2023年03月02日
同和火災(現あいおいニッセイ同和損保)の 廣瀬鉞太郎氏が収集した1400点余りの災害資料は、18世紀から20世紀初頭に日本全国で発生した各種災害をほぼ網羅しています。これらの資料に見える人々の揺れ動く感情や、それを乗り越えて後世に被害を伝えようとする姿勢は、災害・疫病の続く社会を生きる現在の私たちと驚くほど重なります。
過去の人々は一体どのように災害を記憶し、伝えようとしたのか。本展ではその様子を、あいおいニッセイ同和損保所蔵災害資料のうち約140点の資料から紹介します。あわせて近世期に新潟県域で発生した災害に関する資料も紹介します。
◆ 会 期 令和5年4月22日(土)~6月4日(日)
※会期中、展示替えがあります。
◆ 時 間 9:30~17:00
(観覧券の販売は16:30まで)
◆ 場 所 新潟県立歴史博物館 企画展示室
(新潟県長岡市関原町1-2247-2)
TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136
◆ 休館日 月曜日
◆ 観覧料 一般840円(670円)、高校・大学生600円(480円)、中学生以下無料
※( )は20名様以上の団体料金
※ キャッシュレス決済も可能です
【展示構成】
第一章 京都・大坂の災害史
第二章 江戸の災厄と絵画
第三章 諸国の災害と復興
第四章 近代の災害とメディア
第五章 疫病との向き合い方
特別展示 近世・越後の地震
「伝える―災害の記憶 あいおいニッセイ同和損保所蔵災害資料」展示リスト(PDF)
【図録】
「伝える―災害の記憶 あいおいニッセイ同和損保所蔵災害資料」
編集 京都文化博物館
発行 NHKサービスセンター
価格 2,000円
春季企画展「伝える―災害の記憶 あいおいニッセイ同和損保所蔵災害資料」の図録は、新潟県立歴史博物館友の会の取り扱いで販売しているため、会場のみでの販売となります。書店やインターネット、当館の「郵送による販売」での取り扱いはありません。ご了承ください。
【学芸員による見どころ案内】
4/29(土・祝)14:00~
5/ 3(水・祝)11:00~、14:00~
5/20(土) 11:00~
5/27(土) 11:00~
6/ 4(日) 11:00~、14:00~
45分程度です。日時が変更される場合がありますので、直前に再度HPでご確認ください。
【関連イベント】
●記念講演会「災害と刷り物」
日時:5月21日(日)13:30~15:00
講師:矢田 俊文 氏(新潟大学名誉教授)
会場:当館講堂
聴講無料、要事前申込み(申込受付は4/1~)
地震を伝える「なまず絵」など、春季企画展「伝える―災害の記憶」展の展示資料の画像を缶バッジにします。
日時:4/23(日)、4/30(日)、5/7(日)
13:30~15:30(受付は15:15まで)
場所:当館常設展示室内体験コーナー
常設展観覧券が必要、当日受付
江戸のヒーローだった町火消たちが使ったまとい風の、くるくる回るレインボースティックを作ります。
日時:5/14(日)、5/21(日)、5/28(日)、6/4(日)
13:30~15:30(受付は15:00まで)
場所:当館常設展示室内体験コーナー
常設展観覧券が必要、当日受付
※「クルリンまといスティックを作ろう」は、当館研究員が担当する長岡造形大学の授業の中で、八塩葉月さんが提案し、体験プログラムとして採用されたものです。
【「伝える―災害の記憶」展 関連書籍コーナー設置図書館】
春季企画展の開催にあわせ、県内の図書館様から関連書籍コーナーの設置にご協力をいただけることとなりました。このコーナー設置が皆様のお住まいの地域の図書館に足を運んでいただくきっかけとなれば幸いです。
また、お近くの図書館で関連図書に触れていただいた後は、ぜひ当館へもご来館ください。
「伝える―災害の記憶」展 関連書籍コーナー設置図書館はこちら
【「伝える―災害の記憶」展 SNSキャンペーン】
企画展示室入口の写真撮影スポットで撮った写真を、SNS(FB、Twitter、Instagram)に「#新潟県立歴史博物館」と付けて投稿してください。
投稿画面を受付に提示いただくと、「伝える―災害の記憶」展のオリジナル缶バッジをプレゼントします。