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投扇興をやってみよう!(終了しました)

2018年09月09日

当館では秋季企画展「徳川の栄華―徳川家、日光東照宮、牧野家ゆかりの名品―」にあわせて、
9月15日(日)~10月8日(月・祝)までの土日祝日に、体験コーナー「投扇興をやってみよう!」を開催します。


江戸時代に生まれた、扇を投げて的に当てる遊びを体験します。桐箱の台に立てられた「蝶」と呼ばれる的に向かって扇を投げ、その扇・蝶・枕によって作られる形を、源氏物語や百人一首になぞられた点式にそって採点します。大人から子どもまで楽しめますので、ぜひご参加ください。


期間: 2018年9月15日(日)~10月8日(月・祝)までの土日祝日のみ

時間: 13:30~16:00(受付は15:30まで)

料金: 体験無料
ただし常設展観覧料【一般510円 高校・大学200円 中学生以下無料】が必要です。
企画展のチケットで常設展も観覧できます。

申し込み: 不要 当日体験コーナー(常設展示室内)にお越し下さい。

お問い合わせ先: 新潟県立歴史博物館 経営企画課 交流普及担当
TEL 0258-47-6135
FAX 0258-47-6136

2018年度体験コーナーチラシ(前期)(PDF)









秋季企画展「徳川の栄華」で「銀印」初公開(展示終了しました)

2018年08月30日

長岡開府400年・NST開局50周年記念 新潟県立歴史博物館平成30年度秋季企画展
「徳川の栄華―徳川家、日光東照宮、牧野家ゆかりの名品―」にて、新出資料の銀印
「経文緯武(けいぶんいぶ)」が本邦初公開!

「経文緯武」(9月15日~9月30日のみ限定展示)




 銀印「経文緯武」は德川宗家の蔵を調査する過程で、平成29年(2017年)に発見されました。徳川家の家紋「三つ葉葵」のある黒塗葵紋付蒔絵方形箱に入っていた銀印の印面の大きさは縦9.2cm・横9.2cmで、印面から鈕までの高さは7.8cmです。重さは2.7kgあります。

     黒塗葵紋蒔絵方形箱


 この銀印は、安政4年(1857年)に江戸幕府が篆刻家の益田香遠らに命じて製作されました。印面の「経文緯武」は「文を経(たていと)にし、武を緯(よこいと)にす」と読み、「文武両道を兼ねた政治の理想的な姿」を表すとされています。14代将軍の徳川家茂と15代将軍の徳川慶喜が使用し、主に外交文書に押印されました。銀印が捺された外交文書には、安政6年の日米修好通商条約批准書(批准書交換は翌年の万延元年)や文久2年(1862年)に文久遣欧使節をヨーロッパへ派遣した際の信任状などがあります。
 批准書は条約に対する国家の最終的な確認・同意書で、国家元首によって署名(押印)されます。親書や信任状は国家元首同士でやりとりされるものです。つまり、この銀印「経文緯武」は、将軍が「国家元首」として作成する外交文書に押印した印章で、日本外交史上で大変貴重な資料といえます。

 今回、德川記念財団様のご協力のもと、銀印「経文緯武」が「徳川の栄華ー徳川家、日光東照宮、牧野家ゆかりの名品ー」(会期:9月15日~11月4日)で初公開されることとなりました。
 公開期間は9月15日~9月30日の限定です。お見逃しなく!

秋季企画展「徳川の栄華―徳川家、日光東照宮、牧野家ゆかりの名品―」の展覧会の詳細はこちら
秋季企画展 お得な割引情報はこちら



「徳川の栄華」展 展示資料一覧(最新版10/3)はこちら(PDF)
「徳川の栄華」展 展示構成・見どころはこちら


德川記念財団ホームページはこちら



















9月常設展ワンポイント解説

2018年08月29日

新潟県立歴史博物館では、毎週土日に研究員による常設展示ワンポイント解説を行っています。
最新の研究成果から、わかりやすく面白い話題を提供します。
日時は、毎週土日、午後1時から始め、10分から30分程度行っています。
料金は、常設展観覧料(一般510円 高校生・大学生200円 中学生以下無料)が必要です。
企画展観覧券で常設展も観覧できますので「徳川の栄華」展とあわせてぜひワンポイント解説にもお越し下さい。
このワンポイント解説を聴くと、常設展が何倍も面白くなります。観覧者のみなさまの質問にもお答えします。研究員との対話をお楽しみ下さい!

なお、常設展示がよくわかる「常設展示図録」も販売しております。
 


          【9月常設展示ワンポイント解説予定】  

9月1日(土)13:00~「縄文時代のムラと災害」(宮尾研究員)
 縄文時代には本拠地となるムラがあります。住居その他がつくられていますが、現代のような災害が
 あったのか、考えます。 

9月2日(日)13:00~「甲子園に響き渡った相馬御風作詞の校歌」(山本研究員)
 今年、熱い闘いが繰り広げられた第100回全国高校野球選手権記念大会。その大会で流れた
 相馬御風作詞の校歌を題材にお話しします。

9月8日(土)13:00~「ヒスイの利用がはじまるまで」(橋詰研究員)
 国石にも選ばれ日本を代表する石でもあるヒスイが、どのように使われはじめたのかについて
 解説します。

9月9日(日)13:00~「風祭り」(三国研究員)
 大風を鎮めるために行われてきた風祭りについて解説します。

9月15日(土)13:00~「戊辰戦争とスネル兄弟」(西田研究員)
 戊辰戦争関連史料にたびたび登場するスネル兄弟の新潟における動きについて解説します。

9月16日(日)13:00~「古代の”錦旗”?」(浅井研究員)
 古代に錦旗はあったのか?

9月22日(土)13:00~「牧野家と越後長岡」(前嶋研究員)
 元和4年(1618)、牧野忠成が長岡藩主となりました。以後長岡藩は約250年の間、牧野家の
 統治するところとなります。戦国~江戸時代の牧野氏について解説します。

9月23日(日)13:00~「江戸時代の越後の川魚」(渡部研究員)
 江戸時代の越後の川魚の生息域やその変化について複数の文献史料から解説します。

9月29日(土)13:00~「雪害と克雪」(田邊研究員)
 豪雪災害として知られる36・38豪雪について、その歴史的位置について考えます。

9月30日(日)13:00~「佐渡の人形芝居」(大楽研究員)
 佐渡に伝わる文弥人形、説経人形、のろま人形について解説します。



年に数回、館外から専門家をお呼びし、ゲスト解説も行っています(不定期)






                               第1回ゲスト解説の様子

2018年度後期(10月~3月)講座・講演会情報

2018年08月21日

当館にて2018年度後期(10月~3月)に開催する講座・講演会情報をお知らせします。
年間リーフレットにはありませんでしたが、追加の講座もございます。ぜひお申し込み下さい。

【追加講座情報】講師:橋詰 潤 (当館研究員)
11月17日(土)「土器づくりの始まったころ」/1月12日(土)「旅をしていた石たち」

      詳しくはこちら⇒2018年度後期 講座・講演会一覧(PDF)


■申し込み方法・手続き
 申し込み方法は、「電話」「葉書」「ファックス」「メール」での申し込みとなります。
 いずれも、希望講座名、お名前、住所、電話番号の4項目を明記してください。
 講師都合等による実施日の延期(中止)ということもあります。その際、申し込み者にはご連絡を
 いたしますが、申し込みされていない方へはご連絡できませんのでご注意ください。

■申し込み先
  新潟県立歴史博物館 経営企画課
  〒940-2035 新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2
  TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 メール:koryu@nbz.or.jp











講座「色部家の歴史と古文書」(終了しました)

2018年08月20日

講師 : 前嶋 敏(当館研究員)

シリーズ「記念」連続講座④
鎌倉時代以来、越後を拠点に活動していた色部氏は、たくさんの古文書を現在に伝えました。色部氏が古文書を伝えた意図や歴史的な意義などについて考えます。

期日  2018年10月20日(土) 

時間  13:30~15:00

会場  新潟県立歴史博物館 研修室

定員  50名(要申込)

料金  無料

申し込み方法
 電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
 講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。

申し込み先
 新潟県立歴史博物館 経営企画課
 〒940-2035 長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2

 TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp


2018年度後期 講座・講演会一覧(PDF)はこちら


秋季企画展「徳川の栄華―徳川家、日光東照宮、牧野家ゆかりの名品―」のご案内はこちら













「戊辰戦争150年」展の入場者が1万人を達成しました!

2018年08月15日

8月15日(水)、夏季企画展「戊辰戦争150年」の入場者が1万人を達成しました。
1万人目の入場者は、長岡市坂之上町からお越しの歴史好きな小学生、木杢虎太郎(きもくこたろう)さんです。木杢さんには当館の斎藤良人館長が認定証と記念品と花束を贈りました。
おめでとうございます!!


夏季企画展「戊辰戦争150年」は8月26日(日)まで開催しています。会期あと10日あまりです。
皆様のご来館をお待ちしております。


夏季企画展「戊辰戦争150年」のご案内はこちら










8月常設展ワンポイント解説

2018年08月05日

新潟県立歴史博物館では、毎週土日に研究員による常設展示ワンポイント解説を行っています。
最新の研究成果から、わかりやすく面白い話題を提供します。
日時は、毎週土日、午後1時から始め、10分から30分程度行っています。
料金は、常設展観覧料(一般510円 高校生・大学生200円 中学生以下無料)が必要です。
企画展観覧券で常設展も観覧できますので「戊辰戦争150年」展とあわせてぜひワンポイント解説にもお越し下さい。
このワンポイント解説を聴くと、常設展が何倍も面白くなります。観覧者のみなさまの質問にもお答えします。研究員との対話をお楽しみ下さい!

なお、常設展示がよくわかる「常設展示図録」も販売しております。
 


【8月常設展示ワンポイント解説予定】  

8月11日(土)13:00~「古代の”官軍”」(浅井研究員)
 奈良から平安時代初めにおいて征討にあたった”官軍”のあり方について解説します。 

8月12日(日)13:00~「日本周辺の最古の土器」(橋詰研究員)
 日本と時を同じくして周辺地域でも使われはじめた最古の土器について解説します。

8月18日(土)13:00~「良寛と河童の秘伝薬」(大楽研究員)
 良寛と親交のあった桑原家には、「水神相伝」と書かれた額があり、良寛の書と伝えられています。
 良寛ともゆかりのある河童の秘伝薬について解説します。

8月19日(日)13:00~「お盆と植物」(三国研究員)
 お盆の行事には様々な植物が使われます。供物、盆花などに使われる植物について考えます。

8月25日(土)13:00~「江戸時代の塩づくり」(渡部研究員)
 江戸時代の塩づくりの技術について、越後・佐渡の事例を中心に解説します。 

8月26日(日)13:00~「縄文時代の環境変化」(西田研究員)
 縄文時代におこった地球規模の環境変動について海岸線の変化を中心に解説します。



年に数回、館外から専門家をお呼びし、ゲスト解説も行っています(不定期)






                               第1回ゲスト解説の様子