2023年01月31日
上杉景勝は戦国時代末期に越後・佐渡の統一を成し遂げた武将です。弘治元年(1555)に現在の南魚沼市に生まれ、のちに上杉謙信の養子となります。謙信が没したのち、同じく養子だった景虎との争いの末、後継の座につきました。天正14年(1586)には上洛して豊臣秀吉に臣従し、全国に名だたる大名へと成長しますが、関ヶ原合戦の結果として米沢へ移ります。
越後の戦国時代を語る上で、上杉景勝とその側近である直江兼続は欠かすことのできない存在といえます。2023年は景勝の没後400年にあたります。本展では景勝ゆかりの文化財から、あらためてその足跡を見直します。
◆ 会 期 令和5年7月15日(土)~8月27日(日)
※会期中展示替えがあります
◆ 時 間 9:30~17:00(観覧券の販売は16:30まで)
◆ 場 所 新潟県立歴史博物館 企画展示室(新潟県長岡市関原町1-2247-2)
TEL:0258-47-6130 FAX:0258-47-6136
◆ 休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日、8/14は開館)
◆ 観覧料 一般1,040円(840円)、高校・大学生600円(480円)、中学生以下無料
※( )は20名様以上の団体料金
◆関連イベント 無料、要申込
〇関連講座「上杉景勝ゆかりの伝来資料について」
日時:令和5年7月22日(土)13:30~15:00
講師:前嶋 敏(当館研究員)
〇記念講演会「豊臣期上方における上杉家の人々」
日時:令和5年8月20日(日)13:30~15:00
講師:片桐 昭彦 氏(新潟大学人文学部准教授)
〈重要文化財〉太刀 銘一(姫鶴一文字)米沢市上杉博物館蔵 7月15日~8月6日展示
御所参内・聚楽第行幸図屏風 左隻(個人蔵・上越市立歴史博物館寄託)8月8日~8月27日展示