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2023年

講座 「ICOM、そして日本の博物館法」(終了しました)

2023年04月10日

講師 : 山本 哲也(当館研究員)

毎年5月18日は「国際博物館の日」です。「国際博物館の日」を記念した講座です。

 

2022年8月、ICOM(国際博物館会議)の総会において、博物館の定義の改定が採択されました。また2023年4月に改正博物館法が施行されました。

ICOMの定義の変遷や博物館法改正の要点などを確認し、博物館とは何かを改めて考えます。

 

※「国際博物館の日」は、博物館が社会に果たす役割を広く普及啓発することを目的として,ICOM(イコム。世界の博物館関係者で組織される国際博物館会議)によって1977年に制定されたものです。

 

 

期 日  令和5年5月20日(土)

 

時 間  13:30~15:00

 

会 場  新潟県立歴史博物館 研修室

 

定 員  50名(要申込)

 

料 金  無料

 

申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。

 

申し込み先
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1‐2247‐2

TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp

 

 

令和5年度前期(5月~9月)講演会・講座のご案内はこちら

 

 

常設展示室の展示替えをしました(4/4~)

2023年04月04日

当館では常設展示室の資料展示替えを行いました。

新たに展示した資料は以下の一覧表のとおりです。

令和5年4月展示資料替一覧表(PDF)

 

 

 

越後衆連判軍陣壁書写/新潟県のあゆみ(中世の新潟)

村上木彫堆朱(茶托・茶筒)/新潟県のあゆみ(近世・近現代の産物)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

橋詰 潤(はしづめ じゅん)

2023年04月03日

所属  学芸課

職名  専門研究員

学位  博士(考古学)

略歴  平成 8 年3月 上田市上田高等学校卒業
平成15年3月 早稲田大学第二文学部歴史・民俗系専修卒業
平成17年3月 東京都立大学人文科学研究科史学専攻修士課程修了
平成23年3月 首都大学東京人科学研究科史学専攻博士後期課程単位取得退学
平成26年7月 博士(考古学)学位取得

平成18年4月~平成20年3月 日本学術振興会特別研究員
平成22年4月~平成30年3月 明治大学黒耀石研究センター
平成30年4月から新潟県立歴史博物館

専門分野  考古学

所属学会  日本考古学協会、日本第四紀学会、日本旧石器学会など

主要研究課題 ・縄文文化開始期の研究
・人類の古環境変動への適応行動の解明
・人と資源環境との関係史の解明
・ジオパーク活動を活用した地域資産の保全・利活用

 

著書・論文等
・「新潟県小瀬ヶ沢洞窟遺跡出土石器の再検討(2)―いわゆる舟底形石器と両面加工石器からの
剥片石器素材の供給の検討―」『長岡市立科学博物館研究報告』53、長岡市立科学博物館、
pp.99-118、平成30年
・「広原遺跡群第I遺跡における黒曜石をめぐる人類の行動」『資源環境と人類』8、
明治大学黒耀石研究センター、pp.53-66、平成30年
・『ゴンチャルカ1遺跡(2001年)発掘調査報告書』橋詰 潤・シェフコムードI.Ya.・内田和典・
長沼正樹編、明治大学黒耀石研究センター、104p.、平成30年
・『ノヴォトロイツコエ10遺跡(2003-2004年)発掘調査報告書』橋詰 潤・シェフコムードI.Ya.・
内田和典・長沼正樹・松本 拓編、明治大学黒耀石研究センター、98p.、平成29年
・「考古学とジオパーク活動の連携:ジオパークセッションの概要と特集「考古学とジオパーク」の
趣旨」『資源環境と人類』7、明治大学黒耀石研究センター、pp.51-59、平成29年
・『オシノヴァヤレーチカ12遺跡(2010年)およびオシノヴァヤレーチカ10遺跡(2012-2013年)
発掘調査報告書』橋詰 潤・シェフコムードI. Ya.・内田和典編、明治大学黒耀石研究センター、
112p.、平成28年
・「後期更新世末期の本州中央部における両面加工狩猟具利用の変遷」『第四紀研究』54-5、
日本第四紀学会、東京、pp.235-255、平成27年
・「環日本海北部地域における土器出現期―アムール川下流域と北海道を中心に―」
『考古学ジャーナル』677、ニューサイエンス社、pp.20-24、平成27年
・「石器に見る生活の変化(1)東日本」『季刊考古学』132、雄山閣、pp.38-41、平成27年
・「新潟県小瀬ヶ沢洞窟遺跡出土石器の再検討(1)―石斧の再検討を中心に―」
『長岡市立科学博物館研究報告』50、長岡市立科学博物館、pp.87-106、平成27年
・「アムール下流域における土器出現期の研究(2)―オシノヴァヤレーチカ10 遺跡における
2012 年,2013 年調査の概要―」『資源環境と人類』5、明治大学黒耀石研究センター、
pp.19-36、平成27年(I. Y. シェフコムード・内田和典・M. V. ガルシコフとの共著)
・「両面加工尖頭器の欠損について」『旧石器研究』8、日本旧石器学会、pp.123-143、平成24年
・「新潟県卯ノ木遺跡出土の縄文時代草創期遺物の再検討」『長岡市立科学博物館研究報告』47、
長岡市立科学博物館、pp.75-94、平成24年(小熊博史との共著)
・「アムール下流域における土器出現期の研究(1)―オシノヴァヤレーチカ12 遺跡の調査成果と
課題―」『資源環境と人類』1、明治大学黒耀石研究センター、pp.27-45、平成23年
(内田和典・I. Y. Shevkomud・M. V. Gorshikov・S. F. Kositsyna・
E. A. Bochkaryova・小野昭との共著)
・「新潟県室谷洞窟遺跡下層出土石器の再検討(1)―器種組成の再検討を中心に―」
『長岡市立科学博物館研究報告』45、長岡市立科学博物館、pp.71-100、平成22年
・「「刺突具」利用の変遷に関する一試論―新潟県域における杉久保石器群から縄文草創期の
比較から―」、『新潟県考古学会20周年記念論文集 新潟県の考古学II』、新潟県考古学会、
pp.39-58、平成21年

 

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4月常設展示ワンポイント解説

2023年03月30日

【4月常設展示ワンポイント解説予定】

スケジュールや内容の変更もありえますので、当日受付でご確認ください。
時間は13時から15~30分程度です。

 

4月1日(土)
田邊研究員「高田城址公園と桜」
【場所】新潟県のあゆみ◆近世の新潟
【概要】高田城下絵図を読み解きながら、近世城郭が桜の名所となるまでを日本人と桜の関係から紹介します。

 

4月2日(日)
前嶋研究員「上杉謙信の肖像画」
【場所】新潟県のあゆみ◆中世の新潟
【概要】上杉謙信を描いた肖像画は多数伝わっています。その制作背景を考えます。

 

4月8日(土)
山本研究員「縄文人の世界をめぐる(冬・春編)」
【場所】縄文人の世界◆入口
【概要】四季に分けて縄文時代の生活を再現した「縄文人の世界」。見落としがち、または気づきづらい部分に焦点を当てて解説します。

 

4月9日(日)
西田研究員「縄文時代のバスケット」
【場所】縄文人の世界◆入口
【概要】粘土の器ばかりでなく、縄文時代には木の器や石の器が使われていました。当時のかご類について解説します。

 

4月15日(土)
浅井研究員「古代の私印」
【場所】新潟県のあゆみ◆古代の新潟
【概要】古代の私印について解説します。

 

4月16日(日)
三国研究員「熊狩りにまつわる儀礼」
【場所】縄文人の世界◆入口
【概要】熊狩りの際に行われたさまざまな儀礼について解説します。

 

4月22日(土)
宮尾研究員「ヒスイ」
【場所】縄文文化を探る◆出口
【概要】新潟県の石に認定されたヒスイを通して縄文時代の交流を考えます。

 

4月23日(日)
渡部研究員「佐渡金銀山の産金量」
【場所】新潟のあゆみ◆近世・近現代の産物
【概要】長い歴史を持つ佐渡金銀山の産金量を江戸時代を中心に解説します。

 

4月29日(土)
陳研究員「四季耕作図屏風」
【場所】米づくり◆協力と工夫の米づくり
【概要】四季耕作図屏風には稲作の情景が描かれていますが、中国古代の「耕織図」と比べて解説します。

 

4月30日(日)
橋詰研究員「縄文人の世界で自然観察:冬と春」
【場所】縄文人の世界◆入口
【概要】縄文人の世界の冬と春の場面で表現されている自然を観察してみましょう。

 

新刊情報(『越後文書宝翰集 築地氏文書』他)

2023年03月30日

当館受付にて購入できます。また、郵送による販売も行っています。

詳しくは出版案内をご覧ください。

 

 

●『越後文書宝翰集 築地氏文書』2023年3月
矢田俊文・片桐昭彦・新潟県立歴史博物館編 1,000円

 

『越後文書宝翰集』(国指定重要文化財 当館蔵)は総数727点の中世文書群で、文書のすべてが巻子に表装されており、全体で44巻となっています。本書で紹介する文書はこのうちの築地氏文書全3巻(46通)です。

築地氏は三浦和田氏惣領家中条氏の庶子家で、本文書群には中条藤資からの版物なども含まれており、戦国期の惣領家と庶子家の関係(およびその変容)を知ることができます。築地氏文書は『新潟県史』に掲載されていますが、本書では本文書群の紹介にあたっておこなった原本調査により、『新潟県史』の文書英や読みを検討し直して掲載しています。

 

 

●『新潟県立歴史博物館研究紀要 第24号』2023年3月

新潟県立歴史博物館編 500円

 

内容はこちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●『やきもの産地・新潟』2023年3月 

江戸時代末から昭和初期にかけて県内各地でさかんに行われていたやきもの生産を紹介したテーマ展のデジタル版図録です。
こちらはリンクページからダウンロードが可能(無料)です。

 

「やきもの産地・新潟」のダウンロードページはこちら

 

 

 

 

 

体験プログラム「『なまず絵』缶バッジを作ろう」(終了しました)

2023年03月12日

江戸時代、地震は地下にいる鯰(なまず)によって引き起こされていると考えられていたため、地震を伝えるかわら版や浮世絵には鯰が多く描かれています。地震を伝える「なまず絵」など、春季企画展「伝える―災害の記憶」展の展示資料の画像を缶バッジにします。

 

 

 

期 日:令和5年4月23日(日).30日(日).5月7日(日)

 

時 間:13:30~15 :30(受付終了は15:15)

※所要時間は5分~15分程度です。

 

場 所:県立歴史博物館 常設展示室内体験コーナー

 

定 員:混雑時はお待ちいただく場合があります

 

事前申込み:不要、当日受付

 

体験料:無料 ただし常設展観覧料が必要です。

 

お問い合わせ先: 新潟県立歴史博物館 経営企画課 交流普及担当
TEL 0258-47-6135
FAX 0258-47-6136

 

 

令和5年度開催の催し物(企画展・テーマ展・講座・講演会)のご案内

2023年03月12日

当館にて令和5年度に開催する企画展・テーマ展・講座・講演会などの催し物情報をお知らせします。

下のリンクページにてご確認ください。

 

令和5年度年間スケジュールのページはこちら