2007年04月22日
春季企画展「かやぶき民家展―早津絵画から広がる世界―」が始まりました。オープニングセレモニーでは旧山古志村の大久保神楽の実演もあるなど、華やかな雰囲気の中でテープカットが行なわれました。その後引き続き早津剛先生によるギャラリートークなどが行なわれました。
2007年04月20日
開催期間 : 2007年4月21日(土)~6月10日(日)
(終了しました)
現在、失われつつある古民家を再生し活用する動きがあります。私たちが伝えていかなければならない何かを教えてくれる空間が、そこにあるからです。
今回の展覧会は、失われ行くかやぶき民家を描き続ける早津剛氏の作品を中心として、古民家で活かされている生活道具などを紹介し、さまざまな視点から古民家を見つめます。
また、子どもたちのための古民家再生委員会による刈羽村油田で修復した古民家を部隊に行なう田んぼの作業や各種イベント、さらに国営越後丘陵公園で移築再生された古民家での様々な取り組みなど、各地の再生活動の意義を知ってもらうきっかけとなるでしょう。
いろいろなものが失われつつある現代だからこそ、ただ古いと思われがちな、かやぶき民家やそこでの暮らしを見つめ直してみませんか。
早津 剛(はやつつよし)
1938年、六日町(現・南魚沼市)生まれ。
雪国の民家や大和古寺などを、油絵、水墨画で描く活動を展開。
《展示作品》
・朝日 高根の家1982 ・大島 牛ヶ鼻の家1995
・松之山 中立山の家 1999 ・羽茂 滝平の家 1986
ほか40点ほどを展示
観覧料
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 400円 | 320円 |
高校・大学 | 200円 | 160円 |
小学・中学 | 100円 | 80円 |
土・日・祝休日は小・中学生無料、
常設展も観覧できます。
《関連イベント情報》
新潟県立歴史博物館で開催
5月6日(日)・6月2日(土)
早津剛氏ギャラリートーク
14:00~15:00 企画展示室・申込不要
5月13日(日)
シンポジウム
「今、かやぶき民家とその暮らしから学ぶこととは」
13:30~16:00 講堂 定員150名・申込不要
平成19年度春季企画展 「かやぶき民家展――早津絵画から広がる世界――」
関連イベント
シンポジウム「今、かやぶき民家とその暮らしから学ぶこととは」
1 趣 旨
今回の「かやぶき民家展」は、忘れ去られつつあるかやぶき民家を描き残してきた早津剛氏の絵画作品と近年盛んになりつつある地域おこしの一つである古民家再生の活動に注目したものであり、昔の生活道具を体験教材とする社会的ニーズに対応したテーマとなっています。本シンポジウムは、こうした問題意識のもと、現場で活動に直接携わる方々からの報告や事例を紹介しながら、今、現代社会のわれわれにとって、かやぶき民家とその暮らしから何を学ぶことができるのか、そして何を自省しなければならないのか、問題意識を広く共有していくことを目的とします。
2 日 程 平成19年5月13日(日) 13:30~16:30
3 場 所 県立歴史博物館 講堂 定員150名、申込不要
4 パネリスト
早津 剛氏 (雪国の民家を中心に描きつづけてきた画家)
高橋 実氏 (長岡民話の会 顧問)
佐藤 茂氏 (子どもたちの古民家再生委員会)
斉藤文夫氏 (NPO法人福井旧庄屋佐藤家保存会)
石垣 悟氏 (文化庁文化財部伝統文化課 文部科学技官)
司会:戸根与八郎(県立歴史博物館 学芸課長)
6 内容
13:30~13:35開会の挨拶(館長 中島太郎)
報告
13:35~13:55「なぜ雪国の民家の絵画活動なのか」 早津 剛氏
13:55~14:15「今なぜ 民話の語り活動か―コミュニケーションの問題」 高橋 実氏
14:15~14:35 「なぜ古民家再生活動なのか?」 佐藤 茂氏
14:35~14:55「佐藤家の「保存修復」「活用」などの活動について」 斉藤文夫氏
14:55~15:15「なぜ『民具』を活用するのか?」 石垣 悟氏
15:15~15:25 休憩
パネルディスカッション
15:25~16:25 石垣悟氏の進行により、かやぶき民家とその暮らしの現代的な意義について見つめ直す。
16:25~16:30閉会の挨拶(学芸課長 戸根与八郎)
[展覧会開催中の体験コーナー]
※土・日・祝休日の13:30~16:00 申込不要
※体験コーナーは常設展示室内にあります。
ちょっと昔を体験しよう
Part1 4月21日(土)~5月13日(日)
仕事着で変身
Part2 5月19日(土)~6月10日(日)
かんたんさき織り
《体験コーナー特別企画》
4月28日(土)・29日(祝)・30日(休)
わらで縄作りに挑戦!
5月3日(木・祝)13:30~15:00
あったてんがの―昔話を聞こう―
熊倉幸子氏「おさんぎつね」(15分)、「ばくろうときつね」(13分)
安部昌江氏「おけさの話」(7分)、「人生の一生」(5分)、「話買い」(7分)
番場仙司氏「みょうが」(5分)、「それはうそだろう」(7分)
国営越後丘陵公園で開催
4月28日(土) 早津剛と一緒に古民具写生会
10:00~15:00 定員50名 参加費300円
5月4日(金・祝) 屋根ふき実演 10:30~12:00
5月13日(日)古民家見学会 10:00~12:00
5月19日(土)昔のあそび体験(竹とんぼやわら細工とその遊び)
10:30~12:00、13:00~15:00 定員30名 参加費200円
5月20日(日)昔のくらし体験(脱穀、もみすり、精米体験)
10:30~15:00 随時受付
■丘陵公園のイベントは丘陵公園にお問い合わせ・
お申し込みをお願い致します。
〒940-2082 新潟県長岡市宮本東方町大字中山1921
TEL0258-47-8001 FAX0258-47-8002
4月28日(土)~5月27日(日)
早津剛水墨画展
かやぶき民家生活展
~ちょっと昔がそこにある~
<会場>国営越後丘陵公園 檀の館・花と緑の館
刈羽村油田の古民家で開催
4月22日(日)早津剛と一緒に古民家写生会 ★1
10:00~15:00 定員50名 参加費300円
5月12日(土)いろりばたで昔話を ★2
13:30~15:00
5月20日(日)しろかき(田に水を入れ土を細かくする作業)
10:00~11:30、13:30~15:00
5月27日(日)田植え 10:00~15:00
※しろかき、田植えは御自由にご覧ください。
6月3日(日)笹だんごを作ってみよう ★1
13:00~16:00 定員20名 材料費要
■上の★のイベントは、新潟県立歴史博物館で申し
込みを受け付けます。
〒940-2035 新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2
新潟県立歴史博物館講座係
TEL2058-47-6135 FAX0258-47-6136 koryu@nbz.or.jp
★1は往復はがき、★2は電話・FAX、またはメールでお申し込みください。
2007年03月13日
開催期間 : 2007年3月20日(木・祝)~4月6日(日)
(終了しました)
同時開催
「越後長岡ひなものがたり」
春の特別企画
「早津剛 かやぶき民家絵画展」
「文化財を守る-震災からのレスキューと文化財保存」
(終了しました)
2007年01月28日
文化庁主催の全国巡回展、新発見考古速報展「発掘された日本列島2006」が始まりました。
オープニングセレモニーの後、担当研究員による展示解説が行なわれ集まったお客様は熱心に耳を傾けていました。
会期は2月25日(日)までです。
2007年01月21日
開催期間 : 2007年1月28日(日)~2月25日(日)
(終了しました)
昨年も日本中で数多くの遺跡の発掘調査がありました。みなさんの町でも行なわれていませんでしたか?
列島に暮らした私たちの祖先の足跡を、この機会に振り返ってみませんか。
地域展
「古代越後佐渡の玉」
新潟県域では縄文時代から古墳時代にかけて特産のヒスイや赤玉を利用し、石製アクセサリーの製作が盛んに行なわれていました。地域展ではその歴史をたどります。
分類 | 料金 | 団体料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 | 600円 | 480円 |
高校・大学 | 400円 | 320円 |
小学・中学 | 200円 | 160円 |
※団体料金は20名様以上
※土日・祝日は小中学生無料
特別講演会
「出土品に語らせる展示」
坪井清足氏(元奈良文化財研究所所長)
日時:2月4日(日)13:30~15:00
会場:歴史博物館 講堂(定員150名)
※葉書またはFAXによる事前申し込みが必要です。
(聴講無料)
体験教室
「作ってみよう本格まが玉作り」
日時:2月10日(土)13:30~15:30
会場:歴史博物館 研修室(定員20名)
※往復葉書による事前申し込みが必要です。
(参加無料)
ギャラリートーク
各週末、祝日は研究員による展示解説があります。
※事前申込不要です。
講演会、体験教室の申し込み先
〒940-2035
新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2
県立歴史博物館 講座係
FAX番号 0258-47-6136 電話番号0258-47-6135
E-mail : koryu@nbz.or.jp
2007年01月15日
地元長岡市関原町地区の有志の協力のもと、越後の小正月の恒例行事であるサイノカミが館の隣接地で開催され、約800名ほどの人々が集まりました。