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9月常設展示ワンポイント解説予定

2017年08月30日

新潟県立歴史博物館では、毎週土日に研究員による常設展示ワンポイント解説を行っています。最新の研究成果から、わかりやすく面白い話題を提供します。

日時は、毎週土日、午後1時から始め、10分から30分程度行っています。

料金は、常設展観覧料(一般510円 高校生・大学生200円 中学生以下無料)が必要です。

このワンポイント解説を聴くと、常設展が何倍も面白くなります。ぜひこの週末、新潟県立歴史博物館までお越しください。
なお、常設展示がよくわかる「常設展示図録」も販売しております。

 

【9月常設展示ワンポイント解説予定】
9月 2日(土)13:00~「小さな弥生土器片が語るもの」(湯本研究員)
 昨年11月、上越市の釜蓋遺跡で魚類が描かれたと思われる弥生土器片が発見されました。
 今回は、小さな土器片から、弥生時代の同遺跡のヒトの流れ・モノの流れについて考えます。
  
9月 3日(日)13:00~「お盆の供物と精霊」(三国研究員)
 お盆の供物と精霊(しょうりょう)の関係について考えます。
  
9月 9日(土)13:00~「一本橇の謎」(陳研究員)
 一本橇の構造と特徴などを解説しながら、その工夫について考えます。
  
9月10日(日)13:00~「縄文時代の料理法」(西田研究員)
 縄文時代には食べ物はどんな方法で料理されていたのでしょう。
 残されている道具や施設から考えます。
  
9月16日(土)13:00~「藤田亮策と博物館」(山本研究員) 
 見附出身の考古学者・藤田亮策は、朝鮮総督府博物館に勤めた経験を持ちます。
 藤田と博物館との関わりについて解説します。
  
9月17日(日)13:00~「佐渡金銀山の排水坑道」(渡部研究員)
 佐渡金銀山で地下にたまった湧き水を排水するために開削した大規模な坑道について解説します。
  
9月23日(土)13:00~「越後の放射能泉」(浅井研究員)
 新潟には古くから親しまれている放射能泉があります。放射能泉とは何かについて解説します。
  
9月24日(日)13:00~「竪穴住居」(宮尾研究員)
 竪穴住居は縄文時代の平均寿命に近い耐用年数のある恒久的施設と考えられます。
 竪穴住居を入口に縄文人の世界を考えます。                 
  
9月30日(土)13:00~「ハザ干しと地干し」(大楽研究員)
 二つの稲の乾燥法はどのように行われていたのでしょうか。農書や民俗事例から考えます。
  
10月1日(日)13:00~「戊辰戦争と庶民の戦争参加」(田邊研究員)
 戊辰戦争における庶民のさまざまな形の戦争参加について解説します。