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企画展示

国立民族学博物館巡回展「岩に刻まれた古代美術-アムール河の少数民族の聖地シカチ・アリャン-」(終了しました)

2015年07月31日

開催期間 : 2015年9月19日(土)~10月25日(日)

シカチ・アリャンは、ロシア連邦ハバロフスク市近郊アムール河河畔の村で、少数民族ナナイの人びとがサケ漁などを営んでいます。
シカチ・アリャンには、岩に刻まれた古代美術「岩面画」が多く残されていて、日本人類学の黎明期にアジアをひろく調査した鳥居龍蔵はじめ、世界中の考古学者・人類学者から注目されています。
シカチ・アリャンの岩面画は、旧石器時代から新石器時代まで続いた集落ガーシャ遺跡の近くにあり、遺跡を残した人びとが岩面画を刻んだとも考えられています。ガーシャ遺跡では、一万年以上前の年代を推定される世界最古級の土器が発見されていて、新潟県十日町市壬(じん)遺跡などの縄文時代草創期土器との類似性が注意されています。
この国立民族学博物館巡回展は、シカチ・アリャンの岩面画を拓本と写真を使って紹介するとともに、少数民族ナナイの人びとが岩面画と自分たちの文化をどのように結びつけてきたのか、シカチ・アリャンの伝承と民族資料を通して考えます。
      ※画像の無断転載および二次使用は禁止します
         
◆会期  平成27年9月19日(土)~10月25日(日)
◆時間  9:30~17:00 (観覧券の販売は16:30まで)
◆会場  新潟県立歴史博物館 企画展示室
◆休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
◆料金

分類料金団体料金(団体は20名以上)
一般610円480円
高校生・大学生400円320円
小学生・中学生無料無料
 ※お得な割引情報
◆関連イベント
 ・講座「シカチ・アリャンの岩面画をみる」(終了しました)
   日時:9月26日(土)13:30~15:00 会場:当館研修室
   講師:宮尾 亨(当館研究員)
 ・講演会「アムール河の古代遺跡と先住民族の神話・世界観」(終了しました)
   日時:10月4日(日)13:30~15:00 会場:当館講堂
   講師:佐々木史郎 氏(国立民族学博物館先端人類科学研究部教授)
◆体験イベント
 ・まが玉を作ろう!
   期間:9月19日(土)~10月25日(日)の土日・祝日 13:30~16:00(受付15:30まで)
   会場:常設展示室内「体験コーナー」(無料 申し込み不要)
◆その他
 ・企画展関連商品
   館内ショップにて販売中
 ・レストラン特別メニュー