2015年10月13日
海から陶磁器などが揚がると言うと、ほとんどの人から、「船が難破して沈んだのでしょう。」という答えが返ってきます。果たしてそれだけが沈んだ理由でしょうか?
石地沖から引き揚げられた古墳時代の土器には、胴部に穴が意図的に開けられており、何らかの理由で海中に沈められた可能性があります。
「なぜ海中にあるのか?」専門学校生が描いたイラストと解説が、その謎に迫ります。
2015年10月13日
ユネスコにおいて、2001年に「水中文化遺産の保護に関する条約」が採択されました。そして2009年にユネスコ加盟20カ国以上の批准をもって発効しています。それ以降、水中文化遺産の引き揚げは、基本的に禁止となっています(日本は未批准)。
つまり、基本は水中での研究にシフトを変えることになります。今後の水中考古学研究は、まさに変貌しようとしていますが、今回の企画展で取り上げられたような海揚がりの資料を、水中文化遺産としてさらに研究を推進していく必要があるのです。
2015年10月09日
博物館で収蔵している資料を検索できる機能を追加しました。
「収蔵資料」のページにある「収蔵資料データベース検索」のリンクをクリックすると検索画面が表示されます。
収蔵資料のうち、主だったものについて画像と簡単な解説を閲覧することができます。
2015年10月06日
講師 : 田邊 幹(当館研究員)
基本的な文字のくずしや言い回しなどについて学び、古文書に親しみます。対象者は古文書初級者とします。(なお、古文書講座経験者は、11月以降開催予定の「楽しい古文書講座(中級編)」を受講ください。)
◆ 期日 2015年10月10日、17日、24日、31日 いずれも土曜日
◆ 時間 13:30~15:00
◆ 会場 新潟県立歴史博物館 研修室
◆ 定員 35名 (要申込)
◆ 料金 無料
◆ 申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。
◆ 申し込み先
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2
TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp
2015年09月27日
館内にあるレストラン縄文では、現在開催中の秋季企画展「岩に刻まれた古代美術-アムール河の少数民族の聖地シカチ・アリャン-」にあわせて特別メニューを提供しています。
その名も鹿肉ハンバーグ「シカチ・アリャン」。値段はサラダとお汁がついて750円です。鹿肉100%の珍しいハンバーグ定食、ぜひご賞味ください。
シカチ・アリャン(750円)
◆特別メニュー提供期間 「岩に刻まれた古代美術」展会期中(10月25日まで)
◆レストラン営業時間 11:30~14:00
※館内レストランは無料で入店できます
その他のメニューや営業に関しては、以下のリンクからご確認ください。
レストラン縄文
2015年09月23日
館内にあるミュージアムショップ柏屋では、現在開催中の「岩に刻まれた古代美術」展を盛り上げようと、ロシア産の高級はちみつやジャム、大小様々なマトリョーシカ人形など、関連商品を販売しています。お土産にいかがでしょうか。
2015年09月18日
いよいよ明日9月19日(土)から、企画展「岩に刻まれた古代美術-アムール河の少数民族の聖地シカチ・アリャン-」が開幕します。本日はその開場式、および内覧会が行われました。
開場式の様子 内覧会の様子
開場式では、共催者を代表し、国立民族学博物館館長 須藤健一氏、および主催者を代表し、新潟県副知事 北窓隆子氏、新潟日報社新潟支社長 渡辺雅明氏による挨拶がありました。また来賓代表として、在新潟ロシア総領事館総領事 ヤーセネフ・セルゲイ氏、NPOユーラシアンクラブ代表 大野遼氏、NPOメデ・センター代表 ドンカン・ビクトリア氏よりお祝いの御挨拶を賜りました。
その後行われた内覧会では、40名を越える大勢の皆様が、少数民族ナナイの鮮やかな民族衣装や繊細な民芸品に見入っていました。
当企画展は10月25日(日)まで開催します。ぜひ明日からの連休中は県立歴史博物館にお越しください。
「岩に刻まれた古代美術-アムール河の少数民族の聖地シカチ・アリャン-」のご案内はこちら