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2020年

古文書講座「江戸時代を探る 前編・後編」(終了しました)

2020年09月19日

講師 : 渡部 浩二(当館研究員)

江戸時代の越後の人々のくらしがわかるような古文書を教材とし、古文書読解とともに文書の社会的背景を解説します。

なお、対象者は古文書中級者とします。

全2回の講座です。

 

 

期 日  令和2年11月21日(土)・28日(土)(全2回)

 

時 間  13:30~15:00

 

会 場  新潟県立歴史博物館 研修室

 

定 員  18名(要申込) ※現在、キャンセル待ちです

 

料 金  無料

 

申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。

 

申し込み先
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1ー2247ー2

TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp

 

 

 

10月から常設展示ワンポイント解説を再開します

2020年09月14日

【お知らせ】

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、毎週土日に開催していた常設展示ワンポイント解説はしばらく休止しておりましたが、10月から再開いたします。

 

―参加するお客様にお願い―

マスクの着用、手指の消毒をお願いします。

●咳・発熱などの症状がある方、体調に不安のある方、新型コロナウイルス感染者や感染の疑いが高い方々に濃厚接触のあった方はご来館をご遠慮くださいますようお願いいたします。

●参加者の把握と記録のため、参加票記入にご協力をお願いします。参加票に記入し、当日の解説担当にお渡しください。ご記入いただいた情報は、博物館で保管し、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を目的とした保健所等公的機関への情報提供以外の利用はいたしません。

 

 

 

【 10月常設展示ワンポイント解説予定】

日 時:毎週土日、午後1時~ 15分程度(当面の間、15分間で実施します)

料 金:常設展観覧料(一般520円 高校生・大学生200円 中学生以下無料)

 

観覧者のみなさまの質問にもお答えします。研究員との対話をお楽しみ下さい!

なお、常設展示がよくわかる「常設展示図録」も販売しております。

 

 

10月3日(土)13:00~
大楽研究員「 コスキ 」
【場所】雪とくらし◆雪国のくらし
【概要】コスキの形態は、その用途や雪質によって異なります。コスキのかたちについて考えます。

 

10月4日(日)13:00~
渡部研究員「江戸時代の越後の温泉」
【場所】新潟県のあゆみ◆近世・近現代の産物
【概要】さまざまな文献に記された江戸時代の越後の温泉の概要について紹介します。

 

10月10日(土)13:00~
西田研究員「縄文時代の日本列島と東アジア」
【場所】縄文人の世界◆入口集合
【概要】日本列島に数万年前に人が何らかの方法で大陸方面から渡ってきた後にも、人や文物が伝わってくることはあったのでしょうか。縄文時代の海外交流の可能性についてお話します。

 

10月11日(日)13:00~
宮尾研究員「縄文時代の人びと」
【場所】 縄文人の世界◆出口集合
【概要】縄文時代、日本列島で生活していた人びとについて考えます。

 

 

10月17日(土)13:00~
前嶋研究員「絵本甲越軍記」
【場所】新潟県のあゆみ◆中世の新潟

【概要】江戸時代には、川中島合戦を題材にした絵本が多数つくられ、庶民に親しまれました。そのひとつ『絵本甲越軍記』から、江戸時代の川中島合戦像を考えます。

 

10月18日(日)13:00~
山本研究員「新潟県産業博覧会」
【場所】新潟県のあゆみ◆近現代の新潟
【概要】昭和25年(1950)に戦災復興を記念して行われた新潟県産業博覧会(通称・長岡博)について解説します。

 

10月24日(土)13:00~
浅井研究員「佐渡の温泉」
【場所】新潟県のあゆみ◆近世・近現代の産物
【概要】佐渡の温泉について紹介します。

 

10月25日(日)13:00~
田邊研究員「城下町と軍隊」
【場所】新潟県のあゆみ◆近世の新潟
【概要】近世における城郭は明治時代以降、軍隊や公共施設に利用されました。高田城下絵図から近代における城下町と軍隊について紹介します。

 

10月31日(土)13:00~
橋詰研究員「定住生活のはじまり」
【場所】 縄文人の世界◆秋の広場
【概要】旧石器時代から縄文時代の初めにかけて生じた、住まいや生活の変化について紹介します。

 

11月1日(日)13:00~
西田研究員「どんぐりの食事」
【場所】 縄文人の世界◆入口集合
【概要】米作り以前の縄文時代の人々はドングリを主要食糧としていたと考えられています。各地に残るドングリ食を参考に縄文食を考えます。

 

 

 

 

 

講座「戊辰戦争損害賠償 スネル編」(終了しました)

2020年09月09日

講師 : 西田 泰民(当館研究員)

  昨年度に引き続き、戊辰戦争時に外国商人が新潟で受けた損害に関する賠償請求について、スネルの事例を取り上げます。外交史料館資料を中心に、約15万ドルにもおよぶ請求の内訳、スネルの商品仕入れ先などを検討し、武器商人としてのイメージの正当性を検証します。

 

 

期 日  令和2年11月7日(土)

 

時 間  13:30~15:00

 

会 場  新潟県立歴史博物館 研修室

 

定 員  18名(要申込)

 

料 金  無料

 

申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。

 

申し込み先
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1ー2247ー2

TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp

 

 

 

 

古文書講座「古文書読解のツボ」全4回(終了しました)

2020年08月27日

講師 : 田邊 幹(当館研究員)

古文書を読めるようになっていただくことを目的に、古文書の読み方の基礎(ツボ)を紹介します。

全4回の講座です。

 

 

期 日  令和2年10月3日(土)・10日(土)・17日(土)・24日(土)(全4回)

 

時 間  13:30~15:00

 

会 場  新潟県立歴史博物館 研修室

 

定 員  18名(要申込) ※受付を締め切りました

 

料 金  無料

 

申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。

 

申し込み先
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1ー2247ー2

TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp

 

 

 

9月の体験プログラムの実施について(終了しました)

2020年08月20日

現在、通常の体験コーナーは休止しておりますが、9月に以下の体験プログラムを実施します。

 

―お客さまへお願い―

●事前申し込みは必要ありませんが、整理券を開始30分前から研修室前にて配付します。

●開催日時や開催場所にご注意ください。

●体験は無料ですが、体験受付時に常設展観覧券か企画展観覧券のご提示が必要です。

●体験受付時に、参加される方のお名前と連絡先をご記入いただきます。

●マスクの着用、手指の消毒をお願いします。

 

 

【縄文文様コロコロ体験】

オーブン粘土で縄文土器のミニチュアを作り、さまざまな縄や道具を転がして文様をつけます。

 

期 日:9月6日(日)・13日(日)・20日(日)・27日(日)

※日曜日のみの開催です

 

時 間:13:30~15:30(受付終了は15:00)

※整理券は13:00より研修室前にて配付します

 

場 所:県立歴史博物館 研修室

 

定 員:20人(先着順)

 

事前申込み:不要、当日受付

 

体験料:無料 ただし常設展観覧券か企画展観覧券のご提示が必要です。

 

 

 

 

 

 

秋季企画展「発掘された日本列島2020‐新発見考古速報‐」(終了しました)

2020年08月15日

日本列島では各地で年間9千件近い発掘調査が行われ、今までになかった発見や、日本列島の歴史に新たに書き加えられるような成果が得られています。

 

本展は近年注目を集めた遺跡の調査成果を時代ごとに選りすぐって紹介します。また、新潟県からは縄文土器の造形的特色を体現する火焔型土器を取り上げます。是非この機会に地中からよみがえった日本列島の歴史をお楽しみください。

 

 

 

◆ 会 期  令和2年8月22日(土)~9月27日(日)
※今後の新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、日程の変更等が生じる場合があります。

 

◆ 時 間  9:30~17:00(観覧券の販売は16:30まで)

 

◆ 場 所  新潟県立歴史博物館 企画展示室
新潟県長岡市関原町1-2247-2
TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136

 

◆ 休館日  8/24、8/31、9/7、9/14、9/23

 

◆ 観覧料  一般:840円(670円)、高校・大学生:600円(480円)、中学生以下:無料
※(  )は20名様以上の団体料金

秋季企画展「発掘された日本列島2020―新発見考古速報―」のお得な割引情報はこちら

 

 

◆ 主 催  文化庁、新潟県立歴史博物館、新潟日報社、全国新聞社事業協議会

 

◆ 共 催  信濃川火焔街道連携協議会(新潟市、三条市、長岡市、魚沼市、十日町市、津南町)

 

 

 

 

企画展示室の混雑状況によっては入場制限を行う場合があります。

館内ではマスクの着用をお願いします。

詳しくは【新潟県立歴史博物館の新型コロナウイルスの感染防止対策とお願い】をご覧ください。

 

 

 

 

【記念講演 ※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、中止になりました。

「発掘された日本列島展2020の見どころ(仮)」

◆ 日 時  令和2年8月22日(土)13:30~15:00

◆ 講 師  文化庁文化財第二課文化財調査官

 

 

 

【展示構成】

●新発見考古速報

石船戸遺跡出土遮光器土偶(新潟県阿賀野市)  新潟県内最大の遮光器土偶。首の破損部分にアスファルトが付着し、何度も修復された様子がうかがえます。

日本列島では毎年9千件近い発掘調査が行われています。このうち、近年発掘された遺跡や、成果がまとまった注目の7遺跡約200点を速報展示します。

 

新潟県からは阿賀野市の石船戸(いしふなと)遺跡が紹介されます。近くに石油産出地が集中し、アスファルトの利用実態を示す遺物が多く出土しています。東北や関東の太平洋側の地域との結びつきを想起させるものが多く、阿賀野川を介した縄文時代晩期の交流・交易の実像が見える遺跡です。

 

 

 

 

●特集1 日本の自然が育んだ多様な地域文化

南北に細長い日本列島は、山脈と平野からなる起伏に富んだ地形とその周囲を流れる海流により多様な気候と自然環境が生み出され、人々はそうした自然と共生する中で多様な地域文化を育んできました。

本特集では、旧石器時代か古墳時代にかけての各地域の遺跡の発掘調査結果をつうじて、列島を織りなす多様な歴史文化の姿を紹介します。

 

新潟県からは三条市の吉野屋(よしのや)遺跡が紹介されます。縄文時代中期の大集落で、大量の遺物が出土しています。その中に縄文土器の代表的存在である「火焔型土器」や「王冠型土器」も含まれます。

その他地域色豊かな埴輪など、全国から集まった選りすぐりの出土品をぜひご覧ください。

吉野屋遺跡出土火焔型土器(新潟県三条市)

吉野屋遺跡出土王冠型土器(新潟県三条市)

龍角寺101号墳出土鹿形埴輪(千葉県栄町)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●特集2 記念物100年 我がまちが誇る史跡・名勝・天然記念物 ―我がまちが誇る史跡・名勝・天然記念物―

記念物は我が国にとって歴史上・学術上価値の高い遺跡、鑑賞上価値の高い名勝地、学術上価値の高い動物・植物・地質鉱物の総称で、その中でも重要なものは「史跡」「名勝」「天然記念物」に指定されています。

全国各地に所在するこれらの記念物をテーマに地方公共団体が実施している様々な取り組みをパネルで展示し、記念物の多様な魅力を発信します。新潟県からは佐渡市の史跡「佐渡金銀山遺跡」が紹介されます。

道遊の割戸(新潟県佐渡市)

北沢浮遊選鉱場跡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋季企画展「発掘された日本列島2020」関連書籍コーナー設置図書館についてはこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「戦後75年」展 戦地から持ち帰ったバイオリンを演奏していただきました

2020年08月06日

 

8月16日まで開催していた夏季企画展「戦後75年―私の戦争体験記―」では、中頸城郡和田村(現妙高市)出身の植木周三さんを紹介しました。

植木周三さんは旧制高田中学校(現高田高校)で音楽と出会い、東京音楽学校(現東京芸術大学)でバイオリンを学びました。

企画展では、植木さんが戦地から持ち帰ったバイオリンや楽譜を展示させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

スマトラ島のパレンバン油田の高射砲部隊の中隊長として終戦を迎えた植木さんは、空襲で戦死した部下たちを追悼するために「ムシ河畔の追悼」を作詞作曲し、復員前に現地で行われた追悼式で演奏しました。

 

先日、植木さんの三女の幸子さんが、当館企画展示室内で特別にそのバイオリンで「ムシ河畔の追悼」を演奏してくださいました。

 

演奏前に、周三さんの写真に深々と頭をさげる幸子さんの姿が印象的で、演奏中はお父さんと一緒に演奏されているようでした。

 

曲の最後には「亡き友よ いま いづこにさまよえる」とあります。

この曲は周三さんが自分の身を砕くような思いで作り、演奏した曲であると、幸子さんは語って下さいました。

 

幸子さんのバイオリン演奏と歌は、当館のSNSで紹介しています。

Twitter:https://twitter.com/koryu13/status/1292634175338459136

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