2015年11月05日
新潟県立歴史博物館では、現在、国の重要文化財に指定されている、「上杉政虎感状」を特別展示しています。この史料は激戦と伝えられている第4回川中島合戦の後に、上杉政虎(のちの謙信)が家臣の色部勝長に与えた感状です。感状とは戦功をたたえるために主君から家臣に出されるもので、謙信はこのなかで、「この忠功政虎一世中忘失すべからず候」と述べ、勝長の忠功を一生忘れないとたたえています。第4回川中島合戦の様子を知りうる大変貴重な史料です。
この機会にぜひ当館にお越しください。
◆展示史料 「上杉政虎感状」(新潟県立歴史博物館所蔵)ほか2点
◆展示期間 平成27年11月8日(日)まで
◆場所 新潟県立歴史博物館常設展示室 新潟県のあゆみ
◆料金 常設展示室観覧料(大人510円、高校・大学生200円、中学生以下無料)
2015年10月13日
縄文土器から江戸時代の陶磁器まで、その時代は長きにわたります。
最も展示数が多いのは中世の珠洲焼(すずやき)です。12世紀半ば~15世紀にかけて、現在の石川県・能登半島の珠洲市で生産された珠洲焼は、中世の新潟に広く流通しました。
また、角田沖15㎞の地点で引き揚げられた縄文土器からは、縄文時代の人々が丸木舟で佐渡に渡る際に選んだルートをうかがい知ることができます。
海揚がりの珠洲焼 海揚がりの縄文土器
2015年10月13日
海から陶磁器などが揚がると言うと、ほとんどの人から、「船が難破して沈んだのでしょう。」という答えが返ってきます。果たしてそれだけが沈んだ理由でしょうか?
石地沖から引き揚げられた古墳時代の土器には、胴部に穴が意図的に開けられており、何らかの理由で海中に沈められた可能性があります。
「なぜ海中にあるのか?」専門学校生が描いたイラストと解説が、その謎に迫ります。
2015年10月13日
ユネスコにおいて、2001年に「水中文化遺産の保護に関する条約」が採択されました。そして2009年にユネスコ加盟20カ国以上の批准をもって発効しています。それ以降、水中文化遺産の引き揚げは、基本的に禁止となっています(日本は未批准)。
つまり、基本は水中での研究にシフトを変えることになります。今後の水中考古学研究は、まさに変貌しようとしていますが、今回の企画展で取り上げられたような海揚がりの資料を、水中文化遺産としてさらに研究を推進していく必要があるのです。
2015年09月27日
館内にあるレストラン縄文では、現在開催中の秋季企画展「岩に刻まれた古代美術-アムール河の少数民族の聖地シカチ・アリャン-」にあわせて特別メニューを提供しています。
その名も鹿肉ハンバーグ「シカチ・アリャン」。値段はサラダとお汁がついて750円です。鹿肉100%の珍しいハンバーグ定食、ぜひご賞味ください。
シカチ・アリャン(750円)
◆特別メニュー提供期間 「岩に刻まれた古代美術」展会期中(10月25日まで)
◆レストラン営業時間 11:30~14:00
※館内レストランは無料で入店できます
その他のメニューや営業に関しては、以下のリンクからご確認ください。
レストラン縄文
2015年09月23日
館内にあるミュージアムショップ柏屋では、現在開催中の「岩に刻まれた古代美術」展を盛り上げようと、ロシア産の高級はちみつやジャム、大小様々なマトリョーシカ人形など、関連商品を販売しています。お土産にいかがでしょうか。
2015年09月12日
当館では、現在、常設展示室にて新発田市村尻(むらじり)遺跡出土土器を2点展示しています。
弥生時代前期から中期前半にかけて、東日本では、一度埋葬した遺骸を取り出し、儀礼後再び埋葬する「再葬墓」と呼ばれる墓が登場します。新発田市村尻遺跡12号墓坑は、「再葬墓」の事例の一つであり、納骨器と考えられる大型壺とともに特異な形の「土偶形容器」が出土しています。この「土偶形容器」は人間の上半身をあわらした土器で、頭と顔のないことが特徴です。これまでは「ヒト形土器」として県有形文化財に指定されていましたが、学術的にきわめて重要な事例であることから、今回展示している壺形土器を含め、出土資料は平成25年に国の重要文化財に指定されました。
大変貴重な資料ですので、ぜひこの機会にご覧ください。
◆資料名 新発田市村尻遺跡出土「土偶形容器」(写真左)「壺型土器」(写真右)
(新発田市教育委員会所蔵・新潟県立歴史博物館寄託)
◆展示期間 2015年10月4日まで
◆展示場所 常設展示室内「縄文文化を探る」コーナー
◆料金 無料 但し常設展観覧料(一般510円 高校・大学生200円 中学生以下無料)が必要