2022年02月12日
講師 : 渡部 浩二(当館研究員)
17世紀後期の村上藩主松平直矩の日記をもとに、直矩の鷹狩について解説します。また、鷹以外の動物に対する関心や当時の動物生息環境の一端を紹介します。
◆期 日 令和4年3月12日(土)
◆時 間 13:30~15:00
◆会 場 新潟県立歴史博物館 講堂
◆料 金 無料
◆定 員 45名(要申込)
◆申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。
◆申し込み先
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1ー2247ー2
TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp
2022年02月08日
江戸時代の女性は、どんなよそおいをしていたのでしょう。
当時のよそおいは身分や職業、年齢によってさまざまなルールがありました。その様子は浮世絵に見ることができます。浮世絵は風景画や役者絵が有名ですが、実は女性たちが晴れやかによそおい、化粧をする姿も数多く描かれています。
本展はポーラ文化研究所所蔵の浮世絵や化粧道具を通じ、女性たちが制約の中でよそおうことを楽しんでいたことを感じていただける展覧会です。
◆ 会 期 令和4年4月23日(土)~6月5日(日)
◆ 時 間 9:30~17:00
(観覧券の販売は16:30まで)
◆ 場 所 新潟県立歴史博物館 企画展示室
新潟県長岡市関原町1-2247-2
TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136
◆ 休館日 月曜日、ただし5/2(月)は開館
◆ 観覧料 一般840円(670円)、高校・大学生600円(480円)、中学生以下無料
※( )は20名様以上の団体料金
春季企画展「浮世絵にみる江戸美人のよそおい」お得な割引情報はこちら
◆ 主 催 新潟県立歴史博物館、新潟日報社、NST新潟総合テレビ
【展示構成】
第1章 化粧の風俗
第2章 江戸のよそおい
第3章 江戸名所百人美女
溪斎英泉「美艶仙女香」ポーラ文化研究所 蔵
一勇斎国芳「山海目出多以図会 くせが直したい 相州鰹魚釣」ポーラ文化研究所 蔵
「鶴丸紋鏡箱(小)と南天模様柄鏡」 ポーラ文化研究所 蔵
【関連イベント】
記念講演会「浮世絵にみる江戸美人のよそおい」(終了しました)
※ネット中継による講演会という開催形式になりました。当館講堂にて中継での講演をご聴講いただきます。ご了承ください。
日時:5/22(日) 13:30~15:00
場所:当館講堂(定員75名)
講師:渡辺 美知代 氏(ポーラ文化研究所学芸員)
聴講無料、要事前申込み
体験プログラム「江戸美人缶バッジを作ろう!」(終了しました)
日時:4/24(日)、5/1(日)、5/8(日) 13:30~15:30(受付は15:00まで)
場所:当館研修室(会場内定員20名まで)
観覧券の提示が必要、当日受付
日時:5/15(日)、5/22(日)、5/29(日)、6/5(日) 13:30~15:30(受付は15:00まで)
場所:当館研修室(会場内定員20名まで)
観覧券の提示が必要、当日受付
【「浮世絵にみる江戸美人のよそおい」展 関連書籍コーナー設置図書館】
春季企画展の開催にあわせ、県内の図書館様から関連書籍コーナーの設置にご協力をいただけることとなりました。このコーナー設置が皆様のお住まいの地域の図書館に足を運んでいただくきっかけとなれば幸いです。
また、お近くの図書館で関連図書に触れていただいた後は、ぜひ当館へもご来館ください。
「浮世絵にみる江戸美人のよそおい」展 関連書籍コーナー設置図書館こちら
【春季企画展SNS投稿キャンペーン開催】
企画展示室入口の写真撮影可能エリアで撮った写真や、日曜日に開催している企画展関連体験プログラムで撮った写真を、SNS(FB、Twitter、Instagram)に「#新潟県立歴史博物館」または「#江戸美人のよそおい」と付けて投稿してください。投稿画面を受付に提示いただくと、オリジナル缶バッジ(「じょうもんじゃもん缶バッジ」か「江戸美人缶バッジ」)をプレゼントしています。
ぜひご参加ください。
2022年02月05日
新潟県の民俗と民具研究の先駆である山口賢俊氏は、昭和30年代の越後平野湿地地帯における米づくりと変化に注目し、その実態を忠実に記録し調査研究をしました。
今回は、特に当時の湿田の稲刈りからハザバまでの農作業を、山口賢俊氏による調査記録と撮影写真を通じて紹介しています。
湿田の稲刈り、稲束をまとめて浮かす、稲を畦に寄せる、舟で運ぶ、人力で担いで運ぶ、といったようにどれも稲運びが工夫されていて当時の湿田の稲刈りの在り方が具体的にわかります。
調査中の山口賢俊(大沼 淳撮影) 『すてきな布アンギン研究100年 展示解説図録』(新潟県立歴史博物館2017年)
山口賢俊 東京生まれ/明治36年(1903)~平成4年(1992)
昭和2年(1927)に東京帝国大学工学部を卒業。
昭和27年(1952)から新潟大学農学部で、総合農学として農作業における技術と民具の研究を行う。
新潟県内の民俗学研究に従事し、県民俗学会会長として、県内の学術研究に貢献。
『新潟県の民具』『新潟県の運搬具』『新潟県の民家』など多くの著作があります。
湛水田(水はけの悪い田)の稲刈り、束ねて投げて寄せます。
〔昭和30年(1955)9月撮影/新潟市東区河渡〕
新潟市北区郷土博物館所蔵
刈った稲を所々にまとめておく湛水田(水はけの悪い田)
〔昭和32年(1957)10月撮影/新潟市東区河渡〕
新潟市北区郷土博物館所蔵
稲をキッツォブネに積んで、牛にひかせます。
〔昭和33年(1958)9月撮影/新潟市東区河渡〕
新潟市北区郷土博物館所蔵
フナミチを通ってハザバに運びます。田植えの時に、ある場所だけ早稲を植えておき、それを刈ると自然にフナミチができるようにし、そのフナミチは他人の田も全部つながっているにようになっていました。
〔昭和30年(1955)9月/新潟市東区河渡〕
新潟市北区郷土博物館所蔵
牛を引かせてハザバまで稲を運びます。
〔昭和33年(1958)9月/新潟市東区新川〕
新潟市北区郷土博物館所蔵
参考文献
山口賢俊著 『新潟県の運搬具』 1997年 野島出版
山口賢俊著 『日本の民俗 新潟』 1982年 第一法規出版
2022年02月05日
新潟県立歴史博物館では、令和4年(2022年)9月26日(月)から10月6日(木)まで博物館実習を実施いたします。申し込みを希望される方は、以下の実施要項をご覧の上、受付期間中に所定の申込書をご提出ください。
◆実習期間 令和4年(2022 年)9月26日(月)~10月6日(木)
◆定員 15人
◆申し込み方法 当館が定めた様式に沿った申込書の提出によって受け付ける
◆受付期間 令和4年(2022年)1月17日(月)~3月5日(土)
◆その他 詳細は「令和4年度 新潟県立歴史博物館 博物館実習要項」をご覧ください
◆お問い合せ先 新潟県立歴史博物館 学芸課(担当 前嶋敏・三国信一)
TEL:0258-47-6134 FAX:0258-47-6136 E-mail:office@nbz.or.jp
令和4年度 新潟県立歴史博物館 博物館実習申込書(Word)
2022年02月01日
講師 : 大楽 和正(当館研究員)
令和元年度に制作した記録映像「佐渡の文弥人形」を鑑賞します。本映像は近松門左衛門作「源氏烏帽子折」の「卒塔婆引きの場(初段後半)」と「烏帽子折尽し(三段)」を字幕テロップ入りで収録しています。出演は、佐渡の真明座です。映像を観る前に、鑑賞のポイントや文弥人形の歴史について解説します。
◆期 日 令和4年3月5日(土)
◆時 間 13:30~15:00
◆会 場 新潟県立歴史博物館 研修室
◆料 金 無料
◆定 員 18名(要事前申込)
◆申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。
◆申し込み先
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1ー2247ー2
TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp
2022年02月01日
「守れ!文化財~モノとヒトに光を灯す~」事業(中核館=新潟県立歴史博物館)は、文化庁補助事業として平成31年度から開始し、現在3年目となりました。
発端は、日本初の特別支援学校である京都盲唖院資料が重要文化財に指定されたことです。また、新潟県には全国で3番目の盲学校である高田盲学校があり、その存在を改めて考える必要があるとの思いが募り、それとともに、全国各地に所在する同様な資料の未来を考え始めました。そしてさらにパラリンピックにも眼を向けました。その関連資料も、その存在をまず知ること、そして、その活用と保存への道のりを考える必要があります。
そこでまず、我々の活動を報告し、活動の中から見出された問題点などを抽出しながら、モノとヒトに光を灯すために何をなすべきかを考えます。
日時:令和4年2月27日(日)13:30~16:00
会場:新潟県立歴史博物館講堂
会場定員:49名(先着順)
※オンライン配信あり
オンライン定員:80名
→お申し込みは以下アドレスまで
office@nbz.or.jp
(件名に「シンポジウム参加申し込み」本文に氏名・電話番号記載)
内容(予定):
・京都盲唖院資料によるワークショップ(京都府立聾学校にて)
・義肢装具の歴史
・パラリンピックとその資料
・「障害」をめぐる展示について
備考:新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、オンライン開催のみとなる場合があります。その場合、HP等でお知らせします。
2022年02月01日
―参加するお客様にお願い―
●マスクの着用、手指の消毒をお願いします。
●咳・発熱などの症状がある方、体調に不安のある方、新型コロナウイルス感染者や感染の疑いが高い方々に濃厚接触のあった方はご来館をご遠慮くださいますようお願いいたします。
●参加者の把握と記録のため、参加票記入にご協力をお願いします。参加票に記入し、当日の解説担当にお渡しください。ご記入いただいた情報は、博物館で保管し、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を目的とした保健所等公的機関への情報提供以外の利用はいたしません。
【2月常設展示ワンポイント解説予定】
スケジュールや内容の変更もありえますので、当日受付でご確認ください。
2月5日(土)13:00~
宮尾研究員「火焔街道2022」
【場所】企画展示室◆入口集合
【概要】信濃川火焔街道連携協議会主催の火焔街道2022を歩きます。
2月6日(日)13:00~
橋詰研究員「日本列島にトラがいたころ」
【場所】新潟県のあゆみ◆入口集合
【概要】今年の干支のトラ、実は日本列島にも生息していた時期があります。かつて日本にいたトラについて解説します。
2月12日(土)13:00~
田邊研究員「お金荷の行列と「助郷」」
【場所】新潟県のあゆみ◆近世・近現代の産物
【概要】お金荷の輸送から江戸時代の交通制度を支えた「助郷」について紹介します。
2月13日(日)13:00~
前嶋研究員「奥羽仕置 (おううしおき)」
【場所】新潟県のあゆみ◆中世の新潟
【概要】豊臣秀吉は、1590年に天下を統一に導きました。奥州仕置は奥州地方の所領統治で、いわば天下統一の総仕上げとなります。ここに越後の上杉景勝らがどのように関わったのか解説します。
2月19日(土)13:00~
山本研究員「貝塚とは何か」
【場所】縄文文化を探る◆出口集合
【概要】貝塚は単純にゴミ捨て場とは言いがたい側面があります。研究者により考え方が様々で、各学説について解説します。
2月20日(日)13:00~
渡部研究員「高田の雁木通り」
【場所】雪とくらし◆入口集合
【概要】昭和30年代前半の高田の雁木通りを歩きながら、当時の雪国の町のくらしについて解説します。
2月26日(土)13:00~
西田研究員「やきもの産地・新潟」
【場所】企画展示室◆入口集合
【概要】冬季テーマ展示の解説を行います。
2月27日(日)13:00~ ← 中 止(講師の都合により中止いたします。申し訳ございません。)
三国研究員「年中行事と子どもの主体性」
【場所】米づくり◆協力と工夫の米づくり
【概要】子どもが主体的に参加する年中行事について解説します。