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常設展示

新潟県のあゆみ

近世・近現代の人物

江戸時代の越後を代表する人物・良寛、越後の雪を全国に紹介したベストセラー作家・鈴木牧之をはじめ、「えっ!新潟県出身の人物にこんな人もいたの!」と驚くような人物とその業績を紹介します。

「良寛像」アラカルト

「背は高くて大きくて、やせてすらりとし、鼻は高く眼は鳳凰に似て切れ長」と記録に残る良寛(りょうかん)の風貌。人々の心をひきつける良寛には、数々の肖像画が伝わっています。


「良寛像」アラカルト良寛・鈴木牧之
活躍した人物達


「越後古志郡二十村闘牛之図」(複製:実物は長岡市立中央図書館所蔵)

1820(文政3)年3月25日、鈴木牧之が滝沢馬琴の依頼で古志郡二十村(長岡市[旧山古志村]虫亀)で行なわれていた闘牛の取材に出かけた際に描いたと考えられる絵図で、実に写実的に闘牛の様子を描いています。茶屋などの出店があり、多くの群衆が見物している様子、また、勢子が牛を囲んではやし立てる様子などは、現在の闘牛の風景さながらです。滝沢馬琴『南総里見八犬伝』にある闘牛の挿絵は、本図をもとにしています。


「越後古志郡二十村闘牛之図」