2023年10月15日
全国の「障害」に関わる歴史資料について、「モノ」と「ヒト」に焦点をあてて展覧します。展示では「障害者」の歴史ではなく、「障害」とどのように向き合ってきたのかというテーマで歴史をひも解きます。
さまざまな場所で遺されてきた「障害」にまつわる資料たちは、これまで博物館のなかでは扱われることが少なかったけれども、重要な証言者であることがわかるでしょう。そして「障害」をめぐる資料群を「守る」ために、その「障害」の当事者や当事者団体のみならず、より多くの方に守ることの意義について考えていただきたいと思います。
◆ 会 期 令和5年10月28日(土)〜12月17日(日)
◆ 時 間 9:30~17:00
◆ 場 所 新潟県立歴史博物館 企画展示室(新潟県長岡市関原町1-2247-2)
TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136
◆ 休館日 月曜日
◆ 観覧料 無料
【関連イベント】
〇記念講演会「盲教育資料はどう活かされてきたか、そして、今後は?」
京都盲唖院資料や大阪府立大阪北視覚支援学校等の資料整理に関わってきた経験や、日本盲教育史研究会での研究成果などにもふれ、盲教育資料のいままでとこれからについてお話しいただきます。
日時:11月11日(土)13:30~15:00
講師:岸 博実 氏(日本盲教育史研究会事務局長)
会場:当館講堂(定員150名)
聴講無料、要事前申込
盲導犬・聴導犬・介助犬について、皆さんはどこまで知っていますか?これらの身体障害者補助犬が集まり、皆さんと楽しく学ぶ時間を提供します。(補助犬のデモンストレーションなどを実施します)
期日:11月12日(日)
〇10:00~12:00、13:00~16:00
関連グッズ展示
〇11:00~12:00
補助犬のデモンストレーション
参加無料、当日受付
〇14:00~15:30
講師:安藤 美紀 さん・安藤 一成 さん
内容:生まれた時から音のない世界で生きていた安藤 美紀さん。言葉を獲得するまでの道のり、子供時代の飼い犬とのエピソード、聴導犬との出会い、子育ての苦労と喜びなどを面白おかしく語っていただきます。安藤一成さんのミニコンサートもお楽しみに。
〔記念講演会・関連イベント内講演会 お申し込み先〕
TEL(0258)47-6130 FAX(0258)47-6136
E-mail:koryu@nbz.or.jp
〇ギャラリートーク 企画展示室前集合、参加無料、事前申し込み不要
日 時 | 解説者 |
11月12日(日)13:00~13:45
常設展示ワンポイント解説として |
「守れ!文化財~モノとヒトに光を灯す~」事業実行委員会によるゲスト解説 |
11月19日(日)13:00~13:30
常設展示ワンポイント解説として |
山本 哲也(当館研究員) |
11月25日(土)11:00~12:00 | |
11月26日(日)14:00~15:00 | |
12月 2日(土)11:00~12:00 |
〇体験プログラム「点字メッセージカードを作ろう」
実際に点字器を使って、カードに点字でメッセージを書いてみませんか?ご自分の名刺に、点字で名前のふりがなを入れることもできます。
期日:10月29日(日)・11月5日(日)・12日(日)・19日(日)
時間:13:30~15:30(受付は15:00まで)
場所:当館常設展示室内体験コーナー
当日受付、参加無料(ただし常設展観覧券が必要です)
【守れ!文化財~「障害」をめぐるモノとヒトに光を灯す~ 関連書籍コーナー設置図書館】
秋季テーマ展示の開催にあわせ、県内の図書館様から関連書籍コーナーの設置にご協力をいただけることとなりました。このコーナー設置が皆様のお住まいの地域の図書館に足を運んでいただくきっかけとなれば幸いです。
また、お近くの図書館で関連図書に触れていただいた後は、ぜひ当館へもご来館ください。
秋季テーマ展示『守れ!文化財~「障害」をめぐるモノとヒトに光を灯す~』関連書籍コーナー設置図書館はこちら