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新たに国宝、重要文化財等43点の資料が展示されます

2014年05月19日

 現在開催中の「親鸞となむの大地」展におきまして、一部展示替えをします。
 5月20日(火)より新たに展示されるのは、国宝2点、国指定重要文化財3点をはじめとする
合計43点です。
           
              「親鸞聖人書状」(西本願寺所蔵)



 新たに展示される国宝「上杉謙信願文」(米沢市上杉博物館所蔵)は、元亀三年(1572)6月
における上杉謙信と加賀・越中の浄土真宗勢力との対立を示す貴重な文書です。 
 国指定重要文化財「親鸞聖人書状(上図)(西本願寺所蔵)は、親鸞が没する直前に作成
した書状で、末娘覚信尼親子の生活を気づかう親鸞の心情がうかがえるものです。  
 また、国指定重要文化財「七箇条制誡(しちかじょうせいかい)(二尊院所蔵)は、親鸞の
師、法然が門弟たちに対して自戒させるべく記した制誡で、法然の署名・花押のほか、綽空と名
のっていた30歳頃の親鸞の署名を確認することができる資料です。
 寺外で初公開の「六角宝塔(親鸞の頂骨を納めたとされる舎利塔)(上越市 浄興寺所蔵)、
親鸞の実在を証明する資料で750年ぶりの里帰りとなる「恵信尼文書」は、引き続き展示して
います。会期は、6月8日(日)までとなっておりますので、ぜひ御覧ください。
 なお、会場が暗いので、オペラグラス等をご持参いただくことをおすすめします。



 「親鸞となむの大地」展の詳しい内容はコチラ
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