2021年08月25日
家や村々で伝えられてきた小さなまつりは、季節ごとの祈りや楽しみとして伝承され、人と自然、地域、世代をつなぐ大切な場でした。社会が変化する中、季節のうつろいや人々のつながりを感じる大切な機会として、今その価値は見直されようとしています。
本展示では、新潟のくらしの中で育まれてきた四季折々の年中行事に関する資料 約250点から、人々の季節の感じ方や神仏との関わり方について考えます。
◆ 会 期 令和3年9月18日(土)~11月7日(日)
◆ 時 間 9:30~17:00
(観覧券の販売は16:30まで)
新潟県長岡市関原町1-2247-2
TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136
◆ 休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日)
◆ 観覧料 常設展観覧料でご覧いただけます。
一般520円(410円)、高校・大学生200円(160円)、中学生以下無料
※( )は20名様以上の団体料金
【関連講座・イベント】
※今後の新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、中止・変更の場合があります。
日時:令和3年10月2日(土)13:30~15:00
講師:三国 信一(当館研究員)
会場:当館研修室(定員18名 要申込 無料)→当館講堂(定員75名 要申込 無料)
七夕行事と盆行事は一般的には全く別の行事として知られていますが、実際は共通の要素が多く、一連の行事として伝承している地域もあります。身近でありながら謎の多い七夕と盆について、行事を比較しながら考えます。
日時:令和3年10月10日(日)13:30~14:30
語り手:小林 勝彦さん(百川鳥追い賽の神保存会)
聞き手:三国 信一(当館研究員)
会場:当館研修室(定員18名 要申込)
日時:令和3年10月16日(土)13:30~15:00
講師:大楽 和正(当館研究員)
会場:当館研修室(定員18名 要申込 無料)→当館講堂(定員75名 要申込 無料)
日の出を待って夜明かしする行事を「日待(ひまち)」といいます。一方、決まった月齢の夜に集まり、月の出を拝む行事を「月待(つきまち)」といいます。干支の「庚申(かのえさる)」の夜に集まる庚申待は、日待の中でも最も一般的で、各地で庚申講が組織され、多くの庚申塔の石仏が建てられました。新潟県内の日待・月待に関する石仏の分布を読み解きながら、日の出、月の出を拝する信仰について探ります。
※申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1ー2247ー2
TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp
【体験プログラム】
※今後の新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、中止・変更の場合があります。
かつて新潟県胎内市の村松浜では、8月はじめに雛人形を作り、8月7日の七夕祭りの最後に人形をつるした舟を海に流し、盆の精霊を迎える行事をおこなっていました。
折り紙や半紙を使って、胎内市村松浜に伝わる七夕雛人形作りに挑戦します。
期日:9月19日(日)・9月26日(日)
10月3日(日)・24日(日)・31日(日)
※10月10日(日)・17日(日)は体験プログラムはお休みです
時間:13:30~15:30(受付終了は15:00)
場所:県立歴史博物館 研修室
定員:会場内の人数は20名まで
(混雑時はお待ちいただく場合があります)
事前申込み:不要、当日受付
体験料:無料 ただし常設展観覧券のご提示が必要です。
【「四季のくらし、小さなまつり」展関連書籍コーナー設置図書館】
秋季テーマ展示の開催にあわせ、県内の図書館様から関連書籍コーナーの設置にご協力をいただけることとなりました。
このコーナー設置が皆様のお住まいの地域の図書館に足を運んでいただくきっかけとなれば幸いです。
また、お近くの図書館で関連図書に触れていただいた後は、ぜひ当館へもご来館ください。
「四季のくらし、小さなまつり―新潟県の年中行事―」展 関連書籍コーナー設置図書館はこちら