トップページ>出版案内>越後文書宝翰集 築地氏文書
出版案内
その他
越後文書宝翰集 築地氏文書
『越後文書宝翰集』(国指定重要文化財 当館蔵)は総数727点の中世文書群で、文書のすべてが巻子に表装されており、全体で44巻となっています。本書で紹介する文書はこのうちの築地氏文書全3巻(46通)です。
築地氏は三浦和田氏惣領家中条氏の庶子家で、本文書群には中条藤資からの版物なども含まれており、戦国期の惣領家と庶子家の関係(およびその変容)を知ることができます。築地氏文書は『新潟県史』に掲載されていますが、本書では本文書群の紹介にあたっておこなった原本調査により、『新潟県史』の文書英や読みを検討し直して掲載しています。
発行:2023年3月
定価:1,000円