2014年08月19日
当館で現在開催中の夏季企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」では、浮世絵に描かれた髪型の例を「かづら」で紹介しています。この企画は伝統的な髪結いの技法の継承と普及に励む「全国かづら十日会 新潟支部」のご協力のもとに実現しました。
貴婦人・官女などがハレの時などに結んだ髪型である「下げ髪」や、花魁(おいらん)の代表的な髪型である「伊達兵庫(立兵庫)」(だてひょうご)など4点を展示しています。展示期間は会期終了の9月7日(日)までです。ぜひこの機会に県立歴史博物館にお越しください。
「下げ髪」 左から「丸髷(まるまげ)」「つぶし島田」「伊達兵庫」
夏季企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」のご案内はこちら
2014年08月12日
当館で現在開催中の夏季企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」では、日本アニメ・マンガ専門学校の学生の皆さんの作品も40点展示しています。江戸時代のポップカルチャーである浮世絵と、現代のポップカルチャーであるマンガやアニメとの共演はできないか、という視点から、新潟市内にある日本アニメ・マンガ専門学校に働きかけ、同校とのコラボレーションが実現しました。
日本アニメ・マンガ専門学校では以前から浮世絵をマンガの教材として使用していたそうですが、今回この企画展開催にあわせて、浮世絵を現代表現でアレンジして新たに制作してくれました。時代を越えたポップカルチャー共演が楽しめるのも、この企画展の見どころの一つとなっています。
当館はお盆中ももちろん開館していいます。マンガやアニメに興味のある人もぜひご来館ください。
夏季企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」のご案内はこちら
2014年07月30日
新潟県立博物館では、夏休みの自由研究のテーマや内容に関する相談に研究員がお答えします。
事前に電話またはFAXでの予約が必要です。
担当者と専門分野、具体的な内容は下のPDFをご覧ください。
◆開催日 8月7日(木)、8日(金)、9日(土)、21日(木)、22日(金)、23日(土)
◆時間 午前10:00~12:00 午後1:00~3:00
◆場所 新潟県立歴史博物館 地下1階 特設コーナー(図書コーナー脇)
◆料金 無料
◆定員 1日先着10名
◆申し込み方法
電話、FAXまたはメールで事前にお申し込みください。
◆申し込み、問い合わせ先
電話:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp
担当者と専門分野、具体的な内容(PDF)
2014年07月29日
慶長5年(1600)に、直江兼続が徳川家康のブレーンの一人である承兌(じょうたい)に送っ
た書状(いわゆる「直江状」)を、この夏休み期間中に特別展示します。
今回展示する史料は、全国に複数本ある直江状写本のうち、当館で所蔵しているもので、
江戸時代前期に成立したと考えられるものです。大変貴重な史料ですのでお見逃しなく!!
◆史料名 「直江兼続書状(写)」(新潟県立歴史博物館所蔵)
◆展示期間 平成26年9月7日(日)まで
◆展示場所 常設展示室「新潟県のあゆみ」中世の新潟 コーナー
2014年07月26日
本日、中学生ボランティアガイドの任命式が行われ、長岡市立関原中学校3年生の稲生沙耶香さん、岸奈月さん、宮川和樹さんの3名に、当館館長からボランティアガイドのIDが授与されました。任命式後には、さっそくボランティアガイドとして、常設展示室の「縄文人の世界」コーナーを一般の方に案内しました。
中学生ボランティアガイドは明日を含め全6日間活動します。案内をご希望の方は、常設展示室内「縄文の世界」入り口までお越しください。
任命式の様子 左から岸さん、稲生さん、宮川さん
中学生ボランティアガイドのご案内はこちら
2014年07月25日
いよいよ明日7月26日(土)から、夏季企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」が始まります。本日はその開場式、および内覧会が行われました。
開場式の様子 内覧会で作品解説をする中右瑛氏
開場式では、国際浮世絵学会常任理事・中右瑛氏、日本アニメ・マンガ専門学校副校長・高橋由美氏、日本歯科大学新潟生命歯学部医の博物館館長・中原泉氏らご来賓の方々や、マスコミ各社、その他大勢の皆さまにご出席いただきました。
その後行われた内覧会では、今回の企画展の監修者でもある中右瑛氏より、浮世絵の魅力についてたっぷりと語っていただきました。7月27日(日)には中右氏による記念講演会「歌麿とその時代 浮世絵は謎がいっぱい」を開催します。まだ定員に達しておりませんので、参加をご希望の方はぜひお申し込みください。
夏季企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代」の概要についてはこちらをご覧ください。
2014年07月20日
開催期間 : 平成26年7月26日(土)~平成26年9月7日(日)
浮世絵が最も華やかに展開した天明・寛政期(1781-1801)、八頭身美人を描いた鳥居清長に続き、喜多川歌麿は顔をクローズアップした美人大首絵で脚光を浴びました。本展では寛政から文化・文政期(1804-1830)を中心に、肉筆画を含む136点の美人画と役者絵を紹介します。歌麿とその弟子たち、東洲斎写楽や歌川豊国など、個性豊かな絵師たちによる華やかな時代の浮世絵をお楽しみください。
また、描かれた生活道具の実物資料(江戸時代)から当時の様子をうかがうとともに、現代のポップカルチャーである「マンガ」も展覧します。時代を超えたポップカルチャー競演をお楽しみください。
◆ 会期 平成26年7月26日(土)~平成26年9月7日(日)(終了しました)
◆ 時間 9:30~17:00 (観覧券の販売は16:30まで)
◆ 休館日 毎週月曜日(但し、8月4日は開催)
◆ 料金
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 720円 | 570円 |
高校生・大学生 | 500円 | 400円 |
小学生・中学生 | 無料 | 無料 |