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三条高校にて移動展覧会(学校関係者対象)を実施(11/17~25)

2022年11月18日

8月に高校生アカデミック・インターンシップ研修が行われ、3人の高校生が参加しました。
学芸員とは何か、博物館の意義とは何かを理解してもらうことを目的に、博物館が果たす役割や、博物館の持つ「チカラ」について学びました。

最終的には長野県出身の画家、原田泰治先生のピエゾグラフ(高精細複製画)の当館所蔵の14点の中から、高校生たちが話し合って決めた「輪」というテーマにそって4点を選び、展示計画をたて、実際に展示作業も行いました。見ていただいた方に何を伝えたいのか、何を感じていただきたいのか、絵の配置やテーマ解説の一言一句を3人で悩みながら考えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   【展示テーマ「輪」】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研修の成果や原田泰治先生の作品の世界観をお伝えするため、しばらく当館にて展示していましたが、11月17日から25日まで移動展覧会として高校生アカデミックインターンシップ参加校の新潟県立三条高等学校に展示しています。

※観覧は学校関係者のみできます。一般の方はご遠慮ください。

 

 

 

 

【高校生アカデミック・インターンシップとは】
大学進学希望の生徒に「大学の向こうにある社会」を意識させ、大学研究室や研究機関等と連携し、将来進む可能性のある学問分野に関係した研究活動等を体験し、大学等への視野を広げ、学習意欲や進路意識を高め、探求する力・課題解決能力等を身につけることを目的としています。
新潟県教育委員会が主催で平成30年度から始まった事業です。当館では令和元年度から受け入れを開始しました。

 

 

 

講座「縄文土器の鑑賞」(終了しました)

2022年11月15日

講師 : 宮尾 亨(当館研究員)

縄文土器と呼んでいるものの多くは、今の土鍋にあたる食料調理の道具です。しかしながら、博物館にならぶ縄文土器は、火焔土器のように一見すると、鍋とは思えないようなデザインをしています。

現代人の鍋のイメージ、私たちの直感に反する縄文土器の姿かたちの意味を考えます。

 

 

◆期 日  令和5年1月21日(土)

 

◆時 間  13:30~15:00

 

◆会 場  新潟県立歴史博物館 研修室

 

◆料 金  無料

 

◆定 員  36名(要申込)

 

◆申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。

 

◆申し込み先
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1ー2247ー2

TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp

 

R4後期(10月~3月)講座一覧・申し込み書(PDF)はこちら

映画上映会「縄文にハマる人々」(終了しました)

2022年11月14日

新潟県立歴史博物館友の会では、2018年に公開され評判になった映画「縄文にハマる人々」の上映会を開催します。縄文1万数千年を追う、夢と情熱のドキュメンタリー映画です。

 

※映画上映後に予定していた、当館名誉館長の小林達雄のトークショーは中止となりました。

 

 

期 日:令和4年12月10日(土)

 

時 間:13:30~15:15頃まで

 

場 所:当館講堂

 

定 員:先着100名(受付は13:00より開始)

 

料 金:無料

 

申込み:不要、当日受付

 

 

 

 

映画「縄文にハマる人々」公式サイトはこちら

 

新潟県立歴史博物館 友の会についてはこちら

 

 

 

 

 

 

11月常設展示ワンポイント解説

2022年11月04日

【11月常設展示ワンポイント解説予定】

スケジュールや内容の変更もありえますので、当日受付でご確認ください。
時間は13時から15分程度です。

 

11月5日(土)13:00~
宮尾研究員「縄文時代の装身具」
【場所】縄文文化を探る◆出口
【概要】縄文時代には多様な装身具がつくられました。装身具のつくられた理由について考えます。

 

11月6日(日)13:00~
都合により中止となりました。

 

11月12日(土)13:00~
田邊研究員「第一次大河津分水工事」
【場所】企画展示室◆入口
【概要】テーマ展示「大河津分水と信濃川の治水」の中から明治初期に行われた中止に終わった第一次大河津分水工事について紹介します。

 

11月13日(日)13:00~
前嶋研究員「揚北衆について」
【場所】新潟県のあゆみ◆中世の新潟
【概要】戦国時代に越後北部に盤踞した武将たちを揚北衆という場合があります。揚北衆について考えます。

 

11月19日(土)13:00~
陳研究員「越後上布・小千谷縮の原材料青苧」
【場所】新潟県のあゆみ◆近世・近現代の産物
【概要】「越後上布・小千谷縮」の原材料は青苧であり、おもにその栽培と加工について解説します。

 

11月20日(日)13:00~
橋詰研究員「ヒスイはなぜ糸魚川にあるのか?」
【場所】縄文文化を探る◆出口
【概要】県の石になったヒスイはなぜ糸魚川にあるのか?大地の歴史を解説します。

 

11月26日(土)13:00~
西田研究員「弥生時代の玉作」
【場所】新潟県のあゆみ◆新潟のあけぼの
【概要】新潟県内の弥生時代の数多くの遺跡で作られていたネックレス用の玉の生産について解説します。

 

11月27日(日)13:00~
三国研究員「中野豈任の「色部氏年中行事」研究」
【場所】新潟県のあゆみ◆中世の新潟
【概要】中野豈任による「色部氏年中行事」研究について紹介します。

 

 

―参加するお客様にお願い―

マスクの着用、手指の消毒をお願いします。

●咳・発熱などの症状がある方、体調に不安のある方、新型コロナウイルス感染者や感染の疑いが高い方々に濃厚接触のあった方はご来館をご遠慮くださいますようお願いいたします。

 

ヒスイ「県の石」指定記念 常設展ミニ展示(終了しました)

2022年11月02日

ヒスイが「県の石」に指定されることが決定しました。指定日は11月4日です。

ヒスイは、縄文時代から古墳時代に装飾品の主要な原料として全国の広い地域で用いられました。その産地は糸魚川に限定されていた可能性が高く、ヒスイはまさに縄文時代から続く「にいがたブランド」と言えます。
当館ではヒスイの「県の石」指定を記念して、県内出土のヒスイ製大珠(たいしゅ)7点を含む計20点を特別に展示します。大珠(たいしゅ)とは5センチ以上のペンダントのような飾りです。この機会にぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示期間:令和4年11月3日(木・祝)~令和5年2月5日(日)

 

時 間:9:30~17:00(観覧券の販売は16:30まで)

 

場 所:当館常設展示室内 「縄文文化を探る」のコーナー

 

休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/3)

 

観覧料:常設展観覧料(一般520円、高校・大学生200円、中学生以下無料)

 

展示資料(予定)
・縄文時代中期ヒスイ製大珠(春木山遺跡[村上市]、耳取遺跡[見附市]、長野遺跡[三条市]、南雲遺跡・寿久保遺跡[十日町市]、長岡市内出土大珠)
・経塚山遺跡出土ヒスイ製勾玉・管玉(弥生時代、三条市)
・ヒスイ原石(白、緑、ラベンダー、青、黒、フォッサマグナミュージアム) など

 

関連イベント(予定)

ヒスイの大珠を身につけた縄文人

●体験プログラム「まが玉を作ろう」

滑石(かっせき)を削ってまが玉を作ります。

 

令和4年12月25日(日)、令和5年1月8日(日)

13:30~16:00(受付は15:00まで)

常設展示室内体験コーナーにて、当日受付、体験無料(常設展観覧券が必要です)

 

●体験プログラム「ヒスイ色の飾り―縄文時代の大珠―を作ろう」

ヒスイってどんな色?オーブン粘土をまぜながらヒスイの色を再現し、縄文時代の大きな飾りである大珠(たいしゅ)を作ります。

 

令和5年1月22日(日)、1月29日(日)、2月5日(日)

13:30~15:30(受付は15:00まで)

常設展示室内体験コーナーにて、当日受付、体験無料(常設展観覧券が必要です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬季テーマ展示「大河津分水と信濃川の治水」(終了しました)

2022年10月23日

今から100年前の大正11(1922)年、大河津分水の通水が開始されました。長い間、信濃川の洪水に悩まされてきた信濃川中下流域の人びとにとって、信濃川の根本的な治水策である大河津分水の実現は江戸時代以来の悲願でした。しかし、地域間の対立や多額の経費が課題となり、実現には長い年月が必要でした。大河津分水は洪水を防ぐという地域の熱意だけでなく、近代国家日本の中での新潟県の位置づけの変化によって実現されました。また、大河津分水は当時アジア最大級の土木事業であり、土木技術史の中でも貴重を占めるものでもありました。

当展覧会では大河津分水実現の請願から、着工、工事の様子、完成、その成果について紹介します。

 

※大河津分水通水100周年 関屋分水通水50周年記念の6館リレー展の1つです。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 会 期  令和4年11月12日(土)~令和5年1月15日(日)

 

◆ 時 間  9:30~17:00(観覧券の販売は16:30まで)

 

◆ 場 所  新潟県立歴史博物館 企画展示室(新潟県長岡市関原町1-2247-2)

TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136

 

◆ 休館日  月曜日(ただし月曜が祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/3)

 

◆ 観覧料  常設展観覧料でご覧いただけます。
一般520円(410円)、高校・大学生200円(160円)、中学生以下無料 ※(  )は20名様以上の団体料金

 

大正十一年八月二十五日公試運転ニ於ケル鉄扉起状(笹川コレクション/当館蔵)

 

 

 

 

 

 

【関連講座】

「高橋竹之介の大河津分水構想」
日 時:令和4年11月26日(土)13:30~15:00
講 師:田邊 幹(当館研究員)
会 場:当館講堂

定 員:100名(聴講無料、要事前申込み)

TEL(0258)47-6130 FAX(0258)47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp

 

 

 

(信濃川分水工事 其十八)エキスカベーター組立内部ノ景(笹川コレクション/当館蔵)

〔信濃川分水工事〕動力ニテ開閉スル自在堰(笹川コレクション/当館蔵)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「6館リレー展」の詳細についてはこちら

 

 

【「大河津分水と信濃川の治水」展 関連書籍コーナー設置図書館】

冬季テーマ展示の開催にあわせ、県内の図書館様から関連書籍コーナーの設置にご協力をいただけることとなりました。このコーナー設置が皆様のお住まいの地域の図書館に足を運んでいただくきっかけとなれば幸いです。

また、お近くの図書館で関連図書に触れていただいた後は、ぜひ当館へもご来館ください。

 

「大河津分水と信濃川の治水」展  関連書籍コーナー設置図書館はこちら

 

古文書講座「越後文書宝翰集を読み解く 前編.後編」(終了しました)

2022年10月23日

講師 : 前嶋 敏(当館研究員)

『越後文書宝翰集』所収の中世文書を読みながら、当時の時代背景などを考えます。

 

◆期 日  前編:令和4年12月3日(土)、後編:令和4年12月10日(土)※全2回の講座です

 

◆時 間  13:30~15:00

 

◆会 場  新潟県立歴史博物館 研修室

 

◆料 金  無料

 

◆定 員  36名(要申込)

 

◆申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。

 

◆申し込み先
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1ー2247ー2

TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp

 

R4後期(10月~3月)講座一覧・申し込み書(PDF)はこちら