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2007年

「シンポジウム 歴博ってなんだ?」開催

2007年08月26日

館内講堂において「シンポジウム 歴博ってなんだ?」が開催されました。江戸東京博物館館長の竹内誠氏による「博物館動く」と題した講演の後、パネラーとして北方文化博物館館長の伊藤文吉氏、長岡市立科学博物館館長の山屋茂人氏が加わり、これからの博物館のあるべき姿について熱心なディスカッションが行われました。

風林火山展 -信玄・謙信、そして伝説の軍師-

2007年08月04日

開催期間 : 2007年8月11日(土)~9月24日(月・休)

(終了しました)

 

武田信玄の軍師といわれる山本勘助の正体は謎めいています。この展覧会では、武田家・上杉家、山本勘助ゆかりの品や、室町から安土桃山文化へとつながっていく時代の美術品・工芸品から、戦国時代とその時代に生きた武将達を様々な角度から展観します

 

観覧料

分類料金団体料金(団体は20名以上)
一般700円560円
高校・大学500円400円
小学・中学300円240円

土・日・祝休日は小・中学生無料、
常設展も観覧できます。

 

みどころ

武田信玄書状(個人所蔵) 「山本菅助」の実在が証明できる唯一の書状。本邦初公開。
上杉謙信画像(林泉寺) 林泉寺外で公開されるのは初となる。
武田晴信画像(高野山持明院所蔵)青年期の武田信玄を描いたといわれる画像。
はぐま毛陣羽織(上杉神社)小学・中学ヤクの毛を用いて製作された陣羽織。謙信所用 と伝えられる。
米沢本川中島合戦図屏風
(米沢市上杉博物館)
信玄と謙信が川の中に入って   一騎打ちする、永禄4年合戦の場面を描く。
武田二十四将図、上杉九将図(医王寺)武田・上杉それぞれの家臣団集合図。

 

講演会
8月12日(日)13:30~15:00
「「風林火山」の時代―謙信・信玄をめぐる人間模様―」
山田邦明氏(愛知大学文学部教授)
9月9日(日)13:30~15:00
「『甲陽軍艦』と戦国史」
黒田日出男氏(東京大学名誉教授)
9月23日(日)13:30~15:00
「上杉氏の川中島合戦」
福原圭一氏(上越市公文書館準備室学芸員)

 

会場:講堂(定員150名)
※要申し込み
お問い合わせ:交流普及課(tel.0258-47-6135)

 

NHK公開セミナー
9月2日(日)14:00~16:00
「戦国の激流を泳ぎぬく―風林火山・山本勘助―」
講師:童門冬二氏(作家)

 

お問い合わせ:NHK新潟放送局
(tel.025-230-1622 、平日10:00~18:30)
※要事前申し込み

 

特別展示解説
8月19日(日)・9月17日(祝)14:00~14:30
企画委員による特別展示解説です。
長谷川伸氏(新潟市歴史博物館学芸員)

 

展示解説
毎週土曜日 14:00~14:30
当館学芸員

 

体験コーナー
展覧会期間中の土・日・祝日 13:30~16:00
「上杉謙信を体験しよう」―兜の折り紙、花押のはんこ作りなど―
※申し込み不要、体験コーナーは常設展示室内にあります。

AEDが設置されました

2007年08月01日

自動体外式除細動器(AED)が館内に設置されました。
これに先立ち館の職員は救命講習を受講し、不測の事態に対する万全の対応を取れるよう準備をしています。

 

入館者60万人達成

2007年06月24日

平成12年8月1日開館以来ののべ入館者数が6月24日に60万人に達しま した。
60万人目のお客様には「入館者六十万人達成記念証」と記念品として火焔土 器レプリカ、前後賞の方には花束が贈られました。

 

「佐渡金銀山絵巻―収蔵品を楽しむ―」展オープニングセレモニー開催

2007年06月22日

夏季企画展「佐渡金銀山絵巻―収蔵品を楽しむ―」展のオープニングセレモニーが開催されました。
テープカットのセレモニーに引き続き、展示解説も行なわれました。

 

 

佐渡金銀山絵巻―収蔵品を楽しむ―

2007年06月16日

開催期間 : 2007年6月23日(土)~7月29日(日)

(終了しました)

 

歴史博物館は新潟県の歴史・文化に関する資料の収集に努め、それらを注意深く保存しています。この展覧会では「佐渡金銀山絵巻」を中心とした一部の資料を公開し、江戸時代の新潟にまつわる歴史的エピソードを紹介します。

 

 

 

主な展示資料

 

堀直竒公寿象 寛永13年(1636)
江戸初期の傑出した大名である堀直竒の晩年の姿が描かれています。長岡譲渡その城下町建設、新潟町や湊の整備を手がけ、後に村上藩10万石の領主となりました。堀家の御子孫から寄託されている収蔵品です。

 

帰山雲涯画 信川之鮭魚 明治前期
絹本彩色。明治11年(1878)から18年(1885)まで新潟県令を務めた永山盛輝の御子孫から寄贈されたもので、岩船郡三面郷や明訓学校などの風景画や小千谷縮など名産の図などを所蔵しています。帰山雲涯は幕末から明治初期にかけて三条を中心に活躍した画家です。

 

佐渡国金銀山敷岡稼方図 江戸後期
佐渡金銀山絵巻は、坑内の採鉱の様子からはじまり、様々な製錬の過程を経て小判に鋳造されるまでを描いたものです。本絵巻は全長20数メートルの長大なものです。そのすべてをご覧いただける展示は初めてとなります。

 

越後全図 文化14年(1817)
今町(見附市)の地理学者小泉其明が描き、新潟で出版された地図。越後佐渡の詳細が描かれています。名所旧跡、温泉など現代の地図でも欠かせない情報も盛り込まれています。

 

北越雪譜 天保8年(1837)・同12年(1841)
魚沼郡塩沢の縮商人鈴木牧之が書いた本。雪深い魚沼地方を中心とした越後の自然・習俗・産業・民具・伝承などを絵入りで紹介しています。江戸で出版され、ベストセラーとなりました。

 

観覧料

分類料金団体料金(団体は20名以上)
一般400円320円
高校・大学200円160円
小学・中学100円80円

土・日・祝休日は小・中学生無料、
常設展も観覧できます。

 

主催/新潟県立歴史博物館

 

後援/新潟県教育委員会・佐渡市教育委員会・長岡郷土史研究会・新潟史学会・新潟日報社・朝日新聞新潟総局・
毎日新聞新潟支局・読売新聞新潟支局・日本経済新聞社新潟支局・NHK新潟放送局・BSN新潟放送・
NST新潟総合テレビ・TeNYテレビ新潟・UX新潟テレビ21・FMながおか

 

(1)展示解説
毎週 土曜日・日曜日11:00~11:30
*各回の担当者・解説内容が異なります。

 

(2)ワークショップ「収蔵品の取り扱い 資料に触れる」
毎週 土曜日・日曜日15:00~15:30

 

(3)ミュージアムツアー
「収蔵品の整理・保管 博物館のすべて見せます」
6月27日 水曜日14:00~15:00
7月11日 水曜日14:00~15:00
7月25日 水曜日14:00~15:00

 

(4)講演会
7月15日(日)13:30~15:00
「越後の庶民文芸と草莽の学問」
井上慶隆氏(元新潟大学教授)

 

6月30日(土)13:30~15:00
「佐渡金銀山絵巻の世界」
渡部浩二(当館主任研究員)
*(1)~(3)事前申し込み不要・集合場所企画展示室(参加には観覧券が必要です)
*(4)事前申し込み(電話・ファックス メール 葉書)

堀直竒関係資料が寄贈されました

2007年06月10日

戦国時代から江戸時代初期に活躍し、蔵王堂主、長岡城主を経て、後に村上城主となった堀直竒関係の資料が寄贈されました。寄贈されたのは、御寿影 堀直竒公寿像 一軸 、銕団号 澤庵和尚筆 一軸、銕団影 澤庵和尚賛 一軸 、尺八 伝澤庵禅師作ほか 二管です。寄贈された資料の一部は6月23日から始まる「佐渡金銀山絵巻 ―収蔵品を楽しむ―」展において公開いたします。

 

御寿影 堀直竒公寿像