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常設展示

雪とくらし

克雪から利雪、そして親雪

新潟県は、全国屈指の豪雪県で、しかも世界的な積雪地帯に立地します。

豪雪に苦しみながらも雪国として当然のことと対処し、ある時はこの雪を利用して雪国特有の生活文化を醸し出してきました。しかし、近年少しずつ変化しながら、かつての伝統的な雪国の生活文化は消え去ろうとしています。雪は、日常生活や経済活動に大きな影響を及ぼすばかりではなく、水資源や観光資源などとしても自然環境や産業などに大きな恵みをもたらします。雪国の活性化と個性化を図るため、雪の冷熱エネルギーを利用した技術は、農業技術を始めさまざまな分野で開発が進み、その実用化も図られてきています。また、雪そのものを資源と捉え、雪の特性や潜在的エネルギーに着目し、これを日常生活や産業活動に活用しようという利雪・親雪対策が実施、研究または構想されています。


克雪から利雪、そして親雪 正面克雪から利雪、そして親雪 ソリ