2022年02月28日
―参加するお客様にお願い―
●マスクの着用、手指の消毒をお願いします。
●咳・発熱などの症状がある方、体調に不安のある方、新型コロナウイルス感染者や感染の疑いが高い方々に濃厚接触のあった方はご来館をご遠慮くださいますようお願いいたします。
●参加者の把握と記録のため、参加票記入にご協力をお願いします。参加票に記入し、当日の解説担当にお渡しください。ご記入いただいた情報は、博物館で保管し、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を目的とした保健所等公的機関への情報提供以外の利用はいたしません。
【3月常設展示ワンポイント解説予定】
スケジュールや内容の変更もありえますので、当日受付でご確認ください。
3月5日(土)13:00~
陳研究員「農耕絵巻」
【場所】米づくり◆協力と工夫の米づくり
【概要】農耕絵巻を通じて、越後の生業カレンダーを解説します。
3月6日(日)13:00~
浅井研究員「月潟の獅子について」
【場所】 新潟県のあゆみ◆近世・近現代の産物
【概要】「越後産物くらべ」に記載のある月潟の獅子について紹介します。
3月12日(土)13:00~
山本研究員「コスキ」
【場所】雪とくらし◆入口集合
【概要】コスキは何のため、どう使われたのでしょう?小学生の豊かな発想を紹介しながら、コスキというものを改めて見てみます。
3月13日(日)13:00~
橋詰研究員「縄文人の世界で春さがし」
【場所】縄文人の世界◆入口集合
【概要】縄文人の世界では、四季の移り変わりに寄り添った当時の暮らしを復元しています。春の場面で一足早い春をさがしてみましょう。
3月19日(土)13:00~
大楽研究員「米のとぎ汁」
【場所】米づくり◆協力と工夫の米づくり
【概要】米のとぎ汁は「白水」とも呼ばれ、料理にも使われます。米のとぎ汁の利用について解説します。
3月20日(日)13:00~
田邊研究員「大河津分水と桜」
【場所】新潟県のあゆみ◆近現代の新潟
【概要】現在、名所として知られている大河津分水の桜の成立について紹介します。
3月26日(土)13:00~
前嶋研究員「日蓮の書状」
【場所】新潟県のあゆみ◆中世の新潟
【概要】日蓮はその生涯で多くの書状を送っています。そのなかで、日蓮の佐渡での生活を支えた一人である阿仏坊尼に宛てた書状が伝わっています。日蓮と阿仏坊、阿仏坊尼の関係などを紹介します。
3月27日(日)13:00~
渡部研究員「一遍上人絵伝」
【場所】 新潟県のあゆみ◆中世の新潟
【概要】一遍上人絵伝を含む中世絵巻の概要について解説します。
2022年02月25日
現在、通常土日祝に開催していた「体験コーナー」はお休みしていますが、会場を変更し、会場内の人数を制限しながら「体験プログラム」を開催しています。
【まが玉を作ろう!】
滑石(かっせき)というやわらかい石をけずって、古代の人々が身に付けていた「まが玉」をつくる体験です。どなたでも参加できます。
※所要時間は40分~60分程度です。
期 日:令和4年3月6日(日).13日(日).20日(日).27日(日)
4月3日(日).10日(日).17日(日)
時 間:13:30~16:00(受付終了は15:00)
場 所:県立歴史博物館 研修室
定 員:会場内の人数は20名まで
(混雑時はお待ちいただく場合があります)
事前申込み:不要、当日受付
体験料:無料 ただし常設展観覧券のご提示が必要です。
―お客さまへお願い―
●事前申し込みは必要ありませんが、体験受付時に、参加される方のお名前と連絡先をご記入いただきます。
●開催日時や開催場所にご注意ください。
●マスクの着用、手指の消毒をお願いします。
●新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、変更または中止になる場合があります。
2022年02月12日
講師 : 渡部 浩二(当館研究員)
17世紀後期の村上藩主松平直矩の日記をもとに、直矩の鷹狩について解説します。また、鷹以外の動物に対する関心や当時の動物生息環境の一端を紹介します。
◆期 日 令和4年3月12日(土)
◆時 間 13:30~15:00
◆会 場 新潟県立歴史博物館 講堂
◆料 金 無料
◆定 員 45名(要申込)
◆申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。
◆申し込み先
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1ー2247ー2
TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp
2022年02月05日
新潟県の民俗と民具研究の先駆である山口賢俊氏は、昭和30年代の越後平野湿地地帯における米づくりと変化に注目し、その実態を忠実に記録し調査研究をしました。
今回は、特に当時の湿田の稲刈りからハザバまでの農作業を、山口賢俊氏による調査記録と撮影写真を通じて紹介しています。
湿田の稲刈り、稲束をまとめて浮かす、稲を畦に寄せる、舟で運ぶ、人力で担いで運ぶ、といったようにどれも稲運びが工夫されていて当時の湿田の稲刈りの在り方が具体的にわかります。
調査中の山口賢俊(大沼 淳撮影) 『すてきな布アンギン研究100年 展示解説図録』(新潟県立歴史博物館2017年)
山口賢俊 東京生まれ/明治36年(1903)~平成4年(1992)
昭和2年(1927)に東京帝国大学工学部を卒業。
昭和27年(1952)から新潟大学農学部で、総合農学として農作業における技術と民具の研究を行う。
新潟県内の民俗学研究に従事し、県民俗学会会長として、県内の学術研究に貢献。
『新潟県の民具』『新潟県の運搬具』『新潟県の民家』など多くの著作があります。
湛水田(水はけの悪い田)の稲刈り、束ねて投げて寄せます。
〔昭和30年(1955)9月撮影/新潟市東区河渡〕
新潟市北区郷土博物館所蔵
刈った稲を所々にまとめておく湛水田(水はけの悪い田)
〔昭和32年(1957)10月撮影/新潟市東区河渡〕
新潟市北区郷土博物館所蔵
稲をキッツォブネに積んで、牛にひかせます。
〔昭和33年(1958)9月撮影/新潟市東区河渡〕
新潟市北区郷土博物館所蔵
フナミチを通ってハザバに運びます。田植えの時に、ある場所だけ早稲を植えておき、それを刈ると自然にフナミチができるようにし、そのフナミチは他人の田も全部つながっているにようになっていました。
〔昭和30年(1955)9月/新潟市東区河渡〕
新潟市北区郷土博物館所蔵
牛を引かせてハザバまで稲を運びます。
〔昭和33年(1958)9月/新潟市東区新川〕
新潟市北区郷土博物館所蔵
参考文献
山口賢俊著 『新潟県の運搬具』 1997年 野島出版
山口賢俊著 『日本の民俗 新潟』 1982年 第一法規出版
2022年02月05日
新潟県立歴史博物館では、令和4年(2022年)9月26日(月)から10月6日(木)まで博物館実習を実施いたします。申し込みを希望される方は、以下の実施要項をご覧の上、受付期間中に所定の申込書をご提出ください。
◆実習期間 令和4年(2022 年)9月26日(月)~10月6日(木)
◆定員 15人
◆申し込み方法 当館が定めた様式に沿った申込書の提出によって受け付ける
◆受付期間 令和4年(2022年)1月17日(月)~3月5日(土)
◆その他 詳細は「令和4年度 新潟県立歴史博物館 博物館実習要項」をご覧ください
◆お問い合せ先 新潟県立歴史博物館 学芸課(担当 前嶋敏・三国信一)
TEL:0258-47-6134 FAX:0258-47-6136 E-mail:office@nbz.or.jp
令和4年度 新潟県立歴史博物館 博物館実習申込書(Word)
2022年02月01日
講師 : 大楽 和正(当館研究員)
令和元年度に制作した記録映像「佐渡の文弥人形」を鑑賞します。本映像は近松門左衛門作「源氏烏帽子折」の「卒塔婆引きの場(初段後半)」と「烏帽子折尽し(三段)」を字幕テロップ入りで収録しています。出演は、佐渡の真明座です。映像を観る前に、鑑賞のポイントや文弥人形の歴史について解説します。
◆期 日 令和4年3月5日(土)
◆時 間 13:30~15:00
◆会 場 新潟県立歴史博物館 研修室
◆料 金 無料
◆定 員 18名(要事前申込)
◆申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
講座名、お名前、住所、電話番号を明記してください。
◆申し込み先
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町1ー2247ー2
TEL:0258-47-6135 FAX:0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp
2022年02月01日
「守れ!文化財~モノとヒトに光を灯す~」事業(中核館=新潟県立歴史博物館)は、文化庁補助事業として平成31年度から開始し、現在3年目となりました。
発端は、日本初の特別支援学校である京都盲唖院資料が重要文化財に指定されたことです。また、新潟県には全国で3番目の盲学校である高田盲学校があり、その存在を改めて考える必要があるとの思いが募り、それとともに、全国各地に所在する同様な資料の未来を考え始めました。そしてさらにパラリンピックにも眼を向けました。その関連資料も、その存在をまず知ること、そして、その活用と保存への道のりを考える必要があります。
そこでまず、我々の活動を報告し、活動の中から見出された問題点などを抽出しながら、モノとヒトに光を灯すために何をなすべきかを考えます。
日時:令和4年2月27日(日)13:30~16:00
会場:新潟県立歴史博物館講堂
会場定員:49名(先着順)
※オンライン配信あり
オンライン定員:80名
→お申し込みは以下アドレスまで
office@nbz.or.jp
(件名に「シンポジウム参加申し込み」本文に氏名・電話番号記載)
内容(予定):
・京都盲唖院資料によるワークショップ(京都府立聾学校にて)
・義肢装具の歴史
・パラリンピックとその資料
・「障害」をめぐる展示について
備考:新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、オンライン開催のみとなる場合があります。その場合、HP等でお知らせします。