名 学芸課長
学位 文学修士
略歴
早稲田大学第一文学部史学(日本史)卒業
早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学
新潟県企画調整部企画課社会文化施設建設班
新潟県立歴史博物館
専門分野 日本古代史
所属学会
史学会、歴史学研究会、続日本紀研究会、古文書学会、日本情報考古学会、新潟史学会、新潟県考古学会など
主要研究課題
越後佐渡地域を中心とした古代地方社会の研究、博物館におけるICT技術応用の研究
著書・論文等
「集落の境界をめぐる祭祀-新潟県の民俗例から考える-」(佐々木虔一・笹生衛・菊地照夫編『古代の交通と神々の景観-港・坂・道-』八木書店、2023年5月)
新潟県立歴史博物館監修『まじないの文化史 日本の呪術を読み解く』(河出書房新社、2020年5月)
「磐舟柵と岩船郡の成立」(『新潟県立歴史博物館研究紀要』第21号、2020年3月)
「新潟県の温泉と薬師信仰」(『新潟県立歴史博物館研究紀要』第20号、2019年3月)
「古代地方史研究の課題―新潟県を例として」(新川登亀男編『日本古代史の方法と意義』勉誠出版、2018年1月)
『おふだにねがいを―呪符―』展示図録(2016年3月)
「WiFiを利用した簡易型展示ガイドシステムについて」(『新潟県博物館協議会 研究紀要』第2号、2015年3月)
「康平寛治の年紀を持つ『越後古図』について」(『新潟県立歴史博物館研究紀要』第16号、2015年3月)
「いわゆる“越後古図”について」(『越佐の地名』第15号、2015年3月)
「八幡林遺跡出土木簡釈文の再検討」(共著)(『新潟県立歴史博物館研究紀要』第14号、2013年3月)
「墨書土器」(新発田市埋蔵文化財調査報告第44『地蔵潟A遺跡発掘調査報告書』2012年3月)
「文字資料」(新発田市埋蔵文化財調査報告第43『空毛遺跡発掘調査報告書』2012年3月)
「七社遺跡出土「九九」木簡について」(新発田市埋蔵文化財調査報告第42『七社遺跡発掘調査報告書』2011年3月)
「古代北陸道越後佐渡路に関する諸問題」(『新潟県立歴史博物館研究紀要』第11号、2010年3月)
『平成20年度秋季企画展ハンコ今昔』展示図録(2008年10月)
「博物館Webサイト論-アクセシビリティの問題を中心に-」(『新潟県立歴史博物館研究紀要』第9号、2008年3月)
「古代北陸の交通-越後佐渡への陸路と海路-」(小林昌二・小嶋芳孝編『日本海域歴史体系 第一巻古代篇I』清文堂出版、2005年12月)
「古代越後における野生動物由来製品利用の一様相」(小林昌二編『古代の越後と佐渡』高志書院、2005年3月)
「墨書土器および木簡について」(紫雲寺町埋蔵文化財調査報告書第3集『二ツ割遺跡、中住吉遺跡発掘調査報告書II』2004年3月)
「出土文字資料データベース化の諸問題」(『情報考古学』第8巻第1号、2002年9月)
「新潟県立歴史博物館情報管理システムの概要」(『新潟県立歴史博物館研究紀要』第2号、2001年3月)
「博物館におけるインターネットの活用」(「インターネットと教育シンポジウム’96」発表、1996年)
「県立歴史民俗文化館(仮称)における博物館情報の提供」(『新潟インターネット教育利用研究会(NICE)研究活動年次報告書』Vol.1、1995年)
「畿内郡司層氏族に関する覚書」(『史観』第129冊、1993年9月)
「『日本紀略』延暦十三年の記事について」(『続日本紀研究』第283号、1992年12月)
担当企画展
平成31年度 「越後佐渡の温泉文化」
平成28年度 「おふだにねがいを―呪符―」
平成25年度 「謎の古地図―新潟平野が海の底か!?―」
平成24年度 「古代の越後国古志郡-八幡林遺跡出土木簡とその時代-」
平成22年度 「日本海の至宝」
平成20年度 「ハンコ今昔」
平成18年度 「グアテマラ民族衣装の彩り-本間コレクションから-」
平成19年度 「昔の人はどんな顔? ―土偶からキャラクターグッズまで―」
平成13年度 「冷泉家展」(巡回展)
研究ページ
2013年03月22日
所属 学芸課
職名 専門研究員
学位 文学修士
略歴
1966年8月 生まれ
1992年3月 國學院大學大学院文学研究科中退
2000年8月 歴史博物館開館とともに研究員として現在に至る
専門分野 考古学
所属学会 日本考古学協会
主要研究課題
科学研究補助金、平成20~22年度 基盤研究C1(課題番号20605020)、「博物館における縄文食プログラム策定の基礎資料収集及び新分析手法の開発」(研究代表者、2008~2011)報告書、歴史博物館総合研究、「火炎土器の用途」(研究分担者、2009~2012)、「火炎土器の食」(研究分担者、2006~2009)
著書・論文等
「記念物としての配石-縄文時代の配石遺構-」月刊考古学ジャーナルNo.612(2011年4月号)P.P.16-21 2011.4.
「土器のはじまり」『縄文はいつから!?-地球環境の変動と縄文文化 -』P.P.37-58 新泉社 2011.2.
「彫刻される石皿と石棒」『火焔土器の国』新潟県立歴史博物館編 P.P.100-103 新潟日報事業社 2009.4.
「火焔型土器の作り方」『火焔土器の国』新潟県立歴史博物館編 P.P.71-76 新潟日報事業社 2009.4.
「火炎土器、北へ」『火焔土器の国』新潟県立歴史博物館編 P.P.65-70 新潟日報事業社 2009.4.
「火焔型土器をみる」『火焔土器の国』新潟県立歴史博物館編 P.P.62-64 新潟日報事業社 2009.4.
担当企画展
「岩に刻まれた古代美術」(2015年)「遺跡が語る新潟県の歴史」(2014年)
「日本海の至宝」(2010年)、「火焔土器の国」(2009年)
研究ページ
2013年03月22日
所属 学芸課
職名 専門研究員
学位 文学修士
略歴
1989年 中国浙江大学外国語学院(日本語専攻)卒業
1990年 中国浙江省社会科学院地震局
1997年 新潟大学人文科学研究科修士課程修了
2000年 新潟大学現代社会文化研究科博士後期課程単位取得退学
2000年5月 新潟県立歴史博物館主任研究員
専門分野 民俗学
所属学会 日本民俗学会 日本民具学会 など
主要研究課題
民俗資料の活用、民俗文化の再生、居住空間と家族研究、山崎光子服飾コレクションの分類に関する基礎的な研究、中越地震後の山古志への「帰村」に関する民俗学的研究、中国舟山の人形芝居に関する民俗学的研究
著書・論文等
「山古志のくらし」『山古志ふたたび』新潟大学人文学部地域文化連携センター 平成20年
「新潟県の背中当」『新潟県立歴史博物館紀要』9 平成20年
「「侯家班」の劇楽について」『中国民話の会通信95』平成17年
「エアカとチャノミー佐渡北小浦の女性を通してー」『環境・地域・心性』福田アジオ編 岩田書院 平成16年
「北小浦の老人たちと宅配便―家族変容の視点から―」『北小浦の民俗―柳田国男の世界を歩くー』吉川弘文館 平成14年
「日々の暮らし」『北小浦の民俗―柳田国男の世界を歩くー』吉川弘文館 平成14年
「中国旧正月の人形剪紙」『新潟県立歴史博物館紀要』4平成14年
『柳田国男の世界 北小浦民俗誌を読む』 (分担執筆)吉川弘文館 平成13年
「食と住」『中国江南村落の民俗誌的研究-上海近郊村落の民俗』神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科 平成12年
学会発表
「農から始まる日常づくり-仮設住宅での3年間の生活を追って-」シンポジウム「復興への原動力 「民俗文化財」」平成20年
「舟山人形劇団「侯家班」の実践―定海区塩倉街道海新村某家の「満月劇」の上演を事例に―」 日本民俗学会第57回年会 平成17年
担当企画展
平成28年度 「すてきな布-アンギン研究100年-」
平成27年度 「大正ロマン・昭和モダン」
平成22年度 「布のいのちと美」
平成20年度 「山古志ふたたび」「アイヌの工芸」
平成19年度 「かやぶき民家展―早津絵画から広がる世界―」「つくって、学ぼう ―わらの体験広場がおもしろい!―」
平成13年度 「越後・佐渡の民話」
2013年03月22日
所属 学芸課
職名 専門研究員
学位 修士
略歴
1993年3月 新潟大学人文学部文化課程卒業
1995年3月 同大学院人文科学研究科修士課程修了
1995年4月 新潟県企画調整部企画課社会文化施設建設班主事
2000年8月 新潟県立歴史博物館研究員
2002年4月 同主任研究員
2014年4月 同専門研究員
専門分野 日本近世史
所属学会 新潟史学会、信濃史学会ほか
主要研究課題
・日本近世社会における人と動物の関係史
・越後国、佐渡国絵図
・佐渡金銀山絵巻
著書・論文等
・「石井文峰筆「佐渡金銀山稼方之図」~二代歌川広重の佐渡金銀山関係浮世絵との関連を含めて~」
『新潟県立歴史博物館研究紀要』15、2014
・「佐渡金銀山絵巻の分類・変遷と絵師」『佐渡金銀山絵巻-絵巻が語る鉱山史』同成社、2013
・「江戸時代の旅と越後の名所」『歴史地理学』55-1、2013
・「鉱山絵巻からみる佐渡金銀山」 アジア遊学166『歴史のなかの金銀銅-鉱山文化の所産』
勉誠出版、2013
・「新収蔵の佐渡金銀山関係資料について」『新潟県立歴史博物館研究紀要13、2012
・「「松倉金山絵巻」と佐渡金銀山絵巻」『新潟県立歴史博物館研究紀要』11、2010
・「江戸時代の豚とその食用についてー近代家畜肉食受容過程の観点からー」『食文化助成研究の
報告』12 財団法人味の素食の文化センター2002
・「近世越後の犬について」『新潟県立歴史博物館研究紀要』3 2002
・「佐渡『川上家文書』に記される牛皮の使用目的をめぐって」『金銀山史の研究』高志書院 2000
・「『重城保日記』にみる幕末期の養豚業をめぐって」『幕末維新と民衆社会』高志書院 1998
・(分担執筆)『街道の日本史24 越後平野・佐渡と北国浜街道』吉川弘文館 2005
・(分担執筆)『国絵図の世界』柏書房 2005
・(分担執筆)『地域と歩む史料保存活動』岩田書院 2003
担当企画展
・平成28年度「お菓子と新潟」
・平成25年度「黄金の国々-甲斐の金山と越後佐渡の金銀山-」
・平成23年度「越後の大名」
・平成22年度「旅つれづれ」
・平成15年度「捕る 愛でる 拝む-人と動物展」
2013年03月22日
所属 学芸課
職名 専門研究員
学位 修士(史学)
略歴
1996年 中央大学大学院博士課程前期修了
2004年 中央大学大学院博士課程後期単位取得退学
専門分野 日本中世史
所属学会
歴史学研究会、日本史研究会、大阪歴史学会、日本宗教文化史学会、出土銭貨研究会、新潟史学会
主要研究課題
中世の葬送に関する研究、越後上杉氏に関する研究
著書・論文等
・越後文書宝翰集における上杉謙信署判文書(矢田俊文編『室町・戦国・近世初期の上杉氏史料の帰納的研究』、新潟大学人文学部、2006年)、27~36頁
・文献史料からみた「遺棄葬」(狭川真一編『墓と葬送の中世』、高志書院、2007年)、55~72頁
・越後永正の内乱と信濃(『信濃』60-10、2008年)、49~61頁
・上野氏・発智氏と上野氏文書・発智氏文書(矢田俊文・新潟県立歴史博物館編『越後文書宝翰集 上野氏文書・発智氏文書』、新潟大学「東部ユーラシア周縁世界の文化システムに関する資料学的研究」プロジェクト叢刊XIII、2009年)、35~43頁
・名主家の寺庵と常照寺(坂田聡編『禁裏領山国荘』、高志書院、2009年)、473~493頁
・新潟市蒲原神社所蔵「木造伝畠山重宗夫妻坐像」について(水野敬三郎氏と共著、『新潟県立歴史博物館研究紀要』11、2010年)、81~100(1~20)頁
・魚沼市弘誓寺所蔵「木造不動明王坐像」と戦国期新潟津不動院(『新潟史学』64、2010年)、24~37頁
担当企画展 よみがえる上杉文化(H13)、国指定重要文化財・越後文書宝翰集の世界(H18)、風林火山(H19)、天地人(H21)、親鸞となむの大地(H26)、古代オリエント美術の愉しみ(H28)、川中島の戦い(H29)
2013年03月22日
国内で所蔵される約100点の佐渡金銀山絵巻を比較・分類調査し、1730年代から幕末期までの100年以上にわたって制作され、その時々の経営・技術の変化が反映されていることを検証した。また、佐渡金銀山絵巻は元来、佐渡奉行所の絵図師(山尾氏)が佐渡奉行ら交代の度ごとに制作したが、現存する100点以上の絵巻の大半は、全国各地においてさまざまな理由で転写されたものであり、このような多数の写本の存在は、国内最大の金銀山だった佐渡金銀山そのものの重要性や、人々の関心の高さを反映することを指摘した。